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ケータイ刑事銭形零21話(2nd.8話)[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

銭形零」の第21話(2nd.8話)「基本的にアレな訳なんだけど ~銭形零の悪夢」の「裏ネタ編」の6回目の増補となる今回は、柴田家の人口問題に関する事柄から、「地球の人口」についてと、名前が出てきた外国の地名である「コロラド」について、「ベオグラード」について、「バンコク」について、「ロシア」について記します。尚、「地球の人口」は「・21話(2nd.8話)[裏ネタ編]」で、「バンコク」は「・18話[裏ネタ編]PART 3」で、「ロシア」は「・13話[裏ネタ編]PART 10」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/4/17付です。)

地球の人口」:「人口」とは、ある地域に住む人間の数のことである。現時点では地球から外宇宙に移住したと人はいないため、地球人類の総数と一致していることになる。しかし、地球上に何人の人間が存在しているのか、その正確な数を把握するのは不可能である。(随時、世界の何処かで新たな人間が誕生し、また亡くなっているので、常に変化している。現在は出生数が死亡者数よりも多いので、増加している。(出生数が死亡者数を下回れば、人口減少ということになる。))よって、「人口」はあくまでも推計値ということになる。(国勢調査によって、地球全体ではなく、ある限られた範囲(=国、都道府県、市町村などの単位において)に於いて、ある時点での数値は正確に出るが、結果が出た時には既に過去の数字でしかないのは言うまでもない。)

2010年の地球の人口の推計値は約69億人であり、2011年の間にも70億人を突破するものと考えられている。(5年ほど前は、70億人突破は2012年になってからと考えられていた。)最近は、1年間で9000万人前後の増加というペースで増えている。尚、9000万人という数字は、フィリピン(約9200万人、人口第12位)、ベトナム(約9000万人、人口第13位)、エジプト(約8300万人、人口第14位)という数字に匹敵する数字である。(ちなみに、上位11位までの国(上位から順に中国、インド、アメリカ、インドネシア、ブラジル、パキスタン、ロシア、バングラディシュ、ナイジェリア、日本、メキシコ)は1億人以上である。但し、フィリピンとベトナムは2010年代後半にも、ベトナムも10~15年以内に1億人を超えると推定されている。)

推定値ということになるが、紀元前500年頃の世界人口はおよそ1億人、紀元元年(西暦1年)の世界人口はおよそ3億人だったと考えられている。その語は微増という傾向であったものの、西暦1000年でも3億1000万人程度で殆ど増えていなかったと考えられている。以後は徐々に増加率が伸び始めて、西暦1500年に5億人、1750年過ぎに8億人、1802年に10億人を越えたとされている。それ以後、19世紀は右肩上がりで増えていき、1850年には約12.5億人、1880年には14億人、1890年に15億人、1900年には16.5億人と考えられている。

20世紀は人口が爆発的に増えた世紀とされているが、前半は「爆発的」とまでは言えず、18世紀後半と同じぐらいのペースで増えていき、1927年に20億を突破、1950年には25億人だった。それ以後、人口増加率が上昇して、1961年に30億人を突破、1971年に40億人を突破、1987年に50億人を突破、1999年に60億人を突破した。尚、1987/7/11に50億人を突破したとされていることから、1989年に国連が7/11を「世界人口デー」と定めている。

以後、予想値としては、2011年末には70億人を突破し、2025年頃に80億人を突破、2040年代後半に90億人を突破すると考えられている。(以後は、増加率が鈍っていき、20世紀末に100億人を突破すると考えられている。)

また、有史以来、これまでに存在した人間の総数は、350億人程度と考えられている。則ち、人間として生まれた人の約20%が現在生存しているとされている。この物語では柴田一族の数がが「485億6341万3千…」という数字も出てきているが、柴田一族の4割程度は地球人類ではない別の動物と言うことになります。

また、現在、世界には200強という国があって、70億人弱という人口がある。ということは、単純平均すめと1ヶ国当たりの人口は約3400万人ということになる。(バチカン市国のように人口約1000人という小国もありますけど...)で、3400万人の人口となると、人口が35位のカナダの人口とほぼ同じと言うことになる。則ち、人口は一部の国に偏っているということでもある。(アジアだけで世界の60%、中国とインドはそれぞれ世界の20%弱という人口がいる。)

コロラド」:英語表記は「Colorado」。アメリカ合衆国の50の州の一つであるコロラド州のことである。地理的な位置はアメリカ中西部に位置していて、ロッキー山脈が貫いている高地、山岳地帯でもある。尚、州の形は4本の直線に囲まれた台形であるが、これは北緯37度と41度、西経102度と109度という緯線と経線を州の境界にしているためである。→コロラド州の南西端である北緯37度西経109度(3分)の地点は、アリゾナ州、ニューメキシコ州、ユタ州、コロラド州の4つの州が1点で接するという珍しい場所になっている。(カナダにもサスカチュワン州、マニトバ州、ノースウエスト準州、ヌナブト準州が1点で接している場所がある。尚、サスカチュワン州も世界地図で見ると4本の直線に囲まれた台形のように見える。しかし、3方は直線であるのだが、マニトバ州との境(東側の州境)は階段状になっているため、台形ではない。)

面積は27万平方キロ弱、人口は約500万人、州都はデンバーである。(人口の半分以上がデンバーの都市圏に住んでいる。)尚、コロラド州は1876年に38番目の州としてアメリカ合衆国に加入している。(それ以前はコロラド自治領であって、準州というポジションであった。)

ベオグラード」:英語では「Beograd」、「ベルグラード」と表記されることもある。現在はセルビア共和国の首都となっているが、それ以前のセルビア・モンテネグロ、ユーゴスラビア連邦共和国、ユーゴスラビア社会主義連邦共和国、ユーゴスラビア王国の時代も国の最大都市であり、首都であった。地理的にはサヴァ川とドナウ川の合流点に位置していて、ドナウ川流域にある都市の中では、ウィーン、ブダベストと並ぶ大都市である。(人口は約170万人である。)

セルビアの経済、政治の中心都市であり、また、機械、自動車、航空機、食品、製薬、皮革工業などが行われている工業都市でもある。

ヨーロッパの中でも最も歴史のある都市の一つであって、紀元前6000年代まで遡る歴史がある。(世界最古の都市の一つである。)この地はヨーロッパ最大の前史文明であるヴィンチャ文化の発祥の地である。集落だったのがローマ帝国の時代に都市になっており、戦略上の重要拠点として、何度も戦いが行われ、支配する民族の交代が行われている。(そのため、歴史的に古いものは破壊されていて、意外と残っていないのも事実である。)

バンコク」:英語表記は「Bangkok」、漢字表記では「曼谷」と「盤谷」の2通りのものがある。(中国では「曼谷」と言う。)また、カタカナ表記をする際「バンコック」または「バンコーク」とされる場合もある。東南アジアの国・タイ王国の首都であり、タイの経済の中心地である。(但し、現在は「市」ではなくて首都府となっている。→東京23区も「市」ではなく特別区となっているが、それと同様と思えばよい。)また、東南アジア(特に通貨「バーツ」によるバーツ経済圏)の中心地でもある。

尚、公式の都市名としては「クルンテープ(Krung Thep)」ということになっているが、儀式の際に使われる正式名称はとても長く、「クルンテープマハーナコーン ボーウォーンラッタナコーシン マヒンタラーユッタヤーマハーディロック ポップノッパラット ラーチャターニーブリーロム ウドムラーチャニウェート マハーサターン アモーンピマーン アワターンサティット サッカタッティヤウィッサヌカムプラシット」と言う。(流石の柴田太郎さんも、これは言えないでしょうね。→と言っても一般には「バンコク」で通じますけど...)

人口は約900万人で、タイ王国の全人口の15%が住んでいる。現在は50の区(ケート)が設けられている。地理的にはメナム川(チャオプラヤー川)の東岸に位置している。米やチーク材の輸出港でもあって、タイ工業の中心地であり、観光資源も豊富な国際観光都市でもある。外国企業の進出も多く、東南アジアを代表する国際都市としても知られている。(アジア太平洋経済社会委員会の本部があることで、東南アジアの経済的な中心都市になっている。)

歴史は、1782年にラーマ1世がタークシンを処刑して、それまでのトンブリーからチャオプラヤー川の対岸(東側)に首都を移したことから始まる。ラッタナーコーシン島を中心にして発展していき、市街地は次第に東側へと広がっていくことになる。現在は旧市街と近代的な新市街とが入り組んでいる大都市になっている。また、1960年代以降は外国企業の進出も盛んで、高層ビルなどの副都心が作られるようになった。その一方で、人口集中による交通渋滞や住宅地、スラム街の問題も抱えるようになっている。特に、交通渋滞は世界的にも有名であり、21世紀になってからは鉄道網(地下鉄など)の公共交通機関が開業し、発展を続けている。

ロシア」:正式国名は「ロシア連邦」である。漢字では「露西亜」と表記し、略する場合は「露」と記す。東ヨーロッパから極東までの広大な国土を有する連邦国家である。(21の共和国、1つの自治州、10の自治管区から成っている。)尚、ソビエト連邦時代はその中心となる国であった。

面積は約1700万平方キロで、世界一面積の広い国である。尚、シベリアのイメージから全体的に寒冷地というイメージがあるが、これだけ広い国であるため、寒帯だけでなく、温帯や砂漠地帯もある。(流石に熱帯に属する所は無いですが...)また、人口は約1.4億人であって、世界では第9位である。(日本よりも1割強多い。)また、首都はモスクワ、公用語はロシア語である。

歴史は古く、9世紀の中頃に建国されたノヴゴロド国が元になっていて、それがキエフ公国に発展し、ロシアの中心国となった。13世紀にはモンゴル人が打ち立てたキプチャク・ハン国の支配下に入るが、15世紀にその支配から脱出し、モスクワ大公が専制君主制を確立させる。これが1613年に成立するロマノフ王朝の元になり、帝政ロシアとなって国力を伸ばし、領土を拡大していくことになる。しかし、19世紀中盤のクリミア戦争の敗北によって近代化を進めていくようになる。20世紀初頭の日露戦争の敗北によって帝国は力を失い、第一次大戦でも敗北を重ねていくと、1917年にロシア革命が起こり、社会主義政権であるソ連が成立する。ロシアはソ連の中心として20世紀では大きな力を持っていたが、1991年にソ連が崩壊するとロシア連邦が成立し、ソ連に決別して1991年末に完全に独立をした。但し、国際的には、ソ連が有していた国際的な権利や国際法上の関係を基本的に継承している。(そりため、国連の常任理事国でもある。)

21世紀になると経済の発展によって国際的な地位を大きく向上させて、ソ連時代のように世界の大国の一つに返り咲いている。但し、社会の体制は「脱共産化」を進めている。

尚、21の共和国があるが、その一部では独立の動きを見せていて、それを防ぐための軍事的な衝突も起こっていることでも知られている。(特に、ロシア南西部の北カフカース連邦管区に属する国では独立運動が盛んで、武力衝突も起こっている。)

 

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