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ゴーカイジャー #24 [特撮]

まさかのジェラシット再登場の浦沢ワールド全開の物語でした。が、今回の方がより「カーレンジャー」の物語に近いシュールなものでしたね。(こういう時にパチモン・カーレンジャーを出さないのが残念なところでした。)

唐突に、「外食」から始まって「たこ焼き」という所に持っていくのもそうだが、ジェラシットがゴミ捨て場に粗大ゴミとして捨てられている、更にそれを見たおばちゃんが全く驚かずに「生ゴミ」と言い切ってしまうところなど、浦沢ワールド全開で、これは「戦隊」ではなくて「不思議コメディ」の世界でもある。

更に、浦沢ワールドは続いて、ただ食いからペットになれ、というのも不思議コメディの感覚である。そしてザンギャックのビラまき作戦もそれと同一線上にあるもので、今回は「戦隊」ではなくて「不思議コメディ」が乗っ取った感じでした。

バカ殿下のキャラも十二分に生きていて、プレゼンを聞いていて寝てしまうという上手さや、インサーンもジェラシットは見たくないという所も、前の物語を活かしていて、ザンギャックのユルユルという感じもどことなくボーゾックを思い出させる雰囲気で良かったですね。

今回のパチモン戦隊の「メガレンジャー」は黒と緑という配色以外は違和感が無いのだが、相手が相手であっただけに、メガレンにしなくてもと感じました。そして最悪だったのが「パチモン・ハリケンジャー」でした。目も覆いたくなるほどビジュアル的には悲惨でした。(黄と追加・青の性転換が余りにも細くて、息を吹いたら飛んでいってしまいそうな雰囲気でした。)次回にオリキャスでハリケンジャーが登場するだけに、今回登場させる必要性を全く感じさせなかっただけに、「パチモン」ということを強く印象づけるだけでした。また、もう一つのパチモンだったタイムレンジャーは、ハリケンが余りにも悲惨だったことで、酷さすら感じられず、キャラの無駄遣いにしか感じられませんでした。

今回は、余りにもシュールな物語であったこともあって、海賊6人組自体が物語から浮いてしまい、「戦隊」らしくない世界観で、「浦沢戦隊」と言うのが正解だった物語でした。(敵の巨大化以降は教科書通りの見せるものを並べていただけというのも浦沢戦隊らしいものでしたし...)

まあ、次がハリケンジャーのオリキャスを、しかも3人とも登場ということで、「夏祭」ということになるだけに、今回が変化球でいつもと違った物語にするという構成は分からないでもないが、余りにも変化球すぎましたね。

尚、次回予告のパチモン戦隊としては、3人戦隊(スタート時3人を含む)繋がりになっていたが、そう言うところは上手く構成しているだけに、今回の物語も変化球ということならばいいんじゃないかと...

 

↓今回はこういう物語の方が近かったですね。

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