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ケータイ刑事銭形海13話[裏ネタ編]PART 10 [ケータイ刑事]

銭形海」の第13話「さよなら相棒! 銭形海VS高村一平」の裏ネタ編・増補は今回限りとなります。(これで「・1st.」は終了ということになって、次からは2nd.に入ります。)で、劇中で語られた「目上」についてと「年下」について、そしてこの物語でたっぷりと宣伝していた「映画『0093女王陛下の草刈正雄』」について、そして個々にこれがあったということで「ホワイトボード」についてと「ポスター」について記します。尚、「ホワイトボード」は「・24話(2nd.11話)[裏ネタ編]PART 9」で、「ポスター」は「・3話[裏ネタ編]PART 2」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/6/29付です。

目上」:「めうえ」と読む。(誤読が多い漢字でもある。)地位、階級などの社会的地位が自分より上の人、または自分よりも年令が上の人、先輩のことを言う。反対語は「目下(めした)」である。(意味としては「年下」も反対語になり得るのだが、「年下」は反対語ではない。)

英語では「Superior」または「Senior」、ドイツ語では「Überlegen」、フランス語では「Supérieur」、イタリア語では「Superiore」、スペイン語、ポルトガル語では「Superior」、中国語では「上司」と言う。

年下」:年令が下の人、年少者のことである。反対語は「年上」である。(「目上」も意味として反対語になり得るのだが、それは反対語ではない。年下であっても社会的地位が高い人や、高卒と大卒によって会社では年下が先輩になることもあるためである。)

英語では「Younger person」、ドイツ語では「Jüngere Person」、フランス語では「Plus jeune personne」、イタリア語では「Più giovane persona」、スペイン語では「Persona más joven」、ポルトガル語では「Pessoa mais jovem」、中国語では「年歳小」と言う。

映画『0093女王陛下の草刈正雄』」:2007年のBS-i製作の劇場公開映画である。「007」シリーズを意識したパロディ映画であり、本作のアイデアは後のネット配信ドラマの「マノスパイ」にも引き継がれている。「007」を意識していることもあって、ヒロインは「マサオガール」と呼ばれ、「銭形泪」でコンビを組んだこと黒川芽以さんがヒロインを演じたことで、「銭形泪・2nd.」と同じ顔ぶれであるが、全く違うキャラクターのコンビとなった。

また、草刈正雄の娘・麻有(現在は「草刈麻有」の名前で活動している。)が女優デビューを果たし、親子共演が実現している。

作品データを記しておくと、時間は88分、プロデューサーは丹羽多聞アンドリウ、監督は篠崎誠、脚本は加藤淳也、撮影は伊澤昭彦、美術は金勝浩一、音楽は遠藤浩二、主題歌は草刈正雄の歌う 『コードネームは0093』である。そして出演は、草刈正雄、黒川芽以、麻有、彩輝なお、和田聰宏、唐橋充、水野晴郎、森田正光、嶋田久作、森下能幸、諏訪太朗、中原和宏、内木英二、松澤仁晶、浜崎茜、角秀一、西歩見、砂央里、榎本有希、桜木涼介、林和義、たちである。

物語としては、草刈正雄は実は女王陛下の元で働く諜報部員で、コードナンバーは「0093」であった。が、俳優として人気が出たことで苑美とも忘れられていた。が、20年ぶりに指令が下された。敵はIT企業の社長で、新たなテレビ局を開局し、国民を洗脳することを企んでいた。一方、草刈の娘・麻有は父の反対を押し切り、その企業のイメージガールに選ばれる。また、日刊スポーツ記者の霧島ハルキはスクープを狙って草刈を追いかけていて、草刈がIT企業に挑んでいく任務に巻き込まれていく...

元ネタが「007」シリーズであって、そのパロディが満載であるが、それ以外のコメディらしいベタなネタや、ローテクという所を逆手に取ったネタなど、次々とギャグが登場する物語である。(コメディ作品に対する理解が無いと、ついて行けない作品でもある。)

ホワイト・ボード」:水性のフェルトペンを用いて文字などを書き留めるために使用するボード、掲示板のことである。(これに書いた文字は布で拭くことで消すことが可能である。乾いていても水に濡らした布で拭けば良い。→油性ペンは厳禁です。)また、使用する水性ペンは、黒、赤、青が一般的に使われているが、色の異なるペンを使うだけで複数の色を使うことが簡単にできるのも特徴となっている。言うまでも無く、英語の「White-Board」から名称が来ているが、それを直訳した「白板」と呼ばれることもある。

元々は、ちょっとした掲示板として使用されることで登場したものである。(ちょっとした連絡用メッセージを記しておくとか、定食屋の日替わりメニューを記すなど。)が、次第により大きなサイズのものが登場するようになって、現在ではかなり大きなもの(畳の大きさ程度のもの)も登場していて、黒板に取って代わるようになって広く使われるようになっている。尚、黒板は白墨(チョーク)を使って文字や絵を書くため、書く場合に手が汚れるということや、拭き取った際の粉が健康被害を与える可能性があるということで、これが問題点として取り上げられるようになっていった。ホワイトボードでは水性ペンを使用して文字などを書くため、それらの心配が無く、その問題を解決することになり、利用が広がっていったものである。(手が汚れることが無いというのも大きなメリットであり、また、拭いた時に粉が出ないということで、黒板では仕えなかった場所でも使用できるようになり、利用範囲が広くなった。)

また、ボード自体は鉄板をベースにして作られているため、黒板と同様に磁石をくっつけることが出来るため、黒板と同様の使い方も可能である。尚、黒板と大きく異なるのは、黒板では黒地に白文字というのが基本となるが、ホワイトボードでは白地に黒文字が基本となるところである。が、白地に黒文字というのは、紙書類、書籍を見る場合と同様であるため、とても見やすいとしてビジネス・シーンでも歓迎されている。そのため、現在では会議室では黒板に取って代わって、ホワイトボードが主流になっている。

普通の「ホワイトボード」は黒板の置き換えでしかないが、近年では「電子黒板」と呼ばれるものが広く利用されていて、「+α」の機能が備わっている。これは「ホワイトボード」の使い勝手を更に良くしたものである。文字や絵は白地の移動可能のシートの上に記し、それを読み取って紙にプリントアウトすることが出来るようになっている。(乱暴に言うと、スキャナーとプリンターとホワイトボードが一体になったものということになる。)特にビジネス・シーンでは、会議の際の議事録として、簡単に記録を書類として残すことが出来るということで歓迎され、広く普及することになった。(コンピューターが当たり前のようにオフィスに普及する前に浸透した。)現在では、更にコンピュータと接続してネットワーク機能を持ったホワイトボードまで登場しており、ホワイトボードに記した文字を電子画像ファイルとして取り込むことが可能になっているものもある。

尚、ホワイトボードが登場したのは1980年代になってからであるが、当初はオフィスでの普及が中心であった。これが広く普及するようになったのは1990年代後半になってからであるが、21世紀になってからはコンピュータとのリンクが当たり前のようになり、更に進化を遂げている。→歴史的には比較的新しいものであって、「黒板」の進化したものと言うことが出来る。

英語では「Whiteboard」、ドイツ語では「Weißwandtafel」、フランス語では「Tableau Blanc」、イタリア語では「Asse bianco」、スペイン語では「Pizarrón Blanco」、ポルトガル語では「Tábua branca」、中国語では「白板」と言う。但し、英語以外でも「Whiteboard」という言い方も行われている。

ポスター」:広告または宣伝を目的として、壁や柱に掲示される大型のビラ、張り紙のことである。視覚的に訴える媒体であるため、写真やイラストと共に、宣伝するもののタイトルや内容が記されているものである。

通常使用されるサイズは大判の紙が用いられていて、A0やB0といったサイズのものが使われる。(A1やB1もあるが、基本的にはA0が多い。)このため、電車の車内にある吊り広告はサイズが異なっていることから「ポスター」とは言わない。

また、選挙では立候補者のポスターが掲出されることになっているが、この場合はA0やB0ではなく、A2やB2という大きさのものが一般的になる。尚、選挙ポスターの規定は公職選挙法で定められているが、これは候補者の宣伝目的で使用されるものであるものの、「広告目的」ではなくて「公告目的」という扱いとなっているため、宣伝用ではあるものの、広告目的のポスターとは区別されることになる。(また、選挙ポスターを破いたり、勝手に剥がすと罰せられるが、これも「広告目的」ではなく「公告目的」であるためである。)

また、宣伝目的ではないポスターとしては、タレントのグラビア写真、名勝地の風景写真が描かれているものなどがあって、これらは多数販売されている。

ポスターが誕生したのは18世紀後半のことである。経済が発展してきたことから、宣伝が必要となってきたことと、印刷技術の確立によって大量の複製物を簡単に作ることになったために登場したものである。(登場当時は、写真はまだ存在していなかったが、イラストと文字が描かれていた。)その後、時代と共にポスターは発展していき、様々なものに利用されるようになる。また、画家が新たな表現の場としてポスターの絵を描くというのも一般的になっていった。(このため、絵画とは別の芸術品として扱われる様になったものもある。)特に20世紀前半の第一次大戦では戦時宣伝のために利用され、その有用性が証明されたことで、ポスターは経済社会に於いて、なくてはならない媒体となった。(当時はテレビはまだ存在せず、映画と写真は登場していたが、一般的には紙媒体であるポスターは重要であった。)第二次大戦でも同様に宣伝目的でポスターは利用されたが、戦後になるとポスターの役割は変わっていくことになる。

ポスターを変えることになったのは、テレビの登場である。テレビでは動画と音声の同時利用が可能であるということが印刷媒体であるポスターと大きく異なるところであって、ポスターを用いた宣伝目的の利用としては限界があると言われるようになった。そして宣伝目的としてはテレビCMの様に中心が代わっていくことになる。それと同時に、ポスターの新たな用途として、タレントのグラビアや風景ポスターという非宣伝目的のポスターが登場することになり、ポスター自体が一つの作品として、また商品の一つとして利用されるようになった。

「ケータイ刑事」シリーズでは、劇中に関連作品のポスターが登場するというのはお馴染みであるが、今回の物語ではこの物語の監督と脚本家のコンビによる映画作品であって、主演が高村さん(草刈正雄)であったため、格好のネタとなりました。

英語、フランス語では「Poster」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Plakat」、イタリア語では「Copra di Manifesti」、スペイン語では「Cartel」、ポルトガル語では「Cartaz」、中国語では「海報」と言う。

 

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