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AMY HOLLAND『JOURNEY TO MIRACLE RIVER』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2008年に発表された25年ぶりとなる彼女の3rd.アルバムである。これだけ長く間が相手のリリースというのは珍しいが、カントリー・テイストのする聴きやすいポップなアルバムである。また、本アルバムではソングライティングの方も積極的に行っていて、12曲中9曲は共作であるものの、彼女の作った曲である。また、ウエストコーストの音楽シーンの大物が参加していると言うところも注目点の一つである。

収録曲は以下の全12曲である。『Don't Lose Your Faith In Me』『Backdown』『Miracle River』『Hate Love A Little』『Few Short Hours』『Witness』『You Move Me That Way』『Everybody Wants To Be Your Friend』『Surrender』『Nothin' Left To Believe In』『Little Rebel』『Honest Emotion』。

お薦め曲は彼女が書いていない曲からは『Don't Lose Your Faith In Me』と『Honest Emotion』を、彼女が書いている曲からは『Miracle River』『Witness』『Everybody Wants To Be Your Friend』という所をピックアップしておく。

過去2枚のアルバムでも一部では彼女が書いた曲も合ったが、本アルバムではその数が大いに増えたことで、シンガーとしてではない彼女の魅力をたっぷりと聴かせるアルバムになっている。また、過去2枚のアルバムのプロデューサであったマイケル・マクドナルドは、本アルバムではプロデュースこそ行っていないが、しっかりと参加していて、共作であるものの曲作りにも参加していて、存在感を示している。

'80'sに発表した2枚のアルバムではポップな所が前面であったが、本アルバムでは年齢的な落ち着きも出ていて、ポップな所はポップであるが、作品としての完成度も高くなっていて、じっくりと聴くことの出来るアルバムになっている。

ブランクがあることで、'80'sに発表したアルバムとは完全に別物と捉えることも出来るだけに、彼女のことを全く知らないという方でも聴きやすいサウンドのアルバムと言うことで接してみるのも宜しいかと...尚、'80'sの彼女を知っている方であれば、昔を懐かしんで聴くのも、新たな別のシンガーとして捉えて聴くのもよく、違った角度から楽しんでみるのもまた面白い所ですよ。

 

Journey to Miracle River

Journey to Miracle River

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: CD Baby.Com/Indys
  • 発売日: 2008/09/16
  • メディア: CD


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