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ケータイ刑事銭形海11話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形海」の第11話「BS初! ついに舞台だ! ~超豪華!演劇者殺人事件・解決編」の裏ネタ編・増補の2回目となる今回は、マネージャー・横山関係のネタから、「遺書」について、そこにあった言葉から「心残り」について、「キック・バック」について、「ドタキャン」について、「屈辱」について、「殺意」について記します。尚、「遺書」は「・9話[裏ネタ編]PART 1」で、「殺意」は「海・4話[裏ネタ編]PART 2」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/6/15付です。

遺書」:死後のために書き残した手紙や文章の一つである。特に自殺しようとする人が最期の言葉などを書き残した文書のことを指す。(自分の死後に、財産相続などについてのことを記す、所謂「遺言書」と呼ばれるものは別である。(「遺言書」は「遺書」とは別である。)

遺書に記される内容は、自殺の動機についてや、残された人に対するメッセージが主なものである。そのため、自殺の場合ではこれは重要なものとなる。特に、自殺の動機が記されていた場合(いじめを苦にしての自殺の場合など)には、遺族が後に損害賠償などの請求をして裁判となった場合、その裁判で重要な証拠になる場合がある。(「場合がある」というのは、100%証拠採用されるとは限らないためである。)

「遺書」は本人の自筆によるものと認定されることが前提となるため、ワープロを使った遺書の場合は、内容的には遺書として認められても、本人の自筆とは特定されないため、損害賠償などの証拠にはならない。また、新聞、雑誌などの活字を切り張りしたものも同様である。→法的に効力を持つようにするには、法律の定める形式に則って記されていなければ有効にならない「遺言書」と同様である。(但し、自殺しようという人は、そんな事後のことまで頭が回るとは考えにくいであろうが、法律の世界はそういうものである。)

「遺書」は本人の手書きによるものが一般的であり、直筆であることが重要である。(直筆が確認されると「遺書」と認定されることになる。)尚、直筆であっても「代筆」と言うことも考えられるが、代筆の場合は、代筆を行った人が自殺を止めなかったということで、別の責任を問われることになる場合があって、状況によっては(代筆者が)何らかの罪に問われる可能性もある。→そもそも、自殺をしようという人は精神的にも追いつめられているので、代筆を頼むということまで考えつかないでしょうが...

遺書が本人の直筆であることが重要ということがポイントであるが、これを利用したミステリーも数多い。「ケータイ刑事」でもそういう物語は多く、2時間ドラマをはじめ、現代を舞台にした推理小説でも遺書の偽造(遺書をワープロで作成し、自殺に見せかけた殺人事件だったというストーリーなど。)をトリックとした物語は数多い。(ワープロ作成のものが本人作成と認定されないのは、本人以外が作成している可能性があること、及び、内容改ざんが簡単にできるため、本人が作成した内容であることが特定出来ないためである。→文明の機器の登場で世の中は便利になっているが、「本人の直筆」という昔ながらの方法で無ければ法的には認められないという所が現代社会のシニカルなところでもありますね。)

英語では「Will」または「Suicide Note」と言うが、前者は主に「遺言」のことを指し、後者は自殺者の書き置きの遺書を指すことが多い。また、ドイツ語では「Wille」、フランス語では「Volonté」、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「Will」(但し、発音は異なる。)、中国語では「遺書」と言う。

心残り」:未練、後悔、悔い、思い切れないこと、残念に思うこと、後に心に残ること、を言う。尚、演歌歌手・細川たかしのデビュー曲(1975年)は『心のこり』というタイトルであった。

英語、フランス語では「Regret」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Bedauern」、イタリア語では「Rammarico」、スペイン語では「Pesar」、ポルトガル語では「Pesar」、中国語では「遺憾」と言う。

キック・バック」:割り戻しのこと、ペイバックのことをいう。これは謝礼目的で、売上金の一部支払った人に戻すことをいう。支払者が公務員である場合には、これは「賄賂」と見なされるため不正行為ということになる。(この意味は日本語のみであるため、和製英語ということになる。)

それ以外の意味(世界で通用する意味)としては、蹴り返しのこと、またはボウリングのピンが立っているレーンの奥にある左右の壁のことを言う。

英語では「Kickback」、ドイツ語では「Bestechungsgeld」、フランス語では「Pot-de-vin」、イタリア語では「Tangente」、スペイン語では「Comisión」、ポルトガル語では「Propina」、中国語では「退還」と言う。

ドタキャン」:「土壇場でキャンセルする」の省略した言い方である。直前になって約束を放棄することを言う。

キャンセルは、事前に当事者の間で契約したこと、約束したことを、一方の都合によって破棄することをいう。契約の場合では「解約」「取り消し」ということになる。但し、契約内容によっては、キャンセルしたことによって生じた損害を補償させられることもある。(キャンセル料というものがあるが、これはキャンセルしたことによって生じた損害保証金ということになる。)

前もってのキャンセルであればともかく、ドタキャンの場合は直前でのキャンセルということになるため、キャンセルの中でも損害が発生することが非常に多い。(そのため、「当日キャンセルはキャンセル料が100%」ということになっているものが多い。)

英語では「Cancellation at the Last Moment」、ドイツ語では「Absage im Letzten Moment」、フランス語では「Annulation au Dernier Moment」、イタリア語では「L'annullamento all'ultimo Momento」、スペイン語では「Cancelación en el Último Momento」、ポルトガル語では「Cancelamento à Última Hora」、中国語では「取消」と言う。

屈辱」:屈服させられて恥辱を受けること、屈服させられている恥辱のことをいう。また、「恥ずかしいこと」を強調した言い方でもある。

また、プロスポーツの場合では、最下位になることを恥ずかしいこととして、「屈辱の最下位」ということがある。

英語、フランス語では「Humiliation」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Demütigung」、イタリア語では「Umiliazione」、スペイン語では「Humillación」、ポルトガル語では「Humilhação」、中国語では「屈辱」と言う。

殺意」:人を殺そうという気持ち、心、意思のことである。誰かに対してこの気持ちを持つことは感情の範囲であるため、誰でも経験があることでしょうね。(これは感情の範囲であるため、この気持ちを持つことだけでは犯罪行為とはならないのは言うまでも無い。この気持ちを実行しようとして準備をして、対象者に対してこの意思を実行すると、その正否にかかわらず犯罪行為になる。また、実行して失敗した場合は「殺人未遂」、失敗して対象者が怪我をした場合は「傷害罪」に、成功した場合は「殺人罪」が成立することになる。)

英語では「Murderous intent」、ドイツ語では「Mörderische Absicht」、フランス語では「Intention Meurtrière」、イタリア語では「Intenzione Criminale」、スペイン語では「Intento Asesino」、ポルトガル語では「Desejo Para Matar」、中国語では「殺機」と言う。

 

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