ケータイ刑事銭形舞4話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]
「銭形舞」の第4話「暗闇の惨劇! ~陰陽師殺人事件」の「裏ネタ編」の再増補の2回目となる今回は、舞台となったところということから「協会」について、「本部」について、被害者の肩書きがこれということから「理事長」について、これを行っていたことから「降臨」について、「儀式」について記します。尚、「儀式」は「零・13話[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事(MBSでの再放送時に記したもの)は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2008/6/5、2009/8/17,24,27付です。)
「協会」:ある目的の為に会員が設立した団体であって、会員が協力しあって、その組織を維持している集団のことをいう。(営利目的とは限らない団体である。)
例えば、NHK(日本放送協会)、日本相撲協会、日本サッカー協会などの組織が「協会」の代表的なものとして知られている。(それ以外にも「○○協会」というものは多数存在しているのは言うまでもなく、各業界に於いて、その業界の地位向上や発展のために、同業者が集まった協会が1つや2つは存在しているものであるため、協会自体の数は膨大になる。→当然、会員数が膨大な数になる協会から、少ない協会まで、様々であるのはいうまでもない。特に、スポーツ界では、各競技に於いて、何らかの協会が存在していて、その競技の競技会、更には全国大会などの運営を行っているのが普通である。)
英語、フランス語では「Association」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Verband」、イタリア語では「Associazione」、スペイン語では「Asociación」、ポルトガル語では「Associação」、中国語では「協會」と言う。
「本部」:組織や団体に於いて、その中心となる機関のこと、部署のことをいう。対になる言葉としては「支部」がある。また、会社組織の場合では「本社」という場合もある。
英語では「Headquarters」、ドイツ語では「Hauptquartier」、フランス語では「Quartiers Généraux」、イタリア語では「Aede centrale」、スペイン語では「Oficina Principal」、ポルトガル語では「Sede」、中国語では「本部」と言う。
「理事長」:組織や団体を代表して、事務を管掌する立場の人の役職である「理事」の撫で最高責任者となる長のこと、及びその地位にいる人のことを言う。
(株式や相互)会社では「取締役」という役職の人がいるため、「理事」(及び「理事長」)は設置されないが、各種法人(社団法人、財団法人、学校法人、医療法人、宗教法人など)では法人内の事務を行う「理事」が設けられるため、その中から最高責任者となる「理事長」が設置されることになる。(医療法人や学校法人の場合は、法律的に「理事長」を置かなければならないと定められている。)→会社で言えば、代表取締役社長に相当すると思って良い。
よく耳にするのは、私学であれば「学校法人」となっているため、校長先生とは別に学校の運営を行う「理事長」がいる。また、日本相撲協会の運営の指す考責任者も理事長である。
英語では「Chief Director」、ドイツ語では「Hauptdirektor」、フランス語では「Directeur Principal」、イタリア語では「Direttore Principale」、スペイン語では「Director Principal」、ポルトガル語では「Diretor Principal」、中国語では「理事長」と言う。
「降臨」:神仏などの貴い存在であって、普段はその姿を(直接)見ることの出来ない存在のものが、人々の前に姿を現すこと、若しくは天下ることを言う。
神仏の存在は信仰的なものであって、物理的な存在ではないが、信仰上、神仏が現れるということはどの宗教にもあることであって、「お告げ」などと呼ばれることが多い。そういう場合、(宗教の世界では)神仏が目の前に現れるとしていて、神のお言葉と接する場合は、神の方から側にやってくる、としている宗教が多い。で、それらの時、「神が降臨なさった」と言っている。
また、そこから派生して、偉人、貴人のように地位のある人が来訪することをいう。(この場合には、元々「光臨(こうりん)」という言葉があるのだが、派生的に「降臨」という言葉も使われるようになった。→「光臨」は「他人が来訪する」という意味の尊敬語である。)
英語では「Advent」、ドイツ語では「Beginn」、フランス語では「Venue」、イタリア語では「Avvento」、スペイン語では「Adviento」、ポルトガル語では「Advento」、中国語では「降臨」と言う。
「儀式」:公事、神事、仏事など、一定の規則に従って執りおこなわれる作法、または行事のことを言う。特に宗教の世界では「○○の儀式」として、様々なものがある。身近なものとしては、結婚式や葬儀(葬式)、成人式も「儀式」の一つである。(結婚式や葬儀も、宗教が異なると内容も部分的に違いがあるが、それぞれの宗教に於いては、そこで行われているものが正しい儀式ということになる。)
尚、基本的に「儀式」は宗教色が色濃く反映されるものである。そのため、学校の入学式や卒業式、スポーツ競技のセレモニーである始球式などのように、一定のルールがあるが、特に宗教色のないもので、そのルール(手順)に従って行われる行事の場合は、「儀式」とは言わずに「式典」と呼んで区別するのが一般的である。(基本的に、「儀式」という殻には何な理科の宗教的な要素が絡んでいるものである。)
また、キリスト教では、「洗礼」は身近な所にある儀式と言うことになる。(葬儀も同様に儀式である。)
英語では、宗教的なものでないものは「Ceremony」、宗教的なものは「Rite」または「Ritual」と言う。また、宗教色の有無(先に記したものが宗教色のあるもの、後ろがないもの(=「式典」と言うこともある場合)を指す。)によってフランス語では「Rite」/「cérémonie」、イタリア語とスペイン語では「Rito」/「cerimonia」、ポルトガル語では「Ritual」/「Ceremony」と言うが、宗教色の有無に関係なく同じ単語を使う言語もあって、ドイツ語では「Zeremonie」、中国語では「儀式」と言う。
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