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ケータイ刑事銭形零26話(2nd.13話)[裏ネタ編]PART 11 [ケータイ刑事]

銭形零」の第26話(2nd.13話・最終話)「さよなら、愛しき人! ~保険金連続殺人事件」の「裏ネタ編」の10回目の増補となる今回は、「国籍」について、「フィリピン」について、「ビザ」について、「東京タワー」について記します。尚、「東京タワー」は「舞・2話[裏ネタ編]PART 3」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/5/22付です。)

国籍」:その国の国民としての資格のことである。また、航空機や船舶の場合は、それが属している国のこと、及びその所属のことを言う。

国籍を定めるものとして、2つの考え方がある。1つは「血統主義」で、もう1つは「生地(土地)主義」である。前者は世界中の何処で出生しても、血統によって国籍を取得するものである。一方、後者は出生した土地の国籍を取得するものである。

日本は「血統主義」であるため、日本人の親が世界の何処に行っても、生まれた子供は日本の国籍を取得することになる。しかし、アメリカは「生地主義」であるため、アメリカ国内で生まれた子供はアメリカ国籍を取得することになる。このことから、日本人の親のアメリカ滞在中に生まれた子供は、日本とアメリカの2つの国の国籍を持つことになる。これを「二重国籍」と言う。

現在、二重国籍については、一定の期限以内にどちらの国籍にするのかという選択を行わなければならないと規定されている。

また、以前は父系主義であったが、現在では父母両系主義に変更されているため、両親のいずれかが日本人であれば、生まれた子供は日本国籍を有することになる。(外国人の父と日本人の母の間に生まれた子供には日本国籍が与えられず、これが無国籍児をうむ原因となったことから改められた。)

英語では「Nationality」、ドイツ語では「Staatsangehörigkeit」、フランス語では「Nationalité」、イタリア語では「Nazionalità」、スペイン語では「Nacionalidad」、ポルトガル語では「Nacionalidade」、中国語では「國籍」と言う。

フィリピン」:正式国名は「フィリピン共和国」(英語では「Republic Of The Philippines」)という。アジア大陸(東南アジア)の東方に位置する約7000の島で構成される島国である。漢字では「比律賓」と表記されることから省略して「比」と記されることもある。

面積は約29万9400平方キロ(日本の8割弱)、人口は約9100万人(日本の7割強、世界で12位)、首都はメトロ・マニラである。(以前はマニラ→ケソンであった。)公用語はフィリピン語と英語であるが、タガログ語、セブアノ語などを含めて80以上の言語がある。また、宗教はカトリック、通貨は「フィリピン・ペソ」である。

人口に関しては、現在でも高い伸びを示していて、現在人口1億人以上の国は11ヶ国であるが、そう遠くないうち(2020年前後)に12番目の1億人国家になることが予想されている。

1521年にマゼランの来航があり(マゼランが戦死した場所でもある。)、スペインの来航が増え、次第にスペインに占領されていき、1571年にスペイン領となる。その後、独立の気運が高まって1898年に「フィリピン共和国」(「フィリピン第一共和国」または「マロロス共和国」と呼ばれている。)として独立を宣言するが、米西戦争を経て1899年にアメリカ領となる。第二次大戦中には日本軍に占領される。1943年に日本は支配を安定させるために独立させて「フィリピン共和国」(「フィリピン第二共和国」と呼ばれている。)が成立するが、日本の敗戦によって崩壊し、アメリカ領に戻るが、1946年に改めて独立して現在の「フィリピン共和国」(「フィリピン第三共和国」とも呼ばれている。)が成立した。

農業就労人口が約4割という農業国であって、米、サトウキビ、トウモロコシ、コプラ、マニラ麻、タバコなどが主な脳擬陽性産物である。また、金銀銅、満願、クロムなどの鉱物資源も豊富である。近年は安い労働力で電子部品の生産が伸びているが、食品加工、製糖、製剤、繊維などの軽工業が中心である。また国土の南部の島々では観光業が中心になっている。

それ以外では、外国に出稼ぎに行く人の数が多いことで知られていて、東南アジアや中東への出稼ぎ者が特に多い。

ビザ」:日本語では「査証」という。海外渡航の際、渡航先の国がその人に対して入国を許可するために発行する許可証のことである。あくまでもこれは渡航先の国が発行するものである。但し、現在では、短期滞在の場合は、多くの国で相互免除となっている。(就労、留学などの場合これには含まれないことになる。)

この目的は、その国にとって、入国を希望する外国人が入国するにふさわしい人物であるのかを事前に判断を行うためである。例えば、犯罪歴がある場合などは不適格者と判断される場合がある。(例えば、テロリスト、麻薬密輸業者などは国内に入れると事件を起こす可能性が高く、それを防ぐためである。)また、一部の国では、政治的信条、宗教などを理由としてビザを発行しない場合もある。(共産国では反共産主義者は入国させない、イスラム教国家の一部では他宗教の人の入国を認めない、などがある。)

尚、ビザが発行されたからと言って、100%入国できるとは限らず、時には現地の入国審査で拒否される場合もあり得る。(最終的には、入国審査官が判断することになる。)

また、オリンピックをはじめ、国際的なスポーツ大会が開催される場合には、その大会期間中という限定はあるが、ビザの発行を省略し、ビザ無し入国を許可する場合もある。

英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語では「Visa」、ドイツ語では「Visum」、イタリア語では「Visto」、中国語では「簽證」と言う。

東京タワー」:東京・港区芝公園にある塔であって、集約電波塔として、関東広域放送のテレビ、ラジオ放送の電波送信所として、またそれ以外の各種無線の送信所としての役割を持っている。現在は「東京タワー」と呼ばれて観光スポットになっているが、元々は、放送が始まったテレビ放送の電波塔として各局の電波塔を1つに集約する目的で建設されたものである。そのため、正式名称は「日本電波塔」である。

完成したのは1958年12月23日である。高さは333m(正確には332.6mであるが、四捨五入した数字が綺麗なこともあって「333m」として知られている。)であり、エッフェル塔よりも僅かに高く、完成当時は世界一の高さの塔となった。(但し、3年後の1961年にオランダのヘルブランディータワーが完成したことで世界一の高さという座を譲り、現在ではこれよりも高いものが幾つも建設されたことで、TOP 10にも入っていない高さとなっている。

着工は1957年で、完成したのが1958年ということで、突貫工事で建設された。(工期は1年3ヶ月であった。)そして翌年の1959年からテレビ放送の電波送信が始まる。但し、この時は東京の全てのテレビ局がここから送信していた訳ではなかった。(東京の全てのテレビ局がここから電波の送信を行うようになるのは1970年であって、それまでは独自の場所から送信していた。東京タワー以外の場所から送信していた放送局は、東京タワーに移転すると言う形になって、全ての放送局が東京タワーから送信を行うことになった。))また、1970年にはFM東京も本放送を開始して、FMラジオの電波塔としても稼働するようになった。

その後、新たな放送局が開局すると、その放送局の電波も東京タワーから送信されることとなり、現在では関東広域の地デジ放送電波も全て東京タワーから送信されている。(但し、アナログテレビ放送の方は廃止されたことで、送信は停止された。)

また、観光スポットとしては、蝋人形館は1970年、水族館が1978年、フットタウンは2005年にそれぞれ開業している。

尚、東京タワーと言うと、(東京スカイツリーに抜かれるまでは)日本一の高さの建造物であったと思われているが、実際、東京タワーが日本一の高さであったのは、完成から1963年に日本一高い建造物の座を南鳥島ロランタワーに譲るまでの5年間と、1998年に当時日本一の高さの建造物であった対馬のオメガ塔が解体されてから2010年に建設中の東京スカイツリーに抜かれるまでの12年弱の間であって、1位の座にいた期間はそれほど長くない。(一時期は4位の高さの建造物になっていたが、東京タワーを抜いた高さの建造物(全て電波塔である)は順次解体されていき、東京タワーが1位に返り咲いた。)

展望台は2箇所にあって、高さは地上から120m(大展望台)、223m(特別展望台)の位置にある。但し、特別展望台の方は、1967年になってから展望台としてオープンしたものであって、建設当時は大展望台のみであった。

電波塔として建設されたものであるが、観光スポットとして多くの観光客を集める場所となっている。

電波塔としては、テレビ放送とFM放送の電波を送信している。(アナログテレビ放送の方は廃止された。)

現在、「東京スカイツリー」が建設中であって、2012年2月の竣工した後に、そちらから試験放送が始まり、2012年5月22日に開業することになったが、そうなると一部の放送局を除いて、電波の送出は東京スカイツリーに移ることになる。(放送大学、TOKYO FMは移転しない。)しかし、一部放送局が東京タワーに残ること、および、災害時などに東京スカイツリーから送信できなくなった場合のバックアップ設備としてNHKと在京5局との契約が結ばれたことで、当面は存続することになる。

英語、ドイツ語、イタリア語では「Tokyo Tower」、フランス語では「Tour de Tokyo 」、スペイン語では「Torre de Tokio」、ポルトガル語では「Torre de Tóquio 」、中国語では「東京鉄塔」と言う。

 

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