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BILLY JOEL『PIANO MAN』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1973年に発表された彼の2nd.アルバムである。また、つい先日(2011/11)に2枚組の「Legacy Edition」がリリースされたばかりであって、現在話題になっているアルバムでもある。本アルバムは彼がブレイクすることにもなったアルバムであり、同時にピアノの詩人というイメージを定着させることになったアルバムであり、現在でも人気の高いアルバムである。チャート成績は、Billboardで最高位27位を記録して、1974年の年間アルバム・チャートでは56位にランクインしている。また、豪州では14位を記録している。

収録曲は以下の全10曲である。『Travelin' Prayer』『Piano Man』『Ain't No Crime』『You're My Home』『The Ballad Of Billy The Kid』『Worse Comes To Worse』『Stop In Nevada』『If I Only Had The Words (To Tell You)』『Somewhere Along The Line』『Captain Jack』。

また、2枚組の「Legacy Edition」のDISC 2の収録曲は以下の23曲である。(イントロの9曲をそれぞれの曲と1つにまとめて、全14曲と扱っているものもある。)尚、内容の方は、現在では伝説になっている1972/4/15のSIGMA SOUND STUDIOSでのライブを収めたものである。『Introduction』『Falling Of The Rain』『Intro To Travelin' Prayer』『Travelin' Prayer』『Intro To Billy The Kid』『The Ballad of Billy The Kid』『Intro To She's Got A Way』『She's Got A Way』『Intro To Everybody Loves You Now』『Everybody Loves You Now』『Intro To Nocturne』『Nocturne』『Station ID and Intro To Turn Around』『Turn Around』『Intro To Long, Long Time』『Long, Long Time』『Intro To Captain Jack』『Captain Jack』『Intro To Josephine』『Josephine』『Intro To Rosalinda』『Rosalinda』『Tomorrow Is Today』。

この中からシングル・カットされたのは全部で4曲である。1st.シングルの『Piano Man』はBillboardで最高位25位を記録、カナダでは10位、豪州では20位を記録している。2nd.シングルの『Captain Jack』はチャートインせず、3rd.シングルの『Worse Comes To Worse』はBillboardで最高位80位、4th.シングルの『Travelin' Prayer』はBillboardで最高位77位を記録している。→チャート成績はそれなりという範囲であったが、初めてチャートインを記録したことになって、ブレイクすることになった。

お薦め曲は彼がブレイクすることになった名曲『Piano Man』とシングル曲の『Travelin' Prayer』『Worse Comes To Worse』『Captain Jack』、更に『The Ballad Of Billy The Kid』と『Stop In Nevada』をピックアップしておく。(あくまでも、オリジナルの全10曲の中からのチョイスであって、「Legacy Edition」のDISC 2に関しては触れないことにする。)

オリジナル盤の方は、語り尽くされているが、やはりBILLYのブレイクすることになった『Piano Man』はいつ聴いても良い曲と感じるのだが、「Legacy Edition」ではリマスターされていることもあって、更に音がクリアになっているので、改めて買い直すことをお薦めする所である。
また、DISC 2の方は、ライヴが行われた時は本アルバムのリリース前であって、当時のBILLYはまだ無名のシンガーの一人でしかなかった時期のものである。観客の方も少人数であるが、それだけ観客に近いところで演奏しているBILLYのライヴというのも貴重なものである。今回は「PIANO MAN」とセットにして陽の目を見ることになったが、単独で、ライヴ盤としてもリリースしても良かったのに、と思う内容でもある。兎に角、若いBILLY(当時は22歳である。)の貴重なライヴでもあるので、是非とも手に入れておきたい所である。「PIANO MAN」を買い換えると言うことでも十分価値があるだけに、是非、「Legacy Edition」をお手元に。

 

Piano Man (Legacy Edition)

Piano Man (Legacy Edition)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Legacy
  • 発売日: 2011/11/08
  • メディア: CD

ピアノ・マン レガシー・エディション

ピアノ・マン レガシー・エディション

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2011/11/16
  • メディア: CD
↓通常盤はこちら
Piano Man

Piano Man

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1998/10/22
  • メディア: CD
Piano Man

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mobile Fidelity Koch
  • 発売日: 2011/05/01
  • メディア: CD

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