SSブログ

AARON HALL『TRUTH』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1993年に発表された彼のソロ・デビュー・アルバムである。'80's終盤にニュー・ジャック・スウィングの人気バンドGUYのメンバーだった彼がソロとして再スタートしたアルバムであり、なかなかノリの良いダンス・サウンドを聴かせているアルバムである。

収録曲は以下の全15曲である。『Prologue』『Do Anything』『Open Up』『Get A Little Freaky With Me』『Pick Up The Phone』『Don't Be Afraid (Jazz You Up Version)』『Until I Found You』『You Keep Me Crying (Interlude)』『Don't Be Afraid (Introduction)』『Don't Be Afraid (Sex You Down Some Mo' Version)』『Let's Make Love』『When You Need Me』『I Miss You』『Until The End Of Time』『Epilogue』。

この中からシングル・カットされたのは都合5曲である。彼のソロ・デビュー・シングルの『Don't Be Afraid』は元々は映画のサントラ盤に収録されていて、本アルバムよりも前にシングルとしてリリースされていて、Billboardで最高位44位を記録している。この後、別のサントラ盤から1曲シングルがリリースされ、続いて本アルバムからのシングルとして『Get A Little Freaky With Me』がリリースされた。この曲はBillboardのR&Bチャートで48位を記録、続く『When You Need Me』は同チャートで30位を記録、『Let's Make Love』は同チャートで36位を記録したが、いずれもHOT 100にはチャートインしなかった。そして本アルバムから、及び彼の最大のシングル・ヒットになった『I Miss You』はBillboardのR&Bチャートでは2位、HOT 100では最高位14位を記録し、1994年の年間シングル・チャートでは57位にランクインしている。

お薦め曲は彼の代表曲である『I Miss You』と、シングル曲の『Get A Little Freaky With Me』と『When You Need Me』、それ以外からは『Do Anything』『Don't Be Afraid』そして『Until The End Of Time』をピックアップしておく。

アルバム全体を通して、テンポが良く、リズミカルで突っ走っているということで、ダンス・ミュージックとしてはたっぷりと楽しむことが出来、同時に身体を動かすことが出来るものに仕上がっている。(この点で、ダンス系アルバムとしては合格である。)その一方で、曲の方は特定のパターンにハマっているものばかりということで、サウンドの多様性ということでは面白みが無い。更に、歌詞の方も画一的なものになっている。(音楽性と言うことでは今一つと言うことになる。)

まあ、ダンス系のアルバムということでは最低限の楽しみ方が出来るので、これはこれで宜しいかと...

 

Truth

Truth

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Fontana Mca
  • 発売日: 1993/09/28
  • メディア: CD

ザ・トゥルース

ザ・トゥルース

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2001/11/28
  • メディア: CD

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。