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「快傑黒頭巾」(その6) [映画(邦画)]

今回は、シリーズ全9作の中で、最後の白黒作品となった1956年のシリーズ第6作についてです。(第7作から最終作はカラー作品です。)この作品は1956年10月に劇場公開されている。

シリーズ第6作御存じ快傑黒頭巾 神出鬼没
作品データを記しておくと、1956年の東映京都の作品で、83分の白黒作品である。原作は高垣眸、監督は深田金之助、脚本は小川正、撮影は坪井誠、美術は川島泰三、音楽は小沢秀夫である。そして出演は、大友柳太朗、永田靖、加賀邦男、時田一男、山手弘、円山栄子、鳳衣子、三笠博子、長谷川裕見子、堺駿二、大邦一公、美山れい子、高松錦之助、間辰太郎、小田部通麿、香川良介、清川荘司、荒木忍、大丸巖、仁礼功太郎、伊東亮英、大文字秀介、岸田一夫、中野文男、富久井一朗、木南研二、星聖一、熊谷武、五条恵子、藤原勝、人見寛、原京市、河村満和、国一太郎、たちである。

幕末の万延元年(1960年)、幕府はプロシャと修好通商条約を結び、その使節から最新鋭の兵器である火焔砲を手に入れた。そして、その公開試射が行われた時に、黒頭巾がそれを破壊し、去っていった。ということで、幕府はもう一門、火焔砲を得るために、発明者の遺児であるミス・ゲルダ交渉する。で、ゲルダは交換条件として、父の遺品である「竜之壷」を要求した。で、ゲルダは新たに開港された新潟に向かった。ということで、幕府は竜之壷を探すことになる。その壷は、ゲルダの父と親交あった化学者・山鹿士行が持っていた。彼は尾友を連れて新潟に向かうが、幕府と討幕派とが入り乱れて壷を狙う争奪戦へとなる。黒頭巾は山鹿を助けるが、幕府勢も簡単には諦めず、山鹿は捕らえられ、東六が壷を持って脱出する。で、壷の争奪戦が繰り広げられるが、黒頭巾は実は山鹿士行の息子の弦一郎だったということから、救出劇から親子対面となる。で、最終的に、黒頭巾の活躍で敵の一味を倒し、ゲルダも鉄砲隊の銃撃を受けて死亡した...

娯楽作品ということでの展開はなかなか面白く、黒頭巾の早変わりがたっぷり見られる。ということで、娯楽作品らしい展開とお楽しみを楽しめる作品である。(ちょっと都合が良すぎるように物語が進んで行くところがあるが、娯楽作品だったらそれもまあ宜しいかと...)

 

↓ビデオはこちら

御存じ 快傑黒頭巾~神出鬼没~ [VHS]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: VHS

 

 

↓ネット配信されています。


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