ケータイ刑事銭形海6話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]
「銭形海」の第6話「生きていた恐竜!? ~未確認生物殺人事件」の裏ネタ編・増補の2回目となる今回は、この物語ではこれが中心で語られていたことから「巨大生物」について、劇中に登場したフタバアンド竜の元ネタとなる「フタバスズキリュウ」について、今回の舞台となったのはここということから「湖」について、「ペンション」について、事件関係者がこれだったことから「オーナー」について、「従業員」について記します。尚、「オーナー」は「零・2話[裏ネタ編]PART 4」で、「従業員」は「結・2話[裏ネタ編]PART 2」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/5/11付です。
「巨大生物」:大きさが特に大きい生きもの、生物のことをいう。明確に、どの程度の大きさ以上のものを指すのかという規定は無いため、人によって基準が異なることになるのだが、一般的には人間の大きさの倍以上あれば「巨大」とするという認識があることから3~4m以上の大きさがあれば「巨大生物」というような認識がある。但し、キリンやゾウなどのように標準的な大きさが数mあるものでは、その基準はより大きな方にずれている傾向がある。
体長が10mを越えると考えられている恐竜や、やはり10mを越えるクジラなどは特に「巨大生物」と呼ぶのに異論は無い所であるが、SF映画の世界では、体長が数cmしかないような昆虫が巨大化して人間を襲ってくるというような作品があって、この場合では数mのサイズではなくても「巨大生物」と呼ばれている。(体長が50cmを越えるような昆虫は通常サイズの何倍もあることから「巨大」と考えられるため、1m以下であってもやはり「巨大」ということになる。)→結局、大きさの概念とは相対的なものであるということでする。
英語では「Huge Creature」、ドイツ語では「Riesige Kreatur」、フランス語では「Créature Énorme」、イタリア語では「Creatura Enorme」、スペイン語では「Criatura Grande」、ポルトガル語では「Criatura Enorme」、中国語では「巨大生物」と言う。
「フタバスズキリュウ」:感じでは「双葉鈴木竜」と言記す。日本(福島県いわき市)で1968年に発見された首長竜の一つである。体長は7m程度でクビが長く、四肢はひれの形をしていて、水中生活をしていたことが分かっている。但し、発見当時は正式に新種が同科が分からず、はっヶんから38年が経過した2006年になって、ようやく新種だったことが判明し、正式に学術名「フタバサウルス・スズキイ」、通称「フタバスズキリュウ」ということになった。尚、「双葉(フタバ)」というのは発見された地層(双葉層群玉山層入間沢部層)の名前から、「鈴木(スズキ)」は発見者の苗字から取られて命名された。
日本近海に生息した首長竜で、発見された地層から、白亜紀後期サントン階(約8500万年前)に生息していたものとされている。
学名は「Futabasaurus suzukii」ということから、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語など殆どの言語で「Futabasaurus suzukii」といい、中国語では「雙葉龍」と言う。
この物語では「フタバアンド竜」という名前でパロられていたが、一応、それはフタバスズキリュウの仲間で、フタバスズキリュウに近い種類というように思ったらいいのでしょうね。(まあ、もともとでっち上げだったので、どうでもいいと言うことになってしまいますけど...)
「湖」:周囲を陸地で囲まれて、海と直接連絡のない水塊のことをいう。深さと植生によって「湖」「沼」「池」に区分されるが、「湖」はそれらの中で比較的に大きいもの、または水深が5~10m以上あるもの、中央部まで沈水植物が生えていないものを指す。(「沼」は水深が5m以内で沈水植物が生育している水域のこと、「池」は水深が5m以内で比較的小さいものとされているが、明確な分類基準があるわけではない。)
要するに、陸地にある水がたまっている場所であり、かつ水深が深く、ある程度の大きさのあるものが「湖」ということになる。元々は「水海(みずうみ)」と言うのが語源とされている。
尚、海と隔てられていると言っても、水は淡水であるとは限らず、ある程度の塩分濃度のある塩水の場合は「塩湖」と呼び、海水と淡水が混じった汽水の場合は「汽水湖」と呼ぶ。また、カスピ海(世界一大きい湖で、面積は日本の国土よりも僅かに狭いという広大な湖である。)やアラル海のように、名前に「海」とうっても実は「湖」というものもいくつかある。(アラル海は消滅の危機に瀕していて、大アラル海は消滅も近いとされていますね。一方、小アラル海の方は何とか残りそうということになっています。→もともと大アラル海も小アラル海もアラル海の一部であったが、干上がっていったことで分かれたものである。)
尚、日本一の面積の湖は言うまでもなく琵琶湖(世界では129位)であり、第2位は霞ヶ浦、第3位はサロマ湖、第4位は猪苗代湖、第5位は中海である。尚、現在は18位の大きさに鳴っているが、干拓される前は八郎潟が第2位であった。また、世界では、面積の大きいトップ5は、カスピ海、スペリオル湖、ビクトリア湖、ヒューロン湖、ミシガン湖である。尚、1960年頃まではアラル海が第4位であったが、以後急速に干上がっていき、現在では大小アラル海を合わせても16位(面積が約20%にまで縮小している。)
英語では「Lake」、ドイツ語では「See」(「海」も「See」と言う。)、フランス語では「Lac」、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「Lago」(但し、発音は異なる。)、中国語では「湖」と言う。
「ペンション」:宿泊施設の一つであって、洋風の民宿のことを指す。(建物も洋風であり、かつ、部屋は洋室、提供する食事も洋食ということが基本であって、和室や和食を提供する民宿は「ペンション」とは呼ばずに「民宿」と言う。)
西欧では、比較的安価で宿泊できる規模の小さいホテルのことを指す。但し、食事は朝食のみ提供されるのが基本であって、夕食は宿泊者が用意するかレストランなどを利用する必要がある宿泊施設である。また、バス、トイレは共同と言うスタイルが一般的である。
ちなみに、「ペンション」は元々はフランス語であって、「寄宿舎」のことを指していた。
英語では「Lodging」、ドイツ語では「Unterkunft」、フランス語では「Pension」、イタリア語では「Alloggiando」、スペイン語では「Alojando」、ポルトガル語では「Hospedando」、中国語では「簡易旅館」と言う。
「オーナー」:簡単に言うと「所有者」のことである。様々な物の所有者ということで使われるため、単に「オーナー」と言ってもピンからキリまでいることになるが、この呼び名が使われるのは、会社などの社会で経済的な活動を行っている団体、組織の所有者という意味で用いらる。例えば、株式をほぼ独占的に所有しているオーナー社長、店舗の経営者であって、かつその店舗の所有者(個人経営の店舗では、誰もがオーナーと言うことになる。)であるような人のことを指している。(レストランなどでは所有者がシェフを務めていることも多く、「オーナーシェフ」と呼ばれている。)また、プロ野球の球団所有者、船主、馬主なども一般的に「オーナー」と呼ばれている。
経済活動に関係ないオーナーとしては、身近な所では、家畜やペットの飼い主のことを「オーナー」と呼ぶことがある。(但し、ペットの場合は「マスター」という言い方も多い。)特に家畜の所有者のことは「オーナー」という呼び方がある程度浸透しているので、牧場主などは「オーナー」と呼ばれる。
英語では「Owner」、ドイツ語では「Besitzer」、フランス語では「Propriétaire」、イタリア語では「Proprietario」、スペイン語では「Dueño」、ポルトガル語では「Dono」、中国語では「所有者」と言う。
「従業員」:「業務に(雇われて)従事している人」のことを指す。尚、正社員、期間社員、パート、アルバイト、派遣社員であっても関係なく、雇用形態に関係なく仕事に従事している人のことである。また、会社の規模に関係なく、従業員が数万人もいる大企業でも、個人商店に雇われている人も「従業員」ということでは同じである。
一応、雇われていないで、「ボランティア」トイウ形で運営に参加している人は「従業員」には含まれないことになるが、ボランティア社員にはそういう立場の人はあり得ない。但し、この形はNPO組織などではあり得る。)そのため、会社の従業員数と言った場合は、(殆ど個人経営というような小規模な場合を除いて)正社員の数よりも従業員数の方が多くなる。
また、「社員」と言うと、言葉の概念情は「従業員」とほぼ同じに考えられているが、雇用形態が「正社員」ではない社員(パートやアルバイト、派遣社員など)がいるため、「従業員」よりも「社員」の方が範囲が狭められたものになる。
英語では「Employee」、ドイツ語では「Angestellte」、フランス語では「Employé」、イタリア語では「Impiegato」、スペイン語では「Empleado」、ポルトガル語では「Empregado」、中国語では「工作人員」と言う。
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