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八神純子『Vreath(ブレス) ~My Favorite Cocky Pop~』 [音楽(特撮/邦楽)]

今回は、現時点ではまだ発売になっていないアルバムを取り上げることにします。(1/25発売ですが、ラジオでは既に流れるようになっているので、耳にすることもあります。)

表題のアルバムは、彼女の15年ぶりのニュー・アルバムということで、期待の大きなアルバムである。が、収録曲のタイトルを見ると、彼女自身のデビュー曲と、'60年代から'70年代の音楽コンクールではお馴染みの曲ばかりである。(近年流行りの、往年の名曲のカヴァー・アルバムということになる。)彼女自身の曲もも新録なので、これも流行りの「セルフ・カヴァー」ということになりますね。

尚、ラジオでのON AIRでは、現時点では全曲の全部を聴いた訳では無いが、一部でも聴いた曲を「聴いた」とすると一応全曲聴いたことになるので、この時点で本アルバムを取り上げることにしました。

収録曲は以下の全11曲である。『思い出は美しすぎて』『涙をこえて』『友だちならば』『時代』『待ちわびて』『ナオミの夢』『白いページの中に』『サルビアの花』『20才のころ』『傷ついた翼』『思い出は美しすぎて[SCAT]』。

お薦め曲は、『思い出は美しすぎて[SCAT]』を筆頭にして、『思い出は美しすぎて』『時代』『待ちわびて』『傷ついた翼』、更に『ナオミの夢』と『20才のころ』をピックアップしておく。特に、現在ではスタンダード・ナンバーになっている中島みゆきの『時代』は、名曲がまた違った魅力を持つことになっている。

透明感のある歌声は健在であって、それだけでも嬉しい所であるのだが、落ち着いて歌い上げるボーカルは一段と表現力が豊かになり、魅力を増している。

また、『ナオミの夢』はイスラエルのデュオであるヘドバとダビデのヒット曲(1970年の第1回東京国際歌謡音楽祭グランプリ受賞曲)であるが、ヘドバとダビデの名前を再び耳にすることになろうとは、という驚きの選曲である。

21世紀になってからは、日本では特にこれという音楽活動が無かったため、すっかり過去の人になっていたが、'70's終盤から'80's前半の日本のニューミュージック(当時は「J-POP」という言葉はまだ無かったのは言うまでも無い。)を引っ張る存在でもあった彼女の復活というのは、'80'sサウンドを聴く者にしたら嬉しすぎる所であるだけに、たっぷりと楽しみましょう。(今の内に予約しましょう!)

尚、CDの通常盤だけでなく、SACDとのハイブリッド盤もリリースされるということなので、SACD対応プレーヤーを持っている方は、そちらの方を選ぶべきでしょうね...

 

Vreath(ブレス)~My Favorite Cocky Pop~(ハイブリット盤)

Vreath(ブレス)~My Favorite Cocky Pop~(ハイブリット盤)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト
  • 発売日: 2012/01/25
  • メディア: CD

Vreath(ブレス)~My Favorite Cocky Pop~

Vreath(ブレス)~My Favorite Cocky Pop~

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト
  • 発売日: 2012/01/25
  • メディア: CD

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