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ADRENALIN O.D.『HUMUNGUSFUNGUSAMONGUS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1986年に発表された彼らの2nd.アルバムである。ハードコア・バンドとして知られる彼らは苦労人でもあって、アルバム・リリースまで時間を有することになったが、前作から2年ぶりにリリースされたのが本アルバムである。大きなヒットにならなかったものの、彼らは記憶に残るバンドであるため、そういう所もまた彼ららしいと言うことになりますね。

収録曲は、オリジナル盤では全19曲であったが、2005年に再発されたときに6曲のボーナス・トラックが追加されて、現在は25曲の収録となっている。収録曲は以下の通りである。『AOD VS. Son Of Godzilla』『Office Buildings』『Yuppie』『Answer』『Pope On A Rope』『Fishin' Musician』『Pizza-N-Beer』『Bugs』『Youth Blimp』『Commercial Cuts』『Survive』『Studio Banter』『Masterpiece』『Crowd Control』『Velvet Elvis』『Fuck The Neighbors』『Surfin' Jew』『Bruces' Lament』『The Nice Song』。(以下、ボーナス・トラック)『Spiderman Theme』『Jeffersons Theme』『Saturday Night』『Deuce』『Sonic Reducer』『Anarchy In The UK』。

この中からシングル・カットされたのは『The Nice Song』である。

お薦め曲は、『AOD VS. Son Of Godzilla』から始まる『Office Buildings』『Yuppie』『Answer』までと、『Crowd Control』『Fuck The Neighbors』『The Nice Song』という所をピックアップしておく。

彼らの持ち味が十二分に発揮されているアルバムであって、完成度も高いアルバムである。ただ、ノリも良く勢いもあるのだが、ミュージシャンとしての技量の方は、勢いで誤魔化している所があるのも事実である。が、彼らのようなサウンドでは、演奏テクニックよりも勢いや雰囲気の方が重要な要素となるだけに、これはこれで良いんじゃないですかね。

尚、次作ではその勢いも失ってしまうだけに、彼らの傑作と呼べるアルバムは、前作と本作ということになる。よって、本アルバムは、ボーナス・トラックがたっぷりと収録されていて聴き応えがあるだけに、彼らの聴き納めとするアルバムとしても聴いておきたい所である。(ただ、パンク系、ハードコアに対して理解があることが前提ですが...)

 

Humungusfungusamongus

Humungusfungusamongus

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Relapse
  • 発売日: 2004/02/24
  • メディア: CD


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