「大幹部」(その1) [映画(邦画)]
懐かしの邦画ヒーローシリーズの第55弾として取り上げる作品は「大幹部」シリーズです。(ただ、2作しかないため、「シリーズ」と言って良いのか、ということもありますが...)この作品は日活が製作したやくざ映画ということで、ちょっと珍しい作品である。(やくざ映画というと東映というイメージがあるのと、日活しいうと無国籍アクションというイメージが強いですからね。ただ、本作意外にも、日活のやくざ映画、任侠映画は少ないながらも何本かあります。)
主演は渡哲也であって、やくざ映画であり、かつ、アクション映画である。(アクションという所は日活作品らしいところです。)また、1969年と1970年に1作ずつ製作されている。
尚、本作は1968年から1969年にかけて全6作が製作された(同じ日活作品の)「無頼」シリーズ(やはり、渡哲也主演のやくざ映画であり、アクション映画である。監督は6作中4作を小沢啓一が、シリーズ第1作の1本を舛田利雄が担当していた、「大幹部」シリーズではこの2人が1本ずつ監督を務めている。)の番外扱いの作品として、その延長線上に位置づけられることもある作品でもある。(この場合は「大幹部シリーズ」とは呼ばれませんが...)
初回となる今回は、シリーズ作品のおさらいということで、映画化された順番にタイトルを記しておきます。
シリーズ第1作「大幹部 殴りこみ」(1969年)、シリーズ第2作「大幹部・ケリをつけろ」(1970年)。
次回から、それぞれの作品についてを記していくことにします。
↓ビデオですが...
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