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ケータイ刑事銭形舞7話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いします。(本年も特にこれまでと変わりなく、特定分野に偏って記していく予定です。)


今回からの「銭形舞・裏ネタ編」の再増補は第7話「忙し過ぎる死体 ~チーフ脚本家殺人事件」に突入です。(以前にPART 3まで記しているので、PART 4からということになります。)で、今回はサブタイトルにある言葉から、「死体」について、「チーフ」について、「脚本家」について、更にこの物語ではこれを超えたということから「時空」について記します。尚、「死体」は「・9話[裏ネタ編]PART 2」で、「チーフ」は「・7話[裏ネタ編]PART 2」で、「脚本家」は「・17話(2nd.4話)[裏ネタ編]PART 4」で、「時空」は「・22話(2nd.9話)[裏ネタ編]PART 6」で記したものをベースにして加筆したので、今回は新年1発目のご祝儀のつもりです。

また、この物語について過去に記した記事(MBSでの再放送時に記したもの)は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2008/6/17、2009/9/14,18付です。)

死体」:「したい」と読む。また「屍体」という漢字表記もある。死んだ生物の体のこと、生命活動を停止した生物の体のことである。尚、ここで言う生物というのは、人間だけではなくて動物も含むが、植物は含まない。

日本語では、その他にもいくつかの言い方があって、「死骸」「遺骸」「亡骸」「屍(しかばね)」「骸(むくろ)」などと言うこともある。(但し、これらの言葉があるのは、微妙なニュアンスの違いを表現するためであって、上位概念となる言葉である「死体」ということで同じ意味となるが、細かい所では微妙に違いがあって、使い分けられることになる。)→「死骸」は人間や動物の死後の肉体、「遺骸」は死んだ人の体、「亡骸」は魂の抜けがら、「骸」は特に首を切られた胴体だけの死体、というニュアンスが前面に出ることになるが、これらは全て生物の死体であることに変わりはない。また、警察では(殺人事件の被害者などの)死体を「ほとけ」または「ほとけさん」と隠語として言うこともある。(刑事ドラマではこの言い方が定着している。)

普通に「死体」と言うと、人間だけではなく、動物であっても構わず、人間を含めた「動物」の死んだからだ全般のことを指して言う。その中で特に人間の死体については「遺体」という言い方をする。(→基本的に「遺体」と言うと人間の死体のことを指すが、学術用語では「生物遺体」「動物遺体」「植物遺体」という言葉があるため、人間以外にも「遺体」という言葉が使われることがある。しかし、一般的な言葉の使用範囲であれば「遺体」は人間に限って使われる言葉である。)

尚、「死体」と「遺体」との違いを語るときに引き合いに出されるのが、日本の刑法での罪である「死体遺棄」と「死体損壊」である。「死体遺棄」や「死体損壊」という言葉はあるが「遺体遺棄」や「遺体損壊」という言葉はない。(「死体遺棄罪」と「死体損壊罪」はあるが「遺体遺棄罪」と「遺体損壊罪」は存在しない。)

英語では「Corpse」と言うが、「Body」「Remains」と言う言い方もある。(動物などの死体(死骸)のことは「Carcass」と言う。)また、ドイツ語では「Körper」、フランス語では「Corps」、イタリア語、ポルトガル語では「Corpo」(但し、発音は異なる。)、スペイン語では「Cuerpo」、中国語では「屍體」と言う。

チーフ」:集団である作業を行う場合、その中心になる者のこと、または、上位の者を指して言う言葉である。一般的な日本語で言うと「主任」「チームリーダー」「主席」「班長」などが該当することになる。

一応、言葉としては「組織や集団の長」のことまで含めて「チーフ」と言うこともある。そのため、首長のことを指す場合もある。(「Leader」とほぼ同義に使われる。)が、日本では「長」であっても最上位の者までは指さず、「リーダー」よりは下というのが一般的な認識である。そのため、役所や企業では「主任」や「課長」級の人のことを言い、基本的に管理職には相当しない地位とされている。

尚、アメリカインディアンなどの部族では、その一族の長として一族を率いている人を酋長と言うが、その酋長のことを英語で言うと「チーフ」ということになる。この場合は、部族、氏族の長を指すことになる。但し、近年は「酋長」という言葉が侮辱的な意味合いのある言葉とされていて、「酋長」ではなく「部族長」と言ったり「長(おさ)」「首長」と言うことが一般的になっている。

また、全く別の意味では、「ポケットチーフ」「ハンカチーフ」のことを省略した言い方として「チーフ」と言うこともある。(英語では同じ綴りである。)

英語では「Chief」、ドイツ語では「Oberhaupt」、フランス語では「Chef」、イタリア語では「Capo」、スペイン語では「Jefe」、ポルトガル語では「Chefe」、中国語では「頭目」と言う。

脚本家」:映画、テレビドラマ、ラジオドラマ、演劇、アニメ、ゲームなどの仕組み、舞台装置や俳優の動作、台詞などを記した作品の元になる本(=脚本)を書くことを職業としている人のことである。尚、脚本家でも、演劇(舞台劇)の脚本を書く人のことを特に「劇作家」と呼ぶこともある。また、テレビ番組の中でもバラエティ番組などの脚本を書く人については「脚本家」と言わずに「放送作家」と呼ぶことがある。また、「脚本」のことを「シナリオ」と言うことから、脚本家のことを「シナリオライター」と言うこともある。

テレビドラマの場合は1本を1人の人で書くのが基本である。連続ドラマの場合は1人の脚本家が全ての物語の脚本を書く場合と、複数の人が何本かずつをそれぞれ分担して書くことがある。(地上波の1クールドラマであれば前者の形が多いが、「ケータイ刑事」は後者である。また、地上波でも1年続くヒーロー作品は後者、NHKの朝ドラや大河ドラマは前者のパターンである。)

また、映画の場合は、1人で脚本を書く場合と、複数の人がチームを組んで脚本を書くことがある。(黒澤明監督は特に後者の体制で脚本を書いていたことで有名である。)また、監督が脚本を1人で書いて兼任する場合と、複数人いる脚本担当者の1人として監督も脚本チームに加わることも珍しい事では無い。(テレビドラマでは、監督と脚本は別の人というのが一般的であるが、映画では監督と脚本を同じ人が努めるというのは珍しいことではなく、原作がある作品のドラマ化や映画化の場合は、原作者が脚本家のチームに加わって、チームとして脚本を書くことも珍しいことではない。)

尚、複数の脚本家がチームを組んで脚本を書く場合(映画のように1本の作品の場合も、テレビドラマでそれぞれが別の話を書く場合の両者を含む。)、その脚本家の中でリーダーとなる人のことをチーフ脚本家と言う。テレビドラマの場合では複数の脚本が連続ドラマの脚本を書く場合では、第1話の脚本を書く人がチーフ脚本家となるのが一般的である。(→「ケータイ刑事」ではこの体制が採用されている。)尚、アニメや特撮番組の場合では、同じ役割であっても「チーフ脚本家」とは呼ばずに「シリーズ構成」と呼ぶのが一般的である。但し、「チーフ脚本家」は脚本家の1人が務めるのが一般的であるが、「シリーズ構成」の場合は脚本家ではなくてプロデューサが務める場合もある。

脚本はその作品の元になるものであるが、全てが脚本通りに制作されるとは限らない。これは監督の演出によって脚本がアレンジされたり、役者のアドリブによって脚本には記されていない台詞や動作が加わることがあるためである。また、撮影時の現場で急に(内容が)変更されることもある。更に、これはテレビドラマの場合に多いことであるが、時間の関係(決まった時間に収めなければならないため)で、撮影したものの、その一部分をカットするということも珍しいことではない。よって、脚本家が完成させた脚本がそのまま映像作品として固まると言うことは無いのが普通である。(何らかの理由で、脚本を大事にする場合もあるにはありますが...)尚、映画の場合は時間的な制約ということは殆どなくなるため、カットということは少ないが、それ以外のことで、脚本通りに完成するとは限らない。

英語では「Scriptwriter」、ドイツ語では「Drehbuchautor」、フランス語では「Scénariste」、イタリア語では「Sceneggiatore」、スペイン語では「Guionista」、ポルトガル語では「Roteirista」、中国語では「劇作家」と言う。

時空」:「時間」と「空間」の両者のことである。元々は物理用語であって、物理の世界ではこれらは絶対的なものとされていた。(この理論を基礎として、物理学が成り立っているので、これが絶対でないと「物理学」は成立しない。)

これに対して、アインシュタインの相対性理論によって三次元空間に「時間」という次元を加えた四次元世界を論理的に説明さることになり、時間と空間を同時に考慮する必要性が生まれることになった。で、その際に、三次元空間と時間を同時に考察、検討する四次元世界の概念として、「時空」という概念が導入されることになり、それが定着した。(言葉としては20世紀にてから生まれたものであるため、結構新しいものということになる。)

尚、SFの世界では、ワープ航法などのように、時間と空間を飛び越えて航行するものが登場したり、タイムマシンのように時間を自由に往来することが出来るものが登場しているが、これらの世界でも時間と空間を一緒に語ることが多々必要となり、「時間と空間」という意味で「時空」と言う言葉が一般的に使われるようになった。但し、この場合は、相対性理論をはじめとする、高次元理論のことまでは考えておらず、文字通りの「時間と空間」という意味での使用である。が、一般的にはこの意味の言葉として認識されている。

英語では「Space-Time」(「Spacetime」という表記もある。)、ドイツ語では「Raumzeit」、フランス語では「Espace-Temps」、イタリア語では「Tempo di Spazio」、スペイン語では「Tiempo del Espacio」、ポルトガル語では「Espaço-Tempo」、中国語では「時間和空間」と言う。

 

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