ケータイ刑事銭形零26話(2nd.13話)[裏ネタ編]PART 9 [ケータイ刑事]
「銭形零」の第26話(2nd.13話・最終話)「さよなら、愛しき人! ~保険金連続殺人事件」の「裏ネタ編」の8回目の増補となる今回は、逃走する五代さんがここから飛び降りたことから「歩道橋」について、警官たち追いつめられてこれを出したことから「パンチ」について、警官の中にはこれの技を出していたことから「カンフー」について、「挑発」について、警官たちは五代さんのこれでやられてしまったことから「威嚇」について、「見かけ倒し」について記します。尚、「歩道橋」は「愛・12話[裏ネタ編]PART 3」で、「パンチ」は「零・25話(2nd.12話)[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/5/22付です。)
「歩道橋」:道路を横断する目的で設置された陸橋のことである。「横断歩道橋」と言うのが正式名称であるのだが、一般的にその略である「歩道橋」が一般名称として使用されていて、浸透している。
基本は車の通る道路を歩行者が横断するために、車道を跨ぐ様に設置されているが、場所によっては車道の地下をトンネルでくぐる「横断地下道」というものもある。(目的は同じである。)また、車道ではなくて電車の線路を横断する目的で設置された歩道橋もある。
車道を横断する手段としては、横断歩道があるが、交通量の多い車道では、色々と危険もあるということで歩道橋が設置されること(交通弱者安全確保のためという大義名分が成り立つ)もあるが、横断歩道を設置して信号機を設置すると、交通量の多い車道では、渋滞がより激しくなるという車側に立った理由で設置された歩道橋もある。→これって、車社会らしい所であるが、弱者斬り捨ての人間本意を無視した勝手な理屈である。近年でこそ、スロープが設けられた歩道橋やエレベーターが設置されているものもあるが、昔の歩道橋というのは階段であって、車椅子利用者をじめ、交通弱者には利用しにくい代物であった。で、「交通弱者救済」という大義名分で改良されるようになっているが、「交通弱者」を最優先にしてのものであれば、車道の方を移動させるべきであって、言葉上では矛盾している典型的な例である。(但し、車道を改造すると、地下道や車道の陸橋など、建設に費用と時間がかかるのは言うまでも無い。)
ちなみに、日本で一番最初に設置された歩道橋は、愛知県清須市西枇杷島町に設置された「西枇杷島町横断歩道橋」であって、1959年のことであった。
英語ではいくつかの言い方があって「Pedestrain Bridge」「Overpass」「Overbridge」「Footbridge」などの言い方がある。また、ドイツ語では「Prosaische Brücke」、フランス語では「Pont pédestre」、イタリア語では「Ponte di pedone」、スペイン語では「Puente pedestre」、ポルトガル語では「Ponte pedestre」、中国語では「人行過街天橋」と言う。
「パンチ」:叩くこと、打撃のこと、拳固で(他人を)殴ること、ボクシングで相手を打つことを言う。また、他の意味では、相手に強い印象を与えること、またはその力のことを指す。更には、紙(切符、テープなどを含む)に穴を開けること、またはその為に使用される装置(道具)のこと、もしくは「ポンチ」という言い方もあるが、葡萄酒やブランデーなどに果汁や砂糖を加えて作った果汁入り酒の飲料のことである。(「フルーツパンチ(フルーツポンチ)」と呼ばれるものの省略した言い方である。)
初期の大型コンピュータでは、紙テープに穴を開け、それを用いてデータの保存やデータ入力を行っていたため、その分野では「パンチ」と言うと重要なものであったが、一般的には拳固で殴ることを言う。また、鉄道の切符も、現在では自動改札機が普及していることもあって、パンチが使われることも少なくなっている。(車内検札でも、最近ではパンチではなくて判子を押すというものが増えているので、使用されなくなっている。)
一般的には、ボクシングのパンチのこと、または他人を拳固で殴ること、というイメージが定着している言葉である。
英語では「Punch」、ドイツ語では「Schlag」、フランス語では「Coup de Poing」、イタリア語では「Pugno」、スペイン語では「Ponche」、ポルトガル語では「Ponche」、中国語では「打撃」と言う。
「カンフー」:「クンフー」と言うこともある。中国の広東省などで盛んな武術である中国拳法のことである。
特に、1970年代のブルース・リー主演の香港映画で「カンフー」という言葉が使われ、作品が世界的にヒットしたことから、世界的に「カンフー」という言い方が定着し、同時に「中国拳法=カンフー」ということになった。
英語、ドイツ語では「Kung Fu」、フランス語では「Fu Kung」、イタリア語では「Fu di Kung」、スペイン語、ポルトガル語では「Fu de Kung」、中国語では「功夫」と言う。
「挑発」:相手を刺激して、問題を起こさせようと仕掛けること、唆すこと、敵を逆撫ですることを言う。これを「駆け引き」と言って正当化しようとすることもよく見られるが、一部のスポーツでは挑発行為は反則としてペナルティとなる競技もある。
冷静であれば相手の挑発に乗ることを避けることも出来るが、熱くなっていたら冷静に考えることができず、相手の挑発に乗ってしまうこともよくありますね。
英語では「Provocation」、ドイツ語では「Provokation」、フランス語では「Provocation」、イタリア語では「Provocazione」、スペイン語では「Provocación」、ポルトガル語では「Provocação」、中国語では「挑釁」と言う。
「威嚇」:実際には攻撃の手を下さないが、武力や威力によって相手を脅かすことを言う。尚、実際にはこの段階では攻撃を行わないが、威嚇した相手の対応によっては実際に攻撃に移行する場合も当然のことながらある。
動物が身体を大きく見せるようにして敵を脅すのも威嚇であるが、動物が相手を威嚇するのは、餌を巡って、集団のボスの座を巡って、異性(雌)を巡ってなど、その理由は様々である。
軍事面では、敵国が武器を持ったら、それに匹敵する武器を保持して対抗するというのも威嚇の一つであって、東西冷戦時には東西両陣営の軍備競争で相手を威嚇し合っていた。(「牽制する」という言い方もありました。)
また、攻撃の際、「威嚇射撃」が行われることがあるが、これは相手の攻撃行動を止めさせる目的で行われる者であって、相手を殺傷しないように発砲することである。(ピストルの発射音で相手をびびらせるということである。)
英語では「Threat」、ドイツ語では「Drohung」、フランス語では「Menace」、イタリア語では「Minaccia」、スペイン語では「Amenaza」、ポルトガル語では「Ameaça」、中国語では「威嚇」と言う。
「見かけ倒し」:外見は立派であるが、実質は劣っていること、内容は良くないこと、外見に伴っていないことをいう。
特に、人について言う場合は、外見では強く見えるのに、実際は役立たずのでくの坊であった場合もけっこうあるものである。また、小さなエビに大きな衣を付けて大きなエビのエビ天のように見せかけたものがあることから、「てんぷら」と呼ばれることもある。(この場合は揶揄した言い方であり、蔑視した言い方でもある。)
英語では「Deceptive」、ドイツ語では「Täuschend」、フランス語では「Trompeur」、イタリア語では「Ingannevole」、スペイン語では「Engañoso」、ポルトガル語では「Enganoso」、中国語では「虚有其表」と言う。
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