毒姫とわたし#6 [ドラマ]
テンポのよいストーリー展開で進んで行くが、第2週もギアはトップに入ったままで進んで行きますね。前回の終わりで、那珂川が、「小麦のことが好きだ」と口にしたことから、小麦と美姫の間に亀裂か?と思わせておいたものの、これが美姫の毒舌にエネルギーを与えてしまうが、その美姫もちょっと不安になったりするところが面白い。
鳩が豆鉄砲を食ったような小麦に対し、美姫は、「先輩として尊敬しているだけ」と切り捨てたものの、無い飛んでは那珂川が本気だと感じていて焦りを感じる。弱いところを見せまいとする美姫は反攻にでる。
そんな中、君嶋社長の息子で俳優の潤が、俳優を引退して作家に転身するというニュースが飛び込んできた。そして君嶋の賞に応募し、美姫のデビューの日に賞の発表を行うという。(あからさまな昼ドラの主人公をいじめるためにあるような展開ですね。)で、このニュースに小麦は手を打とうとするが、先日の那珂川の言葉が気になっていて、階段から真っ逆さまに落ちてしまい、車椅子生活を余儀なくされることになってしまった。
知らせを受けた美姫が会社にやってきて、出版のための打合せを那珂川と進め、更に、書店へ挨拶回りをするという那珂川についていき、書店の主人から小麦の本に対する熱い思いを知らされた。
その頃、車椅子の小麦は、玄関の扉を開けて中に入るのも一苦労し、喉が渇いたとしてコップを徒労とするが、コップは手の届かない高い所にあった。更に、トイレにいくが、便座に上手く移動できなくて...、ということで、歩けないこと、車椅子生活が如何に制約があることかを思い知らされていた。
那珂川に送ってもらって美姫が帰ってきた。小麦は来週に取材がというように仕事を進めていた。一方、美姫は風邪っぽいと言うが、小麦が事情を聞くと「それは恋だ」ということになって、美姫は那珂川のことを本気で好きになったということを自覚した。
全体的にはコメディ調であるが、今回は、小麦が怪我をして車椅子に乗ったことから、美姫の日常生活での苦労を身を以て知り、美姫は美姫で小麦の編集者としての人となりを知ることになって、お互いが相手のことを一段と知ることになったという所が良かった所でした。
美姫のマシンガンのような毒舌がテンポの良さを感じさせ、更に今回は小麦の妄想から怪我という、ちょっと情けない所が笑いのツボでした。
尚、今回は初めて「不良少女とよばれて」の笙子が登場したものの、家庭でのシーンだけだったので、哲也さんとのツーショットはありませんでした。(一応、雷ちゃん(ここまで偶数話しか登場していないですが...)の車椅子を押したり、好物を用意したりということで、母親らしい所を出していただけでした。)
ところで、君嶋社長の息子・潤が俳優を辞めて作家に転身って、演じているのが仮面ライダードレイク(「仮面ライダーカブト」に登場したライダーです。)であるだけに、やっぱり仮面ライダーカブトのあの俳優のことが嫌でも浮かんでしまいますね。また、ドレイクと威吹鬼との間で何か起こりそうということで、泪ちゃん(ここは「555・パラダイスロスト」のミナと言った方が「平成ライダー」関係者の間でと言うことになって面白いですね...)を巡ってのライダー同士のバトルが勃発思想で、変なところが面白くなりそうです。(また、今は泪ちゃんと雷ちゃんの間は良好だけと、いずれ雷ちゃんが泪ちゃんに嫉妬するようになるという、銭形本家/分家の従姉妹同士の間の確執も楽しみです。)
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