ZIGGY MARLEY & THE MELODY MAKERS『PLAY THE GAME』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1985年に発表された彼らのデビュー・アルバムである。彼らは。レゲエというとこの人の名前が必ず出てくることになるが、伝説の男となっているボブ・マーリーの子供たちのグループであり、プロデュースしているのはボブの妻のリタ・マーリーということで、当時は大変な話題となった。ただ、チャート・インするような大きなヒットにはならなかった。
収録曲は以下の全10曲である。『Naah Leggo』『What A Plot』『Play The Game Right』『Aiding And Abetting』『Revelation』『Children Playing In The Streets』『Reggae Is Now (Live)』『Unuh Nuh Listen Yet』『Rising Sun』『Natty Dread Rampage』。
お薦め曲は『Naah Leggo』『Children Playing In The Streets』『Aiding And Abetting』『Natty Dread Rampage』という所をピックアップしておく。
ボブ・マーリーの子供たちが結成したグループであり、サウンドは当然のことながらレゲエである。となると、否応なしに父と比べられることになってしまうが、それは仕方のない所でもある。(が、デビュー・アルバムと言うことを考えると、ちょっと酷ですね...)また、彼らも兄弟グループであることから、JACKSON 5などとも比べられてしまうのだが、そういうことから考えると、ちょっと可哀想になっていまう。
サウンドとしては、ゆったりとしたレゲエのリズムに乗せて、楽しませてくれるものであって、悪いものではない。が、血筋のことから、どうしても父と比べてしまって、色々と物足りなさを感じてしまうことになる。そういうことで、過小評価されてしまい、評判の方も余り良くないのだが、血筋の良さという所だけは感じられる。
どうしても父と比べてしまいことになるため、技量的に不満に感じてしまうことになってしまうが、父のことは一応置いておくことにして、普通のレゲエのグループとして捕らえると、決して悪いものではない。(ただ、絶対的に良いという所まで達していないのも事実ですけど...)ということで、耳を傾けておいても良いバンドのデビュー・アルバムである。
尚、彼らは何かと不遇な扱いを受けているだけに、現在では入手するのもちょっと苦労するアルバムとなっているが、コレクターとしては足を使って中古店で探し回って入手し手老手も悪くないアルバムの一つではある。
↓入手しやすいベスト盤も拾っておきます。
The Best Of Ziggy Marley & The Melody Makers
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Virgin Records Us
- 発売日: 1997/04/08
- メディア: CD
Time Has Come: The Best Of Ziggy Marley & The Melody Makers
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Capitol
- 発売日: 1990/10/25
- メディア: CD
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