毒姫とわたし#1 [ドラマ]
「ケータイ刑事」ファンにとってはちょっと嬉しいキャスティングの昼ドラですね。→何せ、泪ちゃんと雷ちゃんの共演に岡野さんが絡んでいるのですから、しかも、岡野さんと雷ちゃんは親子役、泪ちゃんと雷ちゃんは共に車椅子生活をしていて、雷ちゃんは泪ちゃんの強さに憧れてるが、次第に嫉妬するようになるということだし、岡野さんは大手出版社の社長で、泪ちゃんは小説家志望のキャバクラ嬢ということで、3人の絡みは何かと多そうですね。
更に、トミーとは1984年の「不良少女とよばれて」の相手役(曽我笙子)だったいとうまい子さんが社長の妻(雷ちゃんの母)であったり、2001年の「ハート」の岸本沙良(泪ちゃん)と二宮ゆかりが本作の主人公ということで物語が進んで行くというところも、キャスティングの妙ですね。但し、第1話ではこの中で雷ちゃんと笙子は登場しませんでしたが...
昼ドラということになると、ドロドロの愛憎劇が繰り広げられる作品というイメージがあるのだが、本作はそう言う作品ではなく、独身の女編集者と作家志望の車椅子生活の毒舌キャバクラ嬢との友情を描いたヒューマンコメディということで、これはこれで面白そうである。
第1話ということで、登場人物の背景として、人間関係を描いておくことが必要であるのだが、テンポよく、歯切れもよく、上手くまとめられていましたね。こういう形だと、とても入って行きやすいですし、歯切れの良さが心地良さを与えてくれます。
物語は、主人公の女編集者の小山小麦と、猛一人の主人公で毒姫・桜井美姫との出会いから再会までということで、導入部ということでは、主な登場人物について、テンポよく描かれていたこともあって、まずまずでした。
黒川芽以さんというと、これまでは優等生的な役を演じることが多かっただけに、関西弁で、更にテンポよい毒舌ぶりは新境地ということになるが、これまでの殻を破って欲しいところですね。ただ、喋っている関西弁、ちょっとイントネーションのおかしなところもあったのもまた事実でして...(ただ、作家志望と言うことでは「風のハルカ」を、キャバクラ嬢ということでは「嬢王 Virgin」を、奔放なところは「ハート」と「天使みたい」「テツワン探偵ロボタック」を少しずつ思い出させてくれたのですが...)
↓本作の原作
↓ドラマ主題歌
↓一応これらも...
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