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ケータイ刑事銭形海2話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

銭形海」の第2話「波間の焼死体! ~海のレストラン殺人事件」の裏ネタ編・増補の4回目となる今回は、事件が起こったレストランのが出てきたことから、「休憩室」について、「更衣室」について、「厨房」について、ここが事件に関係していたことから「業務用フリーザー」について、そしてこれがないことが事件を解くヒントになったことから「」について記します。尚、「厨房」は「・6話[裏ネタ編]PART 3」で、「氷」は「・19話(2nd.6話)[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/4/13付です。

休憩室」:仕事や運動を一時的に止めて少しの時間だけ休むことを「休憩」と言うが、そのために用意された部屋のことである。(「休息」はある程度の長時間休むことを言い、短時間の休みは「休憩」という。特に何分以上で区別するのかという明確な基準は無いが、30分以内の休みであれば「休憩」と言い、1時間を超える場合は「休息」と言うのが一般的である。(その間の時間のものは「休憩」と言う場合もあれば「休息」と言う場合の両方がある。))

休憩室は、長時間いるような場所ではないので、椅子とテーブルなどが置いてある程度で、特にこれというような設備は用意されていないのが普通である。(工場の休憩室であれば、飲料の自販機などがあることもありますが...)また、以前は喫煙できるように灰皿が用意されていたが、近年では分煙が当たり前になっているため、休憩室は禁煙が当たり前になっていて、喫煙所は別に設けられているのが一般的である。しかし、この物語のような従業員が数人程度という規模の店舗では、そこまで用意されているとは限らない。

英語では「Rest Room」、ドイツ語では「Toilette」、フランス語では「Toilettes」、イタリア語では「Stanza di Resto」、スペイン語では「Baño」、ポルトガル語では「Sanitário Público」、中国語では「休息室」と言う。

更衣室」:衣服を着替えるための部屋のことである。会社やスポーツ施設では、この場所で制服やユニフォームに着替えて仕事や運動の準備を行うことになる。また、着替えた衣服を保管したり、荷物を置いておくために、ロッカーが設置されているため、「ロッカールーム」と言うこともある。

尚、更衣室は「服を着替える」というための場所であるため、風呂や温泉などの衣服を脱ぐための部屋は「脱衣所」と言って「更衣室」とは区別されている。(家庭の風呂にあるのも「脱衣所」ということになる。)

英語では「Changing Room」または「Locker Room」、ドイツ語では「Umkleidekabine」、フランス語では「Pièce d'armoire」、イタリア語では「Stanza di Armadietto」、スペイン語では「Vestuario」、ポルトガル語では「Locker se Alojam」、中国語では「更衣室」と言う。

厨房」:料理を行う場所のことを指して言う。古語では「厨(くりや)」と言い、(家庭の)台所、大所帯の食事を作る場所を指していた。また、以前は「台所を預かる人」、「料理人」のことも指していた言葉であるが、現在ではこの中から「料理を作る場所」という意味だけになり、更に、家庭の台所のことは「台所」または「キッチン」と呼んで、「厨房」とは言わないようになっている。

一般に「厨房」と言うと、外食産業(レストラン、喫茶店、食堂、ファーストフード店など)や総菜、弁当などの食品製造業における調理施設のある場所(=調理場)、更に、直接的には外食産業ではないものの、工場、病院、ホテル、旅館などの調理施設のある場所のことを指して言う。しかし、飛行機、船、鉄道(食堂車)、自動車(大型バスやキャンピングカー)などの乗物に設けられる調理場に関しては「ギャレー」と呼ぶのが一般的で、これらも「厨房」とは言わないのが普通である。

英語では「厨房」も「台所」も「Kitchen」と言う。また「Kitchen」には食堂兼用の台所(日本語で言うと「ダイニング・キッチン」(これは和製英語であって、英語では「Eat-in Kitchen」若しくは単に「Kitchen」という。))も含めて言う場合もある。また、ドイツ語では「Küche」、フランス語では「Cuisine」、イタリア語では「Cucina」、スペイン語では「Cocina」、ポルトガル語では「Cozinha」、中国語では「厨房」と言う。

業務用フリーザー」:「業務用」とは、一般家庭向けではなく、仕事で使用するために用いられるものであって、量が大きい単位として扱われていたり、耐久性を考慮して作られていたり、使用環境が家庭用よりも厳しい場所での使用を考慮していたりして作られているものである。また、電化製品の場合は、家庭用の100Vではなく、業務用で広く使われている200Vの電圧や三相交流に対応して設計されているものも多い。

一方、「フリーザー」とは冷蔵庫のことである。(冷凍機能を持ったものは「冷凍冷蔵庫」といい、冷凍専用機は「冷凍庫」と言う。しかし、冷凍冷蔵庫や冷凍庫のことも「フリーザー」と呼ぶことがある。)

「業務用フリーザー」とは、業務用として作られたフリーザー(冷蔵庫)のことである。食品を販売するスーパーをはじめとする店舗や飲食店の厨房には必ずあるものである。(小さな飲食店では家庭用冷蔵庫を使っている場合もあるが、冷蔵能力に大きな差がある。)

家庭用冷蔵庫との違いは、家庭用のように複数の小部屋に分割されていないのが一般的であって、大容量のものが一般的である。また、スーパーなどで使用されるものは、密閉状態にならない冷蔵室を有しているものが多いため、冷却能力が家庭用冷蔵庫よりも強力になっている。

また、家庭用のものはデザインも凝ったものがあるが、業務用の場合はデザインは二の次であって、使い勝手、能力を優先させて設計されている。そのため、デザイン的には画一的になっている傾向がある。(銀色というイメージが一般的ですね。)

英語では「Freezer for Business Use」、ドイツ語では「Gefrierschrank für die Geschäftsverwendung」、フランス語では「Congélateur pour Usage de l'affaire」、イタリア語では「Congelatore per Uso di Affari」、スペイン語では「Congelador para el Uso Comercial」、ポルトガル語では「Congelador para Uso Empresarial」、中国語では「業務用冰箱」と言う。

」:「こおり」と読む。(よくある間違いとして、平仮名表記した場合(ふりがなを含む)に「こうり」というものがある。)また、漢字では「冰」という表記もある。(この漢字は「氷」という漢字の元になったものである。また「にすい」(「ひょう部」という言い方もある)はこの漢字のへんを取ったものであって、「水が凝固したもの」という意味がある。但し、一部の「にすい」の漢字は「二」が変形したものもあるため、「にすい」を持つ漢字の全てが「水が凝固したもの」という意味を持っている訳では無い。)

水の固体のことである。1気圧の元では、摂氏0゜C以下の水ということになる。(高圧になると、より高い温度での氷も存在し、低圧になると氷点下でも液体(水)のままということもある。)比重は0.917で、液体の水よりも比重が小さく、同じ重量であれば水に比べて約9%体積が増えることになる。(液体よりも固体の方が体積が増えるという物質は実は珍しい。)

通常は無色透明であるのだが、巨大な固まりとなると薄い青色になる。尚、家庭の冷凍庫(製氷機)で作られる氷が(部分的に)白く濁っていて透明でないのは、水に溶けている空気が氷の中に閉じ込められている状態であるためであって、水分子以外の不純物を含んでいるということになる。→南極の氷床では、それが出来た時の大気を閉じ込めたままになっているため、地下深くに存在する氷や不純物の成分を分析することで、過去の大気成分などを知ることが出来るということになる。

近代になって、製氷機や冷凍庫によって人工的に氷を作ることが可能になる以前は、氷はとても貴重なものであって、天然に存在する氷しか存在しなかった。よって、熱帯地方などの常夏という地域ではあり得ない物質であった。冬の間に自然に存在する氷(雪山など)を運び出し、それを保冷効果のある場所に保管して、夏場に利用していたのだが、得るためにも、保管するのにも大がかりなことになったため、庶民が日常的に使えるものではなく、王侯貴族だけの贅沢品であった。日本でも江戸時代に、幕府の将軍に献上されたという記録もあるとても貴重なものであった。(富士山から運ばれたという記録がある。)

尚、地球上には自然には大量の氷が氷河や万年雪、氷床という形で存在しているが、高山や寒冷地、南極などにあるのが殆どであり、人間が製氷機などによって作り出した氷の量というのは、地球上に存在する氷の量と比べるとほんの微量ということになる。

俳句の世界では「氷」は冬の季語である。尚、「かき氷」のことを「氷」と言うこともあるが、俳句の世界では「氷」と言うと「かき氷」は含んでおらず、「氷」と「かき氷」は別扱いである。(「かき氷」という言葉は言うまでもなく夏の季語である。)また、英語では「Ice」、ドイツ語では「Eis」、フランス語では「Glace」、イタリア語では「Ghiaccio」、スペイン語では「Hielo」、ポルトガル語では「Gelo」、中国語では「冰」と言う。

 

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