ケータイ刑事銭形舞6話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]
「銭形舞」の第6話「闇の暗殺者! ~皆殺しの砦殺人事件」の「裏ネタ編」の再増補の3回目となる今回は、五代さんがこれが無いと嘆いていた「ナビ」について、これを見ていたことから「地図」について、舞ちゃんにこれをやっていろと言った「漢字ドリル」について、これに火を付けようとしたことから「タバコ」について記します。尚、「タバコ」は「泪・9話[裏ネタ編]PART 6」で記したものをベースにして加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事(MBSでの再放送時に記したもの)は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2008/6/12、2009/9/7,11付です。)
「ナビ」:「ナビゲーション」の省略した言い方である。航海術のことであって、船舶や航空機、自動車などの乗物を目的地に正しく導くためのものである。特に、自動車用の「カー・ナビゲーション」が普及していることから、「カー・ナビゲーション」のことを「カーナビ」または「ナビ」と言うことも多くなっている。
元々は、船舶や航空機のためのものであって、一般的には特殊なものと認識されていたが、電子器機の発展によってカー・ナビゲーションが普及するようになり、身近なものになったことで、「ナビゲーション」というと「カー・ナビゲーション」のことを指すのが一般的になっている。
英語、ドイツ語、フランス語では「Navigateur」(但し、発音は異なる。)、イタリア語では「Navigazione」、スペイン語では「Navegación」、ポルトガル語では「Navegação」、中国語では「導航」と言う。
「地図」:地球表面の一部、または全体を一定の規則に従って平面に投映して表示したものの総称である。地球全体を投映した世界地図から、特定の地域のみを記したもの、道路を中心にした道路地図、特定の場所への案内のために目印などを記したものなど、様々なものがある。
大別すると、地形をそのまま投映したものと、目的の要素だけを中心にして、実際の地形とは異なる形で記したものとがある。(鉄道路線図は後者の代表であるが、地形と違っていても有用である。)それぞれが様々なところで使用されている。
また、特定の地域(町など)の地図では、球である地球の表面もほぼ平面と言えるため、航空写真を元にして作られたりして、形の歪みは無視できるが、世界地図となると、形の歪みは問題となる。また、地図の利用方法によっては全く役立たない投映方法もあるため、複数の投映方法による世界地図がある。
よく目にするものは「メルカトル図法」による世界地図があるが、投映方法は大別すると、「円筒図法」「擬円筒図法」「円錐図法」「擬円錐図法」「方位図法」「擬方位図法」「整合図法」と「その他」に分類される。いずれねが球の表面を平面に投写したものであるが、注目するポイントが湖トンっているため、それぞれの世界地図は全く違った価値にになる。が、目的に応じてそれぞれの投映方法による地図が有用であるため、目的に応じて使い分けされている。(大別すると、方位を正しく表示しているもの、形を正しく表示しているもの、距離を正しく表示しているもの、面積を正しく表示しているものなどに分けられる。)また、複数の投映方法による地図を組み合わせた世界地図もある。
尚、地図は北を上に、南を下に表示するのが基本であるが、オーストラリアでは上下(南北)を逆にして、南を上に、北を下にした世界地図が結構広く出回っている。見慣れた地図を上下逆丹下形であるが、その地図を見ると、それまでは気づかなかった新発見があったりしますね。(単に、普通の地図を上下逆にしたらいいので、簡単に体験できます。)
特に利用度が高い地図は、道路地図であって、これは車に備えているのが常識であった。(「あった」と過去形になっているのは、近年ではカーナビの普及で、道路地図帳を備えていないことが多くなっているためである。)
この物語で語られている地図も「道路地図」でした。
英語では「Map」、ドイツ語では「Landkarte」、フランス語では「Carte」、イタリア語では「Mappa」、スペイン語、ポルトガル語では「Mapa」(但し、発音は異なる。)、中国語では「地圖」と言う。
「漢字ドリル」:「ドリル」とは、学習のために使用される問題集のことである。技能や能力を向上させるための反復練習のために使用される学習教材である。特に小学校で算数の計算の反復練習のために、または漢字を覚えるのに、中学校では英単語を覚えるために広く使用されている学習教材である。(誰でも「漢字ドリル」「算数ドリル」を小学校の時に、「漢字ドリル」と「英単語ドリル」を中学校の時にやった記憶があることでしょう。)
「漢字ドリル」はその中で、漢字の学習に使用される問題集であって、主に書き取りを学習するのに用いられる。(読みの問題もあるが、読みよりは書き取りが主眼になっている。)
感じは、小学校、中学校で、各学年に習得する文字が定められている。そのため、学年別に漢字ドリルは用意されている。また、漢字の書き取りテストとして国語の授業ではこれをも取らしている場合もよくあることである。
英語では「Kanji Drill」、ドイツ語では「Kanji-Bohrmaschine」、フランス語では「Kanji Forent」、イタリア語では「Kanji Fa」、スペイン語では「Kanji Taladran」、ポルトガル語では「Kanji Perfuram」、中国語では「漢字問題集」と言う。
尚、英語の「Drill」は穴を開けるために使う工具の「錐」「穴開け器」のことを指す「ドリル」と全く同じ綴りである。
「タバコ」:漢字で記すと「煙草」と記す。尚、「Tabaco」という言葉は元々はポルトガル語であるが、これは煙草の葉を取る植物の名前であって、それを加工品した嗜好品はポルトガル語では「Cigarro」と呼んで「Tabaco」とは区別されている。
タバコはナス科タバコ属の一年草の亜熱帯性植物である。有毒で習慣性の強いニコチンを葉に含んでいて、その葉を加工して作られる嗜好品のことである。(日本の法律では、「タバコ属の植物」を「たばこ」と呼び、その葉を加工して喫煙用、かみ用、かぎ用に製造されたものを「製造たばこ」と呼んでいる。しかし、加工した「製造たばこ」のことを一般的に「タバコ」と呼ばれて定着している。)
原料となる「タバコ」という植物は、ナス科タバコ属の一年草であって、南アメリカが原産である。世界中では100種ほどが知られている。しかし、嗜好品のタバコに加工されるのはこの中の一部である。(日本では5種類ほどが栽培されているだけである。)南米を征服したスペイン人がヨーロッパに伝えたことから世界中に広がるようになる。当初は観賞用植物と薬用植物であったが、薬用というところから喫煙用に使用されるようになる。(薬用であったため、現在でも喫煙することを「一服」と言うが、元々は「服用する」という意味である。)
日本へは16世紀になって九州に入ったことで知られるようになる。現在では「たばこ事業法」によって管理されていて、日本で唯一のタバコ製造会社である日本たばこ産業と契約した農家だけが栽培を認められている。(但し、タバコの原料として使用することが出来ないような葉を除き、日本たばこ産業が、栽培農家が生産した全量を購入することが義務づけられているため、個人がタバコを栽培すること、およびタバコに加工される前の葉を購入することは出来ない。)
たばこは春先に苗床に種まきが行われ、苗として育てられる。発芽すると間引きながら育てられ、それを畑に移植して育てる。畑に移植してから1~2ヶ月で花芽が現れる。(開花すると直ぐに「芯止め」という摘芯作業を行って花芽を摘み取る。)夏は成熟期てあり、同時に草としては50cm~1mぐらい、葉の大きさは幅は10~30cm、長さは20~50cmに成長する。そして初秋になると葉が収穫され、処理されて日本たばこ産業に出荷されることになる。
ちなみに、世界の葉たばこの生産高は、中国、ブラジル、インド、アメリカが上位であるが、中国が世界の生産の4割弱を占めている。また、日本では宮崎県、熊本県、岩手県、鹿児島県、青森県が上位を占めている。
で、そのタバコの葉はニコチンを含んでいて、嗜好品であるタバコに加工される。(葉を乾燥させ、発酵させることで、タバコの原料となり、それを葉巻にしたり、刻んで紙巻きタバコに加工する。)
加工されたタバコは、着火して消費されるのが一般的であるが、着火しないで消費するものもある。(「噛みタバコ」と「嗅ぎタバコ」がある。尚、中東では一般的となっている「水タバコ」は火(炭火)を使用しているので、「着火しない」というものではない。)
尚、英語では、植物のタバコは「Tabacco」、それを加工した嗜好品である葉巻を「Cigar」、紙巻きタバコを「Cigarette」と言って区別されている。また、英語で「Cigarette」というもののことをドイツ語では「Zigarette」、フランス語では「Cigarette」(英語と同じスペルであるが発音は異なる。)、イタリア語では「Sigaretta」、スペイン語では「Cigarrillo」、ポルトガル語では「Cigarro」、中国語では「香煙」と言う。
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