「AMOUREUSE」 [映画(洋画)]
表題の作品は1992年のフランス映画「愛されすぎて」である。(現在では「シャルロット・ゲンズブール 愛されすぎて」というタイトルになっている。)日本公開は1993年3月であった。(現在の)邦題から分かるように、1985年の「なまいきシャルロット」で知られるS・ゲンズブール主演の恋愛ドラマである。(アンリ・ピエール・ロシェの小説を元にしている、結構翻案されている。)
作品データを記しておくと、時間は100分、原案はアンリ・ピエール・ロシェ、監督と脚本はジャック・ドワイヨン、撮影はクリストフ・ポロックである。そして出演は、シャルロット・ゲンズブール、イヴァン・アタル、トマ・ラングマン、ステファニア・コッタ、ティエリー・マリコット、エルザ・ジルベルスタイン、ポール・サヴォー、ヘレン・フィリーヌ、たちである。
ジャーナリストのマリーは、同じ年頃のアントワーヌという彼と同棲している恋人がいた。ある日、マリーはインタビューの仕事で出会った映画監督のポールに一目惚れをする。そのことをアントワーヌに話すマリーに、アントワーヌは疑心暗鬼状態になってしまう。が、マリーはマリーで、アントワーヌと別れることが出来ず、アントワーヌとポールとの間で揺れ動くことになる。やがて、ポールとアントワーヌは親しくなっていくことになり、2人の間で揺れていたマリーはアントワーヌを選んだのだった...
三角関係の恋愛ドラマであるが、ドロドロした感じがなく、後を引かないので、とても見やすい作品である。三角関係でも色んな展開があるが、時にはこういう作品があってもいいですね。(ただ、本作はLDでリリースされていたものの、DVD化されていないというように、ソフトと言うことでは冷遇されていますけど...)
それにしても「なまいきシャルロット」の時から大人になったS・ゲンズブールも良いですね。(ただ、この時期は伸び悩みもあって、大人の女優として花開くのにはもう少し時間がかかりますけど...)
↓ビデオですが...
コメント 0