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ケータイ刑事銭形零26話(2nd.13話)[裏ネタ編]PART 10 [ケータイ刑事]

銭形零」の第26話(2nd.13話・最終話)「さよなら、愛しき人! ~保険金連続殺人事件」の「裏ネタ編」の9回目の増補となる今回は、ロジータはこうしていたことから、「国際結婚」について、「パプ」について、「偽名」について、「パスポート」について、「偽造」について記します。尚、「偽名」は「・25話[裏ネタ編]PART 6」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/5/22付です。)

国際結婚」:異なる国籍を持つ男女が結婚することをいう。日本では、夫婦のどちらか一人が日本人であって、もう一人が外国人の場合ということになる。

国際結婚の場合は、同じ国籍を持つ人同士の結婚の場合と、多少の違いがある。それは、当該人の国の法律が適用されることになるということである。特に、結婚に関して、国によって多少の違いがあることが問題となる場合がある。(特に年令の規定は国によって多少の差がある。)例えば、日本人同士の結婚であれば、男は18歳以上、女は16歳以上であれば結婚は認められるが、日本人の18歳の男と、外国人の16歳の女のカップルであれば、彼女の本国法が女子の結婚が認められる年令が16歳ではなく18歳(20歳なども含む)以上となっていると、この国際結婚は認められないことになる。また、共に18歳であっても、彼女の国が男は20歳以上、女は18歳以上と規定していれば、やはり認められないことになる。

尚、国際結婚では、ブローカーが間に入り、大がかりな結婚詐欺組織が存在していることもあって、時々問題になっていることがある。(一時、東南アジアに旅行した日本人男性が、知らない間に婚姻届を提出されていて、全く面識のない女性と結婚が成立していたということが大きく取りざたされたことがありました。)

全ての国際結婚が結婚詐欺という訳ではないのは羽前であるが、外国人との結婚仲介業者が間に入る場合には注意が必要である。

尚、日本は島国であって、江戸時代には鎖国政策が採られていたこともあって、国際結婚はまだ少ないが、欧州のように陸続きで多くの国が地理的に接している處では、国際結婚の数が多いのは言うまでも無い。

英語では「Mixed marriage」、ドイツ語では「Verrührte Ehe」、フランス語では「Mariage mélangé」、イタリア語では「Matrimonio mescolato」、スペイン語では「Matrimonio mezclado」、ポルトガル語では「Matrimônio misturado」、中国語では「跨國結婚」と言う。

パブ」:元々は、イギリスで発達した酒場のことを言う。イギリスでは「Public House」と呼び、日本では「居酒屋」がこれに近い存在である。提供する酒はビールが中心であって、提供される食事は軽食のみであって、あくまでも酒が中心の飲食店である。(アメリカではこのような店舗は「バー」と呼ばれている。)

日本では、主に西洋風の居酒屋のことを指しているが、酒類を提供する風俗店のことも「パブ」と呼ばれている。→この物語ではフィリピン・パブということであるので、女性従業員はフィリピン人ということで、おそらく後者の店舗ですね。

英語、イタリア語では「Pub」、ドイツ語では「Kneipe」、フランス語では「Café」、スペイン語では「Taberna」、ポルトガル語では「Bar」、中国語では「酒吧」と言う。

偽名」:実際の名前(=実名、本名)を伏せて使われるニセの名前のこと、または氏名を偽る行為のことを指す。尚、本当の名前の「実名」以外はニセモノの名前ということになるが、芸能人が使う「芸名」や作家の「ペンネーム」などは「偽名」には含まれず、「別名」という位置付けがされている。

「偽名」と呼ばれるのは、本名を隠すと同時に、人を欺す目的で使用される名前というということになる。(身元を隠すということは人を欺すと言うことになる。)よって、「芸名」などは欺すという行為が含まれないため、偽名ではないということになる。

また、ネットで使用される「ハンドルネーム」、ラジオ番組のリクエストする際に用いられる「ラジオネーム」(「ペンネーム」)、雑誌などへの投稿の際に使用される「ペンネーム」などは、使う側だけでなく、相手側も実名ではないということが分かっている事が前提として使用されるものであるため、「騙している」という行為が含まれないことになるので、やはりこれらも「偽名」とは言わない。(匿名もこれに含まれる。)

「実名」を伏せて使われる「別名」は、世の中の色んな場所で用いられているが、それらの大半は「人を騙す」ということではなく使われるものである。よって、「偽名」と呼ばれるものは、基本的に犯罪に関係するもの(犯罪者が用いることが一般的である。)ということなる。

但し、犯罪者であっても少し事情が異なるのが「政治犯」と呼ばれる人たちである。政治犯は思想的なことから逮捕されている人であり、他の犯罪者とは性格が異なるものである。よって、政治犯も追われている場合を身元を隠すために「偽名」を使うことがあるが、この場合の「偽名」は自分の身を守る目的での使用ということになり、他人を欺すために使うと言ってもニュアンスが異なることになる。

また、犯罪行為にまで及んでいなくても、ラブホテルに入る場合は実名を隠して利用するということが半ば常識になっている。しかし、旅館やホテルの宿帳に氏名を記す際、偽名を記すことは法律で禁じられているので、これも犯罪行為ということになる。(が、検挙されて刑事罰が与えられるという所までの規定が無いので、発覚しても警察から注意されるだけということになる。→実際、ラブホテルでの暗黙の了解ということになっている。)

偽名使用で問題になるのは、飛行機や船舶などに乗った場合で、それが事故を起こした場合である。事故が起これば乗客名簿から身元確認が行われるが、偽名の人物がいたら、その確認作業が遅れることになる。尚、事故を起こさなくても、犯罪者(特にテロリスト)が偽名を使って他国に侵入してしまうということを許してしまうことにもなるだけに、別の問題も生じることになる。→偽造パスポートということが分かれば、旅券法という法律があるため、拘束は可能なんですが...

この物語では、騙す目的で使用されていたことで、立派な「偽名」ということになるが、更にパスポートの偽造まで行っていたということになると、かなり計画的な犯行ということになる。(殺人まで犯しているだけに、「ケータイ刑事」に於いてはかなりの重犯罪ということになる。)

英語では「False」または「False Name」と言い、ドイツ語では「falscher Name」、フランス語では「Faux Nom」、イタリア語では「Nome Falso」、スペイン語では「Nombre Falso」、ポルトガル語では「Falso Nome」、中国語では「假名」と言う。

パスポート」:日本語では「旅券(りょけん)」と言う。政府が外国へ渡航する自国民に対して、自国民であること、その身分を証明するために、及び渡航許可のために発行する公文書のことである。また、これは渡航先の国に対して、自国民の保護及び扶助を要請する目的もある。(現地の大使館や領事館も対応することになる。)

日本では旅券法、旅券法施行令、旅券法施行規則によって定められていて、旅券、公用旅券、外交旅券の3種類の旅券がある。(公用旅券は国会議員、一般の公務員、公的機関の職員が公務で外国へ渡航する場合に交付されるものであり、外交旅券は皇族、外交官とその家族、三権の長、大臣、政府高官が公務で渡航する場合に交付されるものである。)

有効期間が5年のものと10年のものとがあって、有効期間内であれば何度でも海外渡航が出来る。

尚、海外渡航の際、「ビザ」と呼ばれるものが必要になる場合があるが、ビザは渡航先の国が旅行者に対して発行する入国許可証であって、「パスポート」とは別物である。(最近は、観光旅行であればビザが不要という国が増えている。)

英語では「Passport」、ドイツ語では「Paß」、フランス語では「Passeport」、イタリア語では「Passaporto」、スペイン語では「Pasaporte」、ポルトガル語では「Passaporte」、中国語では「護照」と言う。

偽造」:本来の意味は「ニセモノを作ること」を言うが、それらの中でも有価証券、通貨、旅券などのような政府やそれに相当する機関が公的に交付するもののニセモノを作ることを特にいう。(これらは全て犯罪行為であるのは言うまでも無い。)

本来の意味の「偽造」は、レプリカなどを作成することも含まれるが、「偽造」という言葉が犯罪行為と結びついていることもあって、違法でないもののニセモノを作る場合は「レプリカ」「コピー」「模造品」「模作」「複製品」などと呼部のが一般的となっていて、「偽造」とは言わない。そういうこともあって、現在では「偽造」というと、違法になるニセモノを作ることを言うようになっている。(偽札、はその代表的なものとなっていて「偽札偽造事件」は時々耳にしますね。→現在は家庭にコピー機(複合機)もかなり入っていることもあって、最初から使用する意思がなく、興味本位で紙幣をコピーする者がいるが、これも「偽造」ということになり、禁止されている行為である。)

英語では「Forgery」、ドイツ語では「Fälschung」、フランス語では「Faux」、イタリア語では「Falsificazione」、スペイン語では「Falsificación」、ポルトガル語では「Falsificação」、中国語では「偽造」と言う。

 

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