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ケータイ刑事銭形舞7話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

銭形舞」の第7話「忙し過ぎる死体 ~チーフ脚本家殺人事件」の「裏ネタ編」の再増補の2回目となる今回は、冒頭の捜査会議の事件にある言葉から「草野球」について、これが轟いたことから物語が一変したと言うことで「雷鳴」について、柴田さんの説明で出てきた言葉から「登場人物」について、「フィクション」について記します。尚、「草野球」は「・31話(2nd.18話)[裏ネタ編]PART 1」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBSでの再放送時に記したもの)は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2008/6/17、2009/9/14,18付です。)

草野球」:素人(アマチュア)が集まって行う野球のことを言う。尚、ここで言う「素人」とは、プロ野球選手ではないということだけではなく、社会人野球、大学野球、高校野球、少年野球などのアマチュアの各野球連盟に属しているチームや選手は含まない。つまり、野球組織には属していない一般の人が行う野球のことである。特に休日などに野球愛好者たちが集まって行う野球のことを指すことになる。(元プロ野球選手や元社会人野球(ノンプロ)の選手でも、引退後に楽しむスポーツとして、特に特定のチームに所属せずに行っている場合は「草野球」ということになる。)

基本的には、プロ野球のように職業として、また営利目的として行われることがなく、学生野球でもなく、普通の人が楽しむために行う野球のことであるが、中には特定の企業などがスポンサーとなって、地域の親睦を深めるために行われる大会もある。

試合のルールは、特にプロ野球やアマチュア野球の試合のルールと変わらないのだが、草野球の場合は集まっている人数が少ない場合、メンバーの顔ぶれ、試合場所などの条件に応じて臨機応変に変えられる場合がある。例えば、人数が少ない(9人揃っていない場合)時には守備位置について省略する所があったり、盗塁を認めない代わりにキャッチャーを相手チームの選手に務めてもらうなどはよく知られている。また、男女が一緒に行う場合は、女子選手に対してハンディを与えることもよく行われているルール改変の1つということになる。→参加している人たちが納得出来るものであれば、これはこれでいいですね。何せ、プロと違い、野球をすることを楽しむのが第一であって、厳格なルールに則ってまで試合をする必要が無いのが素人として楽しめるところですからね。

英語では「Sandlot Baseball」または「Amateur baseball」、ドイツ語では「Amateurbaseball」、フランス語では「Base-ball Amateur」、イタリア語では「Baseball Dilettantistico」、スペイン語では「Béisbol Aficionado」、ポルトガル語では「Beisebol Amador」、中国語では「業餘棒球」と言う。

雷鳴」:放電現象であるカミナリの音のこと、またはカミナリが鳴ることをいう。(「カミナリ」は感じでは「雷」と記すが、「ケータイ刑事」では分家の長女のお姉ちゃまと区別しにくいので、個々では「カミナリ」というようにカタカナ表記にします。)

「カミナリ」は、雲と雲の間、または雲と地表の間で自然に起こる放電現象である。(積乱雲の内部に発生した電荷が溜まり、それが周囲との電位差を生み、電荷が放電されることで発生するものである。エネルギーはとても大きく、1回の放電は、数万~数十万Aという電流値に達し、電圧も数千万~数億Vに達する。(電力量は数百GWにも達する。→この電力の1%でも回収することが出来て蓄電することができれば、発電所の数は大きく減らすことが出来る計算になる。)しかも、放電時間は数μ秒という瞬間的な短時間であるため、瞬間的なエネルギー量は膨大な量となる。そのため、落雷を受けた樹木が吹っ飛んでしまうと言うのも当然である。(人を直撃すると死亡することもあって、世界では年間に数人は落雷によって死亡しているとされている。))

そして、カミナリが発生すると、閃光(=稲妻)と轟音(=雷鳴)が発生するが、「カミナリ」はこれらを合わせての言い方であって、閃光だけの場合は「稲妻」、音だけの場合は「雷鳴」と言うのが一般的である。但し、稲妻のこと、若しくは雷鳴のことも「カミナリ」と言うこともある。

尚、稲妻と雷鳴は、時間差があって体感することが多いが、これは光である稲妻と、音である雷鳴では、伝搬速度に大きな差があるためである。

また、放電現象は瞬間的なものであるが、「雷鳴」がゴロゴロと言うようにある程度の時間があるのは、カミナリは多重放電現象であること、また、放電の瞬間には、その部分の空気が数千度から1万度地殻にまで熱せられるため、空気が爆発的に膨張することによって衝撃波を生じること、また、放電経路の各場所でこの現象が発生すること、更に大気中の音の伝搬の際に、屈折や反射があるため、到達時間に差が出るためである。

また、放電のエネルギーが余りにも大きいため、発生する音(=雷鳴)も非情に大きな音となるため、伝搬距離も長く、15~20km程度は雷鳴が伝わる。(最大では50km程度まで届くこともある。)→音の伝搬速度を約340m/Secとすると、稲妻から30秒程度遅れて雷鳴が届くことがあるが、これは10km以上離れた所まで雷鳴が届いていることになる。(稲妻の方が遠くまで届かないことが多いため、稲妻を感じないのに雷鳴だけ聞こえるのは、更に距離が離れた場所でカミナリが発生したことになる。)

俳句の世界では「雷鳴」をはじめ、「雷」「かみなり」「神鳴」「いかづち」「遠雷」「落雷」「雷雨」などの言葉は全て夏の季語である。これは、「カミナリ」は原理的には一年中発生するのだが、夏に最も多く発生するためである。但し、「稲妻」「稲光」は夏では無くて秋の季語である。これは、秋になると雷鳴は届かずに雷光のみを見かけることがあるためである。(→ちょっとややこしいですね...)

英語では「Thunderclap」または「Thunder」(「Thunder」は音だけであって、稲妻は含まない。)、ドイツ語では「Donnerschlag」、フランス語では「Coup de Tonnerre」、イタリア語では「Thunderclap」、スペイン語では「Thunderclap」、ポルトガル語では「Trovão」、中国語では「雷聲」と言う。

登場人物」:小説、映画、ドラマ、漫画などの創作物に登場する人物やキャラクターのことである。「人物」と言っているが、人ではないものでも擬人化して、人と同等に扱われることがあるが、そういうものも含まれる。(例えば、動物をモチーフにしたキャラクター、乗物を擬人化したキャラクターなど、漫画やアニメには擬人化した人以外のキャラクターが多数存在している。)

ただ、人物であっても、映画やドラマでは、通行人、観衆の中の一人などのように、その他大勢とされるキャラクターの場合は、その作品に搭乗しているものの、「登場人物」とは扱わないことが多い。→映画やドラマでは、台詞があることが登場人物の一つの目安とされる。(但し、刑事ドラマでの死体は台詞が無くても登場人物扱いとされることが多い。→物語にどれだけ絡んでいるかで判断されることになる。)

英語では「Character」、ドイツ語では「Charakter」、フランス語では「Caractère」、イタリア語では「Carattere」、スペイン語では「Carácter」、ポルトガル語では「Caráter」、中国語では「登場人物」と言う。

フィクション」:作り事、虚構、作り話のことである。事実を元にしたものではなく、全てが架空のものである。また、真偽が定かではない推論、伝承されていることも、これの一つと見なされている。また、作られたものであることから「捏造されたもの」も含まれる。

小説、映画、テレビドラマなどでは一部を除いて作られたもの、架空の物語であるので、それらを「フィクション」と言う。(「架空の物語」という言葉が使われる場合もある。)

ニュース映画や何らかの記録を記した書物、ドキュメンタリーなどでは、架空のもの、作り出したものではなくて、現実の実際のこととして伝えられるが、中には嘘のニュース、則ち、捏造されたニュースなどが伝えられることがあり、考古学では遺跡の捏造などが行われたことがあった。また、会社の会計をよくするたの架空取引で帳簿の細工というのも、現実ではない作り事であるため、「フィクション」ということになる。但し、小説などのフィクションは害にならないが、嘘のニュース、捏造、架空取引などは他人を欺す行為となり、犯罪行為となるという違いがある。(そのため、言葉の定義では「フィクション」に含まれるが、一般的には「フィクション」とは言わずに「捏造」「偽造」などという言い方がされる。)

また、「セミドキュメンタリー」と呼ばれるものは、実話を元にしているが、部分的に架空の物語を作っているものであるため、「フィクション」と言うことになる。(但し、部分的には実話であって、全てがフィクションではない。)

「ケータイ刑事」では楽屋話や裏ネタを物語に使い、「現実と虚構が入り交じった…」という物語がいくつかあるが、こういう発想をする所が「ケー刑事」らしいところですね。

英語とフランス語では「Fiction」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Fiktion」、イタリア語では「Narrativa」、スペイン語では「Ficción」、オランダ語では「Fictie」、ポルトガル語では「Ficção」、中国語では「虚構」と言う。

 

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