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AVERAGE WHITE BAND『AWB』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1974年に発表された彼らの2nd.アルバムであり、彼らのキャリアに於いても最大のヒットとなったアルバムである。また、前作は本国イギリスからの発表であったが、本作は渡米して発表したアルバムであって、アルバム全体を通してファンキーなサウンドをたっぷりと聴かせていて、大ブレイクすることになったアルバムである。尚、チャート成績は、本国イギリスでは最高位6位を記録、アメリカではBillboardで1週のみであったが1位を獲得し、1975年の年間アルバム・チャートでは9位にランクインしている。

収録曲はオリジナル盤では全10曲であったが、1995年に再発されたときに1曲のボーナス・トラックが追加されて全11曲になった。また、2005年に欧州で再発されたものは、ボーナス・トラックが変更されて2曲が収録されて全12曲の収録となっている。収録曲は以下の通りである。『You Got It』『Got The Love』『Pick Up The Pieces』『Person To Person』『Work To Do』『Nothing You Can Do』『Just Wanna Love You Tonight』『Keepin' It To Myself』『I Just Can't Give You Up』『There's Always Someone Waiting』。(以下、1995年再発盤のボーナス・トラック)『Pick Up The Pieces (The Atlantic Family Live At Montreux)』。(以下、2005年の欧州再発盤のボーナス・トラック)『How Sweet Can You Get (Mark 1)』『McEwan's Export』。

この中からシングル・カットされたのは『Pick Up The Pieces』であって、本国イギリスでは最高位6位を記録し、アメリカではBillboardで2週連続で1位を獲得し、1975年の年間シングル・チャートでも20位にランクインしている。

お薦め曲はシングル・ヒットを記録している『Pick Up The Pieces』、それ以外からは『You Got It』『Work To Do』『Just Wanna Love You Tonight』『I Just Can't Give You Up』という所をピックアップしておく。また、1995年再発盤のボーナス・トラックの『Pick Up The Pieces』はライヴ・テイクであるが、22分弱という長尺ライヴということで、たっぷりと堪能できるため、お薦めとしておく。

本アルバムには捨て曲が無く、最初から最後までファンキーであるが、突っ走りすぎていることはなく、上手くまとめられている。特に(LPの)A面の5曲は軽快なファンクで、6曲目以降はメロディラインにも注力した聴かせるファンクである。(LPではA/B面で異なるサウンドにまとめられていて、それぞれ堪能できました。)

捨て曲もなく、最初から最後まで時間の経過を感じさせず、たっぷりと聴かせてくれる傑作アルバムである。'70'sのファンキー・サウンドをたっぷりと堪能するのも良いものですね。

 

↓'95年の再発盤です。

Awb

Awb

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
  • 発売日: 1995/06/20
  • メディア: CD

↓'05のボーナス・トラック2曲のバージョンです。

Awb

Awb

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Columbia Europe
  • 発売日: 2005/05/30
  • メディア: CD


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