SSブログ

ケータイ刑事銭形舞5話[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

銭形舞」の第5話「シベリア超特急殺人事件」の「裏ネタ編」の再増補の4回目となる今回は、二宝院がこれを着ていたことから「喪服」について、これを付けていたことから「香水」について、その何度か口にした言葉である「悪霊」について、彼女と対立する三橋はこれを調べていたことから「電磁波」について、「測定装置」について、その両者はこれを賭けた勝負となっていたことから「プライド」について記します。尚、「香水」は「・24話(2nd.11話)[裏ネタ編]PART 9」で、「電磁波」は「・20話(2nd.7話)[裏ネタ編]PART 7」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBSでの再放送時に記したもの)は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2008/6/10、2009/8/31,9/4付です。)

喪服」:一般的には「もふく」と読むが、「そうふく」という読み方もある。また、「喪衣(「もぎぬ」または「もごろも」)」という言い方もある。

喪中の人、または葬儀の参列者、弔問者が着る礼服である。現在では黒色の衣服ということになっているが、これは西欧の喪服が黒色だったことで、明治以後、それに合わせたものとされている。(古代の日本では、喪服というと白色であるか、フジヅルなどの繊維で織った生地のままの布でつくられたものであり、平安時代になって黒色が登場するが、白色も使われていた。)

英語では「Mourning dress」、ドイツ語では「Trauern von Kleid」、フランス語では「Pleurant robe」、イタリア語では「Vestito che piange」、スペイン語では「Vestido lamentando」、ポルトガル語では「Vestido lamentando」、中国語では「喪服」と言う。

香水」:体や衣服に付けて、香(匂い)を楽しむ芳香性化粧品であって、よい香のする液体の総称である。香料は天然のものと、人工的に作られたものの両者があって、それぞれが用途に応じて広く使われている。

香水はエッセンシャルオイルと呼ばれる芳香性物質(=香料)をアルコールに溶かしたものである。また、その香料の濃度によって「パルファン(エクストレ)」「オードパルファン」「オードトワレ」「オーデコロン」に分類される。

「パルファン」が最も濃度が高く、その濃度は15~20%であり、およそ5~7時間程度の持続時間がある。尚、芳香性成分以外の成分はアルコールと蒸留水である。次いで、「オードパルファン」の濃度が10~15%であり、5時間程度の持続時間がある。「オードトワレ」は濃度が5~10%であり、香水の中では比較的軽い匂いのするものであり、持続時間はおよそ3~4時間である。「オーデコロン」はこれらの中で最も濃度が低いものであり、濃度は2~5%であり、アルコールが90%以上になる。この持続時間はおよそ1~2時間である。(持続時間は使用状況、気温、体温などにも左右されるので、あくまでもここに記した数字は目安の時間である。)

濃度が高いほど、香が強く、持続時間が長くなるが、それだけ使い方も難しくなる。よって、一般的には濃度を薄くして使いやすくしたものが好まれる傾向がある。(「オードトワレ」辺りがポピュラーなものとして広く使用されている。)

また、香水をつけてからの香は、つけてから10分くらいの間の香を「トップ・ノート」、20分~30分ぐらいの間の香を「ミドル・ノート」、それ以降の時間が経って消えるまでの間の香を「ラスト・ノート」というが、トップ・ノート、ミドル・ノート、ラスト・ノートが異なる香がするものと、同一の香がするものとがある。(フランスやイタリアでは香が変化する方が好まれ、アメリカでは変化しないものが好まれるという傾向がある。)

尚、1つの香水に含まれる香料は1つということではなく、数十から数百の香料が含まれているのが一般的である。使われる香料は植物性香料と動物性香料という天然のものと、合成香料と呼ばれる人工的なものがある。(合成香料は科学的に天然香料と同じ構造を持つように作り出されたものである。)当然、天然香料と人工香料のチャンポンというものもある。

歴史については、古代エジプト、ペルシャ、インドなどで動物性香料を使った粉末などがあったが、液体(「香水」)となったのは14世紀後半であり、ハンガリー王室で使われたのが最初とされている。当時は、入浴が一般的ではなかったため、体臭を消すために使われるということで発展していくことになる。(王族や貴族の間で使われるものであった。)

香水は四季を問わずに使用されるものであるが、夏になると汗をかくことが多くなるため、使用されることが多くなる。そのため、俳句の世界では「香水」は夏の季語となっている。

尚、香水には男性用と女性用の香水がある。(特に性別に関係ないものもある。)が、これも国によって状況は異なっていて、注意が必要となるのは、異性用の香水を使うと、ゲイやレズだと思われる国もあることである。(しかし、全く気にされない国もある。)→日本ならともかく、外国で香水を使う場合は注意した方が良いですよ。

英語、スペイン語、ポルトガル語では「Perfume」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Parfüm」、フランス語では「Perfum」、イタリア語では「Profumo」、中国語では「香水」と言う。→海外旅行の際のお土産としてはポピュラーなものであるため、この単語は覚えておいても良いでしょう。

悪霊」:悪しき霊の総称である。例えば、たたりをする死霊であったり、人に取り憑くような霊、怨霊など、またはもののけなどのことを言う。また、宗教によっては悪魔をこれに含めたり、鬼を含む宗教もある。(宗教の違いによって多生の差がある。→宗教に関係なく共通していると言える点は、人に対して悪いことをする存在であるということである。)

日本では、特に人に対して悪いことをする死者の霊のことを言い、「怨霊」または「もののけ」と言うこともある。また「あくれい」と読むこともある。

英語では「Demon」、ドイツ語では「Dämon」、フランス語では「Démon」、イタリア語では「Demone」、スペイン語では「Demonio」、ポルトガル語では「Demônio」、中国語では「惡鬼」と言う。

電磁波」:空間中の電磁場の変化が振動として伝搬する現象によって発生する振動波のことである。目に見えないものであるため、これがあることに気づくことは無いが、現代社会では広く利用されている。(具体例を挙げると、テレビ/ラジオ放送、携帯電話、無線機器に利用されている各種電波や、電子レンジのマイクロ波(電波の中の周波数の高い領域)、レントゲン写真のX線など、各種リモコンの赤外線や電波などがある。)

電磁場の変化の伝搬速度はあらゆる方向に光速で行われる。また、その伝搬では、電界と磁界の振動方向は互いに垂直であり、かつ、進行方向に対して垂直である。また、振動数が高い(=波長が短い)ものから順に、ガンマ線、X線、紫外線、可視光線、赤外線、電波に分類される。(可視光線以外は目出見ることが出来ない。)振動数が高い方(ガンマ線、X線など)は物質を破壊する能力が高いため、放射線として扱われる。(これは遺伝子が破壊され、発癌性があるものである。)また、紫外線は日焼けマシンなどに利用されているが、一部の紫外線(波長の短い方)では発癌性を高める危険がある。

電磁波は物理現象であって、物理学で体系づけられた理論が成立している。現代科学には電磁波は必要不可欠のものであるが、それを支えているのがマクスウェルの方程式である。(ファラデーの電磁誘導、アンペールの法則、電場/磁場に関するガウスの法則がそれぞれの基礎となっている。)

周波数の高い一部の電磁波(紫外線、X線、ガンマ線などの短波長のもの)は人体に悪影響を与えるものとして知られているため、年間被曝量などが規定されているが、それよりも波長の長い領域(特にマイクロ波と呼ばれる領域)については、何らかの影響があるとされているが、現時点ではまだ解明されていない所でもある。また、電源周波数のような低周波(50Hz、または60Hz)、更には可聴帯域よりも低い超低周波(20Hz以下)についても何らかの悪影響があるとされているが、これに関しても完全に解明されている訳ではない。

英語では「Electromagnetic Wave」、ドイツ語では「Elektromagnetische Welle」、フランス語では「Vague Électromagnétique」、イタリア語では「Onda Elettromagnetica」、スペイン語では「Ola Electromagnética」、ポルトガル語では「Onda Eletromagnética」、中国語では「電磁波」と言う。

測定装置」:「測定」とは、ある物理的な量の大きさを、定められた単位を基準として直接計ることをいう。尚、この時用いられる単位は世界的に基準が定められた量である。(そのため、万国共通であるため、数字の大小を比べることで大小の比較が出来ることになる。→単位が異なっていれば、返還しないとならないので、簡単に数値だけで比較できないことになる。)

「測定装置」は、測定を行う際に用いる装置のことである。尚、測定する物理量は様々であるため、装置にも色んなものがあって、大がかりになってしまうものから、精密に使用すべきもの、意外と単純なものまで、様々なものがある。(簡単なものとしては、ものさし、巻き尺なども測定装置ということになる。(誤差も大きいことになるが、実用上、それが問題にならない範囲で使われる。)が、レーザー光を使って長さ(距離)を測定するような装置もある。)

また、測定装置には、測定した値を表示するだけのものと、測定値(の時間的な変化)を記録できるものとがある。測定値を表示できるものは「計器」と呼ばれることもあり、測定値を記録できるものは「レコーダー」と呼ばれることもある。

英語では「Measuring Equipment」、ドイツ語では「Messen von Ausrüstung」、フランス語では「Mesurant Matériel」、イタリア語では「Attrezzatura che Misura」、スペイン語では「Equipo Midiendo」、ポルトガル語では「Equipamento Medindo」、中国語では「測量裝置」と言う。

プライド」:誇り、自尊心、自負心、矜持(きょうじ)、のことである。また、これの程度を述べる場合は「高い」⇔「低い」という言葉を用いる。

これを持っていることは悪いことでは無いが、これが高いと、鼻高々になり、うぬぼれが強くなることになる。また、「天狗になる」という言い方もあるが、これは天狗の鼻が高いことから、「鼻高々」ということに引っ掛けて比喩的に言う言葉である。

一方、これが全くないというのもまた問題である。ということで、人には適度なプライドが必要であり、自慢しすぎるのも、しなさすぎるのも問題ということで、「(何でも)ほどほどが良い」ということですね...

英語では「Pride」、ドイツ語では「Stolz」、フランス語では「Fierté」、イタリア語では「Orgoglio」、スペイン語では「Orgullo」、ポルトガル語では「Orgulho」、中国語では「自尊心」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD

日本喪服史 古代篇―葬送儀礼と装い

日本喪服史 古代篇―葬送儀礼と装い

  • 作者: 増田 美子
  • 出版社/メーカー: 源流社
  • 発売日: 2002/02
  • メディア: 単行本
最新版 新しい葬儀・法要の進め方&マナー (主婦の友ベストBOOKS)

最新版 新しい葬儀・法要の進め方&マナー (主婦の友ベストBOOKS)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2011/08/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
最新版 香水の教科書―愛されるための109のテキスト

最新版 香水の教科書―愛されるための109のテキスト

  • 作者: 榎本 雄作
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2004/04
  • メディア: 単行本
世界香水ガイド2★1885 ~「匂いの帝王」が五つ星で評価する

世界香水ガイド2★1885 ~「匂いの帝王」が五つ星で評価する

  • 作者: ルカ・トゥリン&タニア・サンチェス
  • 出版社/メーカー: 原書房
  • 発売日: 2010/12/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
デキる男は香りが違う! プロが教える香水120%活用術 (ソフトバンク新書 91)

デキる男は香りが違う! プロが教える香水120%活用術 (ソフトバンク新書 91)

  • 作者: 榎本 雄作
  • 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
  • 発売日: 2008/11/15
  • メディア: 新書
香水─香りの秘密と調香師の技 (文庫クセジュ)

香水─香りの秘密と調香師の技 (文庫クセジュ)

  • 作者: ジャン クロード エレナ
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 2010/12/17
  • メディア: 新書
悪霊にさいなまれる世界〈上〉―「知の闇を照らす灯」としての科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

悪霊にさいなまれる世界〈上〉―「知の闇を照らす灯」としての科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

  • 作者: カール セーガン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2009/07/05
  • メディア: 新書
悪霊にさいなまれる世界〈下〉―「知の闇を照らす灯」としての科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

悪霊にさいなまれる世界〈下〉―「知の闇を照らす灯」としての科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

  • 作者: カール セーガン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2009/07/05
  • メディア: 新書
悪霊論―異界からのメッセージ (ちくま学芸文庫)

悪霊論―異界からのメッセージ (ちくま学芸文庫)

  • 作者: 小松 和彦
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1997/04
  • メディア: 文庫
カール・セーガン 科学と悪霊を語る

カール・セーガン 科学と悪霊を語る

  • 作者: カール セーガン
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1997/09
  • メディア: 単行本
見えない汚染「電磁波」から身を守る (講談社プラスアルファ新書)

見えない汚染「電磁波」から身を守る (講談社プラスアルファ新書)

  • 作者: 古庄 弘枝
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/09/22
  • メディア: 新書
電磁波はやっぱり危ない---人体への悪影響とは? いかに身を守ればいいか? (KAWADE夢新書)

電磁波はやっぱり危ない---人体への悪影響とは? いかに身を守ればいいか? (KAWADE夢新書)

  • 作者: 中原 英臣
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2011/10/25
  • メディア: 新書
プライド―それでも人は生きていくなり

プライド―それでも人は生きていくなり

  • 作者: 徐 相禄
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 1999/08
  • メディア: 単行本

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

「AVANTI!」ALESSI(ALESSI BROTHE.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。