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ケータイ刑事銭形零25話(2nd.12話)[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

銭形零」の第25話(2nd.12話)「銭形零の殺人!? ~警視庁密室殺人事件」の「裏ネタ編」の6回目の増補となる今回は、この物語の事件でトリックに使われた物から、「ぬいぐるみ」について、「電磁石」について、これによってそれが分かってしまったことから「砂鉄」について、そして「綿」について、そしてそのぬいぐるみのポーピーくんの元ネタとなる「ピーポくん」について記します。尚、「ぬいぐるみ」は「・3話[裏ネタ編]PART 7」で、「電磁石」と「砂鉄」は「・25話(2nd.12話)[裏ネタ編]」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/5/15付です。)

ぬいぐるみ」:漢字表記をすると「縫い包み」と記すが、「ぬいつつみ」と誤読されることもあるため、ひらがな表記が一般的に定着している。(「ぬいぐるみ」とは随分とイメージも異なりますし...)

広義では、中に物を包み込んで布を縫うこと、またはそのようにして縫られた物のことをいう。(漢字表記した場合は文字通りということになるが、この定義では「座布団」や「蒲団」なども含まれることになってしまう。)一般的な認識では、そのようにして作られた物の中でも、動物など、もしくは特定のキャラクターの形に似せて作られた人形の類の玩具のことを指して言う。尚、布の中に入れる物としては、綿、賽の目状に細かくしたスポンジ、プラスチックのチップ、そば殻などが主に使われるが、キャラクターのぬいぐるみの場合は中に何が使われていようが関係なく「ぬいぐるみ」と言う。

世の中に登場した歴史は意外と新しく、1880年に発売されたテディーベアが最初に「ぬいぐるみ」として発売されたものとされている。それ以前にも、家庭内で母親が子どものために作った人形が存在していることが分かっているので、動物などのぬいぐるみもテディーベアの発売以前に数多く存在していたものと思われるが、はっきりしたことが分かっていないこともあって、テディーベアをぬいぐるみの祖としている。

大きさは、手で抱くことが出来るサイズ(20cm~30cm程度)のものが多いが、それよりも大きいものや小さいものも多数ある。特に人が全身で抱きつくことが出来るような大きなサイズ(一般的には1mを越えるサイズとされているが、特に明確な基準がある訳ではない。)のものは「抱きぐるみ」と呼ばれている。→この物語に登場したぬいぐるみは「抱きぐるみ」に分類されるような大きなものでした。

「ぬいぐるみ」の中には洗うことが出来ないものもあるが、そういうものでもオゾンで洗うことは可能である。または、中性洗剤を溶かした溶液を柔らかい布に付け、その布でぬいぐるみの表面を拭いてやり、続いて洗剤を溶かしていないぬるま湯を染みこませた布で、何度も拭いてやって洗剤を落とし、それからドライヤーなどを使って乾燥させてやれば、ある程度の汚れは落とすことが可能である。(間違っても洗濯機の中に入れて、他の洗濯物と一緒に洗濯をすることはしないように...)

英語では、動物のぬいぐるみが一般的であることから「Stuffed Animal」と呼ばれ、スペイン語でも「Animal de Felpa」と呼ばれる。しかし、ドイツ語では「Stofftier」、フランス語とイタリア語では「Peluche」(但し、発音は異なる)、ポルトガル語では「Brinquedo enchido」というように「動物」という意味の単語は使われずに「ぬいぐるみ」を意味する独立した単語がある。また、中国語では「絨毛玩具」と言う。

尚、演劇などで俳優が動物などに分する場合に着る特殊衣装のことも「ぬいぐるみ」ということもあるが、最近ではこれは「着ぐるみ」と言うことが増えている。

電磁石」:難しく言えば、透磁率の高い強磁性体の鉄心にコイルを巻き、そのコイルに電流を流すことで得られる制御可能な電気性磁石のことである。

コイルに電流を流すと磁場が発生し、その発生した磁場によって鉄心は磁石となるというものであり、小学校の理科の実験で誰もが体験して学んでいることであり、身近なところにあるものである。また、この原理は、電気的な制御で簡単に応用できることから、様々な分野で利用されている。(電磁弁、リレーなどが世の中で多く使われている。)また、鉄くずを分別するのにも電磁石を利用していて、簡単に鉄をゴミの中から分離することができる。(但し、100%の分離は電磁石だけでは不可能である。)

また、応用したものとしては、スピーカー、発電機、モーターなどは代表的なものであり、現代社会ではこれを応用したものが社会を支えていると言っても過言ではないほど、様々なものが開発され、利用されている。

尚、電磁石は、電流が流れている間しか磁石として利用することが出来ないが、この特性を利用した者が電磁石の応用したものということになる。(磁石として常に必要であれば、「永久磁石」と呼ばれるものを用いればよい。)

尚、電磁石には直流型と交流型の両方があって、それぞれが応用されて利用されている。

発生する磁力は、鉄心に巻いたコイルの巻数と、コイルに流れる電流の大きさに比例する。また、鉄心の透磁率(材料固有の値がある)にも比例するため、同じコイルの場合は透磁率の大きい材料の鉄心を使った方が強力な磁石が得られることになる。また、同じ大きさの永久磁石と比べても、電磁石の方が安価であって、より強い磁石が得られる。(但し、電流を供給する電気回路や電源が必要になるため、装置としては大きくなる。)

また、より強力な電磁石を得るためにはコイルの巻数を増やすという方法があるが、コイルの巻数を多くすると、電線がそれだけ長くなるため、電気的な抵抗値が大きくなり、損失が大きくなり、動作時の発熱量も大きくなるという欠点がある。この辺りは、鉄心の透磁率、装置の大きさなどを考慮した上で最適なバランスとなるように設計することでバランスを取っている。

英語では「Electromagnet」、ドイツ語では「Elektromagnet」、フランス語では「Électro-aimant」、イタリア語では「Elettrocalamita」、スペイン語では「Electroimán」、ポルトガル語では「Eletroímã」、中国語では「電磁石」と言う。

綿」:アオイ科の一年草、または木本のこと、及びそれから採られた繊維を使って作られた木綿のことを指す。古来から広く栽培されていた繊維作物であって、食料以外の作物としては最も重要なものであった。現在では栽培量は一時期よりも減少しているが、特に中南米では重要な作物である。(化学繊維の普及がその理由の一つである。)

夏に花が咲き、飽きに卵形の果実を結び、それが熟すると綿毛を付けた種子が出来る。そしてこれを収穫して繊維として利用する。

日本には16世紀にアジア綿が入って来て栽培されるようになったが、蚕の繭の利用の方が盛んでいり、更に化学繊維の普及もあって、現在では作付けはされていない。

または、木綿綿、木綿、絹綿の総称であって、主に防寒具や蒲団に利用されているものである。(ぬいぐるみに使用される綿も含まれる。)→この物語の綿はこちらである。

尚、俳句の世界ではややこしいことになっていて、アオイ科の植物としての「綿」は、飽きに収穫期を迎えることから秋の季語となっているが、後者の綿の総称としての「綿」は防寒具に使用されることから冬の季語となっている。

英語では「Cotton」、ドイツ語では「Baumwolle」、フランス語では「Coton」、イタリア語では「Cotone」、スペイン語では「Algodón」、ポルトガル語では「Algodão」、中国語では「棉」と言う。

砂鉄」:岩石中に存在する磁鉄鉱が、岩石の風化分解によって砂のように小さな粒になったものであり、砂金と同様に、自然に出来た物である。成分は名前の通り鉄(Fe)である。当然、純度が100%の鉄という訳ではなく、他の成分を含んでいて、基本的には酸化鉄ということになる。色は黒であるが、褐色をしたものもある。(褐色=錆であるのは言うまでもない。)

鉄であるため、磁石に引き寄せられる。→砂鉄を紙の上に置いて、紙の下から磁石を使って遊んだという経験は誰でもあることでしょう。但し、目の中に入ったら危ないので、注意が必要です。(もしも目に入ったら、直ぐに水でしっかりと洗い流してしまいましょう。)

昔は、餅鉄と共に、製鉄における主原料として多く利用されていたものであるが、現在の製鉄では鉄鉱石が主原料に置き換わっている。が、日本刀の製作のように、古くから伝わる製造技法においては現在でも原料として使われることがある。

砂と同様に、河川によって運搬されて堆積することもある。また、川、海などの堆積した場所によって、川砂鉄、浜砂鉄、海底砂鉄と呼ばれ、山で取れるものは山砂鉄と呼ばれることもある。

日本で取れる砂鉄はチタンを含んだものが多いことから、チタン功績としても利用されている。

英語では「Iron Sand」、ドイツ語では「Eiserner Sand」、フランス語では「Sable du Fer」、イタリア語では「Sabbia di Ferro」、スペイン語では「Arena Férrica」、ポルトガル語では「Areia Férrea」、中国語では「鐵礦砂」と言う。

ピーポくん」:警視庁のマスコット・キャラクターである。「親しまれ、信頼される警視庁」をテーマとして、1987年4月17日に誕生した。尚、名前の由来は、人々を意味する「ピープル」と、警察を意味する「ポリス」の頭文字を取ったものである。見た目は動物のようであるが、特定の動物ではなくて、複数のかわいらしい動物の各部分をイメージして作られたものである。(この意味では合成されたものということが出来るため、キメラ的なキャラクターと言うことが出来る。)身体の色はオレンジがかった黄色である。顔が大きく、ほぼ二頭身であり、大きい耳と触角のようなアンテナを持っている。また、拳銃を装備したベルトを締めている所は警察関係のキャラクターらしい所である。更に『ピーポくんのうた』という曲も作られている。

家族としては、おじいさん、おばあさん、おとうさん、おかあさんと、ピー子という妹とピー太という弟がいる。

警視庁のキャラクターであるが、著作権は警視庁が有しており、商標としても登録されていることもあるため、警視庁のイベントでは「ピーポくん」として登場するが、本作をはじめ、警察を舞台にしたドラマや映画では、権利の関係もあってそのままの名前ではなく、それをもじった名前で登場していることが多い。(本作では「ポーピーくん」と言うようにひっくり返していたが、「ピーポーくん」「ビーボーくん」などの名前で登場している作品などがある。(それ以外に似たような名前を使っているものもある。))

 

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