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ALPHAVILLE『AFTERNOONS IN UTOPIA』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1986年に発表された彼らの2nd.シングルである。前作の大ヒットから2年で、再び欧州でヒットを記録した'80'sらしいシンセサイザーを中心にしたテクノ系のサウンドを聴かせるアルバムである。尚、チャート成績は、本国(西)ドイツでは最高位13位を記録し、スウェーデンで7位、ノルウェーで8位、スイスで12位、イタリアで41位を記録しているが、アメリカでは最高位174位ということで、前作同様にアメリカではさっぱりであった。

収録曲は以下の全13曲である。『Iao』『Fantastic Dream』『Jerusalem』『Dance With Me』『Afternoons In Utopia』『Sensations』『20th Century』『The Voyager』『Carol Masters』『Universal Daddy』『Lassie Come Home』『Red Rose』『Lady Bright』。

この中からシングル・カットされたのは全部で5曲である。1st.シングルの『Dance With Me』は本国(西)ドイツで11位を記録したのをはじめ、ノルウェーと南アで4位、スウェーデンで5位、フィンランドとブラジルで7位、スイスで9位、イタリアで28位を記録している。尚、アメリカではBillboardのダンス・チャートで22位を記録した。(HOT 100にはランクインせず。)2nd.シングルの『Universal Daddy』は本国(西)ドイツで36位、スイスで26位、アメリカではBillboardのダンス・チャートで65位を記録した。そして3rd.シングルの『Jerusalem』は本国のみで57位を記録、以下、4th.シングルの『Sensations』は何処の国でもチャートインせず、5th.シングルの『Red Rose』はアメリカでBillboardのダンス・チャートのもにチャートインし、24位を記録している。

お薦め曲はヒット・シングルの『Dance With Me』と『Universal Daddy』、更にこれもシングル曲である『Jerusalem』、それ以外からはアルバム・タイトル・ナンバーの『Afternoons In Utopia』と『Lady Bright』をピックアップしておく。

サウンドの方は、'80'sのシンセサイザーを使ったものであるが、USやUKを中心にヒットした所謂「エレポップ」とは少し毛色が違っていて、ドイツ・テクノの流れを受けているものである。(この当が、アメリカでは今一つ受け入れられない所でもる。)とは言っても、「テクノ」と呼ばれるものよりもポップで聴きやすいサウンドであって、「エレポップ」と呼んでも特に問題もない親しみやすいサウンドである。

ポップなサウンドがお気に入りという方であれば、特に違和感なく受け入れられるものであるため、'80'sサウンドがお好きな方はじっくりと聴いてみましょう!

 

Afternoons in Utopia

Afternoons in Utopia

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner
  • 発売日: 2000/03/13
  • メディア: CD

Afternoons in Utopia

Afternoons in Utopia

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Atlantic / Ada
  • 発売日: 1989/11/07
  • メディア: CD

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