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ケータイ刑事銭形海4話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

銭形海」の第4話「炎天下の殺意! ~渚のお嬢様殺人事件」の裏ネタ編・増補の4回目となる今回は、被害者の死因がこれだったことから「溺死」について、「熱射病」について、高村さんがこれで倒れたことから「目眩」について、「日射病」について記します。尚、「熱射病」と「日射病」は「・4話[裏ネタ編]」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/4/27付です。

溺死」:「できし」と読む。呼吸気道閉塞が原因で死ぬことを言う。簡単に言うと、水などの液体が気道に入り、それが原因となって窒息して死に至るというものである。(但し、喀血や吐血の吸引によるものは溺死には含めない。)尚、死に至らなかった場合は「溺水」と言う。

一般的には水に溺れて死ぬことと認識されているが、定義からすると、溺れることが無くても溺死となることがある。

これが起こるのは水難事故(水際でのレジャーとして、海水浴、プールなどが多いが、河川や池、用水路などへの転落によるものや、釣りをしていての転落ということがある。)によるものが多いが、家庭でも浴槽でこれが発生する可能性がある。(特に、子供が(水の入った)浴槽に転落して、ということがある。→子供にとったら浴室も危険な場所の一つになる。)

尚、水難事故とは無縁な溺死としては、洗顔をしていて水を吸い込んで起こったり、飲料水を飲んでいて器官に入れてしまって起こったりすることもある。→日常生活でも発生する可能性があるということになるので、それなりに注意を払っておく必要があるのは言うまでもない。(特に、飲食時の場合は慌てていると起こることがある。)

英語では「Drowning」、ドイツ語では「Ertrinken」、フランス語では「Noyer」、イタリア語では「Affogando」、スペイン語では「Ahogándose」、ポルトガル語では「Afogando」、中国語では「溺死」と言う。

熱射病」:「熱中症」と言うこともあるが、学術的には総称である「熱中症」の症状の1つという位置づけになる。(一般的には同義語と考えても構わない。)

症状は、高温多湿という環境下で体温調節機能が破綻した状態のことを言う。体温調節機能が正しく働かなくなるため、体温が上昇し、これによって意識が薄れて虚脱状態になったり、失神することがある。意識があっても、もうろうとしたり、精神錯乱を起こしたり、行動が鈍くなったりする。更に、身体の特定部位が痙攣を起こすこともある。脱水症状はこの症状の一つということになる。

また、目に見えない内臓にも障害が発生して、そこから臓器不全を引き起こし、場合によっては死に至ることになる場合もある。

この症状は高温多湿という環境下では起こりやすいが、それ以外でも起こることがある。というのは、運動によって体の中で大量の熱を発した場合、体温調節機能が破綻することがあって、その時には起こることになる。(特に激しい運動を行った場合は危険である。→高温多湿という下で激しい運動を行ったら、特に危険である。)

この症状は、気温が32度以上、一日の平均気温が27度を超えると発症者が急増するとされている。しかし、スポーツによる体温上昇が原因の場合は季節に関係なくなる。また、睡眠不足であるとこの症状を発症しやすくなる。ということで、適度な水分補給を行うこと、睡眠不足とならないように十分な睡眠を確保して、予防に努めましょう。

色々と注意していても、発症する場合がある。そうなったら、兎に角、涼しい場所で安静にすること、電解質を含んだ液体(塩水やスポーツドリンクなど)を補給することで、体温を下げることに務める必要がある。

尚、この症状は夏の時期に起こりやすいのは言うまでもないが、夏でなくても高温環境では起こることがある。特に鉄鋼、造船、窯業などの高温作業を行う業界では季節に関係なく、年中起こりやすいと言って良い。そのため、これらの業界では職業病の一つとされている。

英語では「Heat Stroke」、ドイツ語では「Hitzeschlag」、フランス語では「Coup de la Chaleur」、イタリア語では「Colpo di Calore」、スペイン語では「Insolación」、ポルトガル語では「Insolação」、中国語では「日射病」と言う。

目眩」:「めまい」と読む。漢字では「眩暈」または「眩冒」と表記することもある。また、難読漢字であることから「めまい」と言うようにひらがな表記することも多い。医学的には「起立性調節障害」と言うこともある。

目が廻ること、目がくらむこと、目の前が暗くなること、などの症状のことである。この症状では、意識が遠のくと言うことまでは含めないが、ここから失神したりすることもある。(この点では、身体に異常があると言うことの警告信号と解釈することも出来る。)

この症状は、身体の平衡を取る働きに不調が生じて起こるものである。(ぐるぐると回転した後は、平衡感覚が狂うため、目が廻ることが起こるが、それもこの一種と言うことになる。)特に、炎天下で強い日差しを浴びりすると、日射病(熱中症)の症状によって、三半規管、耳石器、前庭神経、脳幹、視床、大脳皮質などに障害が出るため、平衡感覚が狂い、目眩が起こる。

尚、それぞれの器官は、平衡を司る器官であるが、それぞれ特徴があって、三半規管に不調をきたすと身体が回転したような目眩となり、耳石器に不調をきたすとフワフワとしたような感じ(非回転の目眩である。)の目眩を起こす。また、前庭神経に不調をきたすと強い回転を感じる目眩となり、脳幹に不調をきたすと回転する目眩となる。また、視床と大脳皮質に不調をきたした場合はフワフワした感じの目眩になる。

また、これらの中でも、耳から感じる目眩となった場合は耳鳴りを生じさせたり、難聴に繋がる可能性があるので、より注意が必要である。

英語では「Dizziness」、ドイツ語では「Schwindel」、フランス語では「Vertige」、イタリア語では「」、スペイン語では「Vértigo」、ポルトガル語では「Capogiro」、中国語では「頭暈」と言う。

日射病」:熱中症(熱射病)の一つの症状であって、特に直射日光を長時間受け、それによって発症した熱中症のことを特に「日射病」と呼ぶ。症状としては熱中症と同様で、意識が薄れて虚脱状態になったり、失神したりする。また、意識があっても、もうろうとしたり、精神錯乱を起こしたり、行動が鈍くなったりする。更に、身体の特定部位が痙攣を起こしたり、脱水症状を起こすこともある。

この症状の原因は直射日光であるため、炎天下に長時間いることの多い夏に集中する。(日差しの弱い冬場は少ない。が、冬場でも辺り一面が白銀の世界では、この症状を起こすことがある。(頭痛や目眩という軽い発症する場合がある。)

対処方法は、熱中症の一つであるため、熱中症の対処法に準じ、「身体を冷やす」ことが基本であって、涼しい場所で安静にすること、電解質を含んだ液体を補給することである。

熱中症は、その原因によっていくつかのパターンに分類出来るが、「日射病」はその中の一つである。

英語では「Sunstroke」、ドイツ語では「Sonnenstich」、フランス語では「Coup de Soleil」、イタリア語では「Insolazione」、スペイン語では「Insolación」、ポルトガル語では「Insolação」、中国語では「日射病」と言う。

 

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