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ケータイ刑事銭形海2話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形海」の第2話「波間の焼死体! ~海のレストラン殺人事件」の裏ネタ編・増補の3回目となる今回は、この物語で何度か名前が出てきた「かき氷」について、そして高村さんがちゃんはこれと決めつけた「宇治金時」について、高村さんのものとして名前が出てきた「メロンミルク」について、「ブルーハワイ」について、「レモン&ミルク」について記します。尚、「かき氷」と「宇治金時」は「・2話[裏ネタ編]」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/4/13付です。

かき氷」:漢字では「欠氷」と記す。氷を削って雪状にしたり、砕いて細かくしたものに、シロップなどをかけた氷菓子のことである。(言葉で説明すると、随分と大袈裟なものになりますけど...)夏を代表するお菓子の一つである。(そのため「かき氷」は夏の季語にもなっている。)

尚、シロップの多くは果物の名前がついているものが多いが、その果物の果汁を使ったシロップもあるものの、果汁の割合は低く、無果汁というものが一般的である。つまり、シロップは果物の風味を意識したものということになる。

歴史は古く、平安時代の清少納言の「枕草子」に出ており、古くから存在していたことが分かる。但し、当時は冷凍技術が無かったため、冬の間に出来た天然の氷を使って作っていたため、とても貴重なものであり、かつ、超贅沢品であって、身分の高い者しか食べられないというものであったのは言うまでもない。

昔は「氷」が簡単に得られないと言うこともあって、夏のお菓子の中でも贅沢品であったが、昭和の時代になってから簡単に氷が得られるようになり、一般的に広く広がることになり、現在では夏の菓子としては代表的なものになっている。

代表的なシロップとしては、赤色の「いちご」、緑の「メロン」、黄色の「レモン」、青色の「ブルーハワイ」(ブルー・キュラソーやパイナップル、レモンなどのミックス)、白色の「練乳」や「カルピス」などがある。当然、それ以外のものもあり得る。(同じ色でも違ったものもありますし、更に違う色のものもある。)最近では、珈琲(茶色/珈琲色)などもかき氷では珍しくない。また、1つだけでなく複数の異なるシロップをかけた「レインボー」と呼ばれるものもある。

氷自体は透明であるが、削ったことで白い色になっているため、シロップはカラフルな色の者が一般的になっている。そのため、シロップは原色系の派手な色をしたものが中心であって、一時期は合成着色料の固まりと言われて問題になったこともあった。そう言うこともあって、単に冷たい氷菓子ととうだけでなく、色の方も楽しむことが出来るお菓子でもある。

「かき氷」以外にもいくつかの呼び方があって、「夏氷(なつごおり)」と言うことから、この語呂をとって7/25が「夏氷の日」となっている。それ以外の言い方としては「氷菓子」「ぶっかきごおり」「みぞれ」「氷水(こおりみず)」「かちわり氷」などがある。また、シロップの味によって「○○氷」という言い方もある。

英語では「Chipped Ice」、ドイツ語では「Angeschlagenes Eis」、フランス語では「Glace Ébréchée」、イタリア語では「Ghiaccio Tagliato」、スペイン語では「Hielo Cortado」、ポルトガル語では「Gelo Lascado」、と言うが、最近では日本語をローマ字にした「Kakigori」または「Kakigohri」と言われるようになっている。また、中国語では「刨冰」と言う。

宇治金時」:かき氷の一つで、シロップとして、抹茶に砂糖と水を加えたものを使ったものである。(抹茶の味がするが、砂糖が入っているので、普通の抹茶のように苦いと言うことはない。)また、他の各種味のかき氷と違った特徴としては、氷の脇に砂糖で煮た小豆を添えているのが一般的になっていることである。これによって、氷の「白」抹茶の「緑」、小豆の「小豆色」の3色のコントラストが綺麗である。(普通のかき氷は、削った氷にシロップを掛けるだけで、添え物は無いのが普通である。)

尚、名称の「宇治金時」の「宇治」は銘茶として知られている宇治茶のことを指していて、これが「抹茶」の意味である。一方、「金時」は、劇中では高村さんが「「金時」はサツマイモの種類」と言っていたが、それではなく、「小豆」のことを指している。また、小豆で作った餡という意味もある。(インゲン豆にも「金時」という種類があって、それを使った餡を指す場合もある。)そのため、「かき氷」の「宇治金時」は名前の時点で、氷にシロップを掛けた者ではなく、それに添え物があるということになる。→単に抹茶のシロップを掛けたものは「宇治金時」ではなく「抹茶氷」と言うのが一般的である。

英語をはじめ、殆どの言語で、日本語をローマ字にした「Uji-Kintoki」と言う。また、中国語では「宇治銭時」または「宇治大粒紅小豆」と言う。

メロンミルク」:緑色でメロン味のシロップである「メロン」と、牛乳をシロップとして掛けたかき氷のことである。かき氷の中では「メロン」は代表的な味の一つであるが、1つのシロップではなく、複数のシロップを掛けるということもよく行われている。そして、2つのシロップを掛ける場合、1つが牛乳(ミルク)というのはよくあることである。(牛乳単独ということは少なく、牛乳は他のシロップと共に掛ける場合、2つ目のシロップとして使われるのが一般的である。)

尚、果物のメロンと牛乳とは、一緒に食べると言うことは殆ど無いが、かき氷となった場合ではミルクがマイルドな味わいにするだけに、一般的によくある組合せとなっている。

ブルーハワイ」:カクテルの「ブルー・ハワイ」を連想させた青色のシロップを使ったかき氷である。(カクテルは「ブルー・ハワイ」と表記するのが一般的であるが、かき氷は「ブルーハワイ」と表記するのが一般的になっている。)また、かき氷は氷にシロップを掛けただけというものが多いが、このかき氷は添え物としてトロピカル・フルーツが添えられることも多い。(そう者があるということでは「宇治金時」が有名であるが、それに次ぐものでもある。)

尚、カクテルである「ブルー・ハワイ」は、ホワイトラムをベースにして、ブルー・キュラソー、パイナップル・ジュース、レモン・ジュースを加えたものであるが、かき氷の「ブルーハワイ」はそれをシロップに使ったものではない。あくまでも見た目の色がカクテルの「ブルー・ハワイ」に似ているということ、またはハワイの青い海をイメージすることから「ブルーハワイ」という名前がついたものである。(そのため「ハワイアンブルー」と呼ばれることもある。)

味は、レモンやオレンジの風味がするものが多く、また、「青い氷」ということから「ソーダ」のイメージがあることから、ソーダ風味の味というものも多くある。→一つの味ではないということで、かき氷は見た目のイメージが重要になっているということを語っているが、「ブルーハワイ」はその代表的なものと言うことになる。

英語では「Blue Hawaii」と言うが、カクテルの「ブルー・ハワイ」も同じ言い方となるため、英語では区別がつかなくなってしまう。が、かき氷はノンアルコールであるため、味が違うというのは常識になっている。

レモン&ミルク」:文字通り、レモンのシロップとミルク(牛乳)を掛けたかき氷である。前述の「メロンミルク」と同様に複数のシロップを掛けたかき氷であるが、レモンと牛乳は混ぜるとヨーグルト状の酔うに(柔らかく)固まるが、それに蜂蜜を加えたものは健康飲料として良く飲まれているものである。このかき氷はその味をイメージしたものであって、普通に組合せされて飲まれている味をかき氷で再現したものということで、「メロンミルク」とは違った意味での複数のシロップを掛けたかき氷と言うことになる。

また、このバリュエーションとしては、「レモン&ミルク」と同様に、果物と牛乳という組合せで一般的によくある組合せを元にしたかき氷としては「イチゴ&ミルク」(「ミルク&イチゴ」と言う場合もある。)がある。

 

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