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ケータイ刑事銭形舞8話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

今回からの「銭形舞・裏ネタ編」の再増補は第8話「揺れる大捜査線! ~スイカップを確保せよ」に突入です。(以前にPART 4まで記しているので、PART 5からということになります。)で、今回は、冒頭でこの会社が配っていたものということから「消費者金融」について、「ポケットティッシュ」について、ちゃんはこれをこうしようとしたことから「焼き芋」について、「買い占め」について記します。尚、「消費者金融」は「・8話[裏ネタ編]PART 3」で、「ポケットティッシュ」は「・20話(2nd.7話)[裏ネタ編]PART 3」で、「焼き芋」は「・1話[裏ネタ編]PART 1」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBSでの再放送時に記した改訂版)は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2008/6/19、2009/9/21,24,25付です。)

消費者金融」:貸金業者で、個人向けに融資を行うものの中で、担保を取らないで、消費者の対人信用に基づいて買い付けを行う金融のことを言う。(一般的には少額の融資である。)

俗に「サラ金」と言われる業者が広く知られているが、クレジット・カードや割賦販売などもこれに含まれる。そのため、直接借金をすることはなくても、クレジット・カードの利用などは現代では誰でも行っていることであるため、現代社会では広く浸透しているものである。

銀行などの金融機関からお金を借りるよりも簡単な審査で貸してくれるが、無担保ということになっているので、金融機関の金利よりも高い金利となっている。しかし、出資法によって最高金利が定められている。また、貸金元本が10万円未満は年利20%、10万円以上100万円未満は年利18%、100万円以上は年利15%を上限とする利息制限法もあるが、これに関しては罰則が無い。

尚、利息制限法の上限金利を超える部分の金利の利息は無効であるため、支払う義務はない。(但し、超過部分を利息として任意に支払った場合、その返還を請求することができない、とも定められている。)

現在、上限金利が法的に下げられ、過払い利息に対する返還ということから、消費者金融各社はそれに応じるために経営が厳しくなっていることもあって、大手が倒産したり、業界再編の波が押し寄せている業界でもある。

英語では「Consumer Credit」、ドイツ語では「Verbraucherkredit」、フランス語では「Crédit du Consommateur」、イタリア語では「Credito al Consumatore」、スペイン語では「Crédito del Consumidor」、ポルトガル語では「Crédito ao Consumidor」、中国語では「消費者金融」と言う。

ポケットティッシュ」:「ちり紙」とも呼ばれることのある薄くて柔らかい紙(ティッシュペーパー)を、携帯しやすいように、少量を小さなビニール袋の中に入れたもののことである。(中身は普通のティッシュペーパーと同じである。)

ティッシュペーパーは、汚れを拭き取るための柔らかい薄地の紙であり、扱い上は化粧用品になっている。が、身の回りのちょっとした汚れを拭き取るのにも用いられるため、化粧用品という認識は薄く、掃除用品と思っている人もけっこういる。(「ちり紙」と言うと、鼻をかむためのもの、または汚れ落としのためのものというイメージがあり、「ティッシュ」というように横文字にすると、ちょっとオシャレなイメージがあるのが言葉の面白い所である。→特に同じものであるが、一応「ティッシュ」は「上質のちり紙」という位置づけである。)

箱に入ったティッシュペーパーと同様に、ポケットティッシュも普通に販売されているものであるが、街頭や店頭で販売促進用のために配布されていることが多いことから、「ティッシュペーパー」は買うものであるが「ポケットティッシュ」は貰うものという認識が浸透しているのも、面白い所である。(繁華街を歩いたら、最近は配布していることが一時期よりも減っているように感じるが、それでも結構配布されている。)

ただ、町中で無料配布しているポケットティッシュは、結構品質に差があるものであって、粗悪品と出くわすこともある。(粗悪品の場合は使い捨ての雑巾の様なつもりで使えばいいことですし、ただで貰ったものだったら、こんなものということで諦めもつくのも事実ですが...)また、最近気づいたこととしては、以前と比べて、無料配布のポケットティッシュは、紙のサイズが少し小さくなっているように感じるのだが、気のせいですかね???(また、内容枚数が減っていますね...←材料費や製造にかかるコストの上昇のため、よくあることです。)

英語では「Pocket Tissue」、ドイツ語では「Stecke Gewebe Ein」、フランス語では「Tissu de Poche」、イタリア語では「Intasca Tessuto」、スペイン語では「Tejido de Bolsillo」、ポルトガル語では「Embolse Tecido」、中国語では「小面巾紙」と言う。

焼き芋」:サツマイモを使った料理であって、日本の冬の風物詩としてお馴染みのものであった。(「あった。」と過去形で記したのは、2002年の廃棄物処理法の改正(落葉の焼却ということに法の網が掛けられ、「落葉を集めて野焼きすることで万一の火事を防ぐ」ことを目指したため、野焼きを行うことが法的に禁止されることになったためである。確かに野焼きを禁止したことで、万一の火事を防ぐ効果はあるが、同時に集めた落葉はそのままゴミとして出すしかなく、ゴミの減量化には反することとなった。また、落葉を集めて野焼きを行うという古くからあった文化を否定し、それを滅ぼした功罪もある。)によって、風物詩となっていた情景が禁止行為となったため、現在ではその姿に変化が出たためである。)

「冬の風物詩」というのは、落葉などを集め、それで(野焼きという形で)焚き火を行い、その火の中にサツマイモを入れて焼いて作る、という姿のことである。2002年の法改正で野焼きを行うことが法律的に禁止されたことで、この行為は法律違反であり、禁じられることになったので、現在では別の方法で作られることになる。

その代表的な方法は、石窯を使って焼き芋を作る「石焼き芋」であって、現在「焼き芋」と言うと「石焼き芋」のことを指すようになっている。尚、「石焼き芋」は石窯を使って作られるものであり、落葉などの直火によって作られる「焼き芋」とは製法が異なる。「石焼き芋」はゆっくりと時間を掛けてサツマイモを焼いて作られるのが特徴であり、時間をかけてゆっくりと加熱されることでアミラーゼ(デンプン分解酵素)がサツマイモに含まれるデンプンをブドウ糖に変え、とても甘く仕上がる。(これが石焼き芋の最大の特徴であり、この甘さが「石焼き芋」の人気を集めている。家庭でも時間を掛けてゆっくりと加熱すれば、確かにある程度は同じように作れるが、根本的に熱容量などに差があり、完全に同じようには作れない。)

また、家庭でも、昔は囲炉裏が当たり前のようにあったため、そこで焼き芋を作ることも出来たが、現在では囲炉裏がある家庭は殆ど無く、家庭で焼き芋を作る場合は、フライパンを使って蒸し焼きにするか、電子レンジを使って作るというのが一般的となった。安全に作ることは出来るが、作る際の楽しみを減らしてしまって味気ないものになってしまった。

材料となるサツマイモは、熱帯アメリカが原産のヒルガオ科の多年生作物であって、現在では世界各地に広がって栽培されているものである。日本には17世紀にフィリピンから長崎に、18世紀に中国から九州南部に伝わり、それが全国に広がった。(但し、鹿児島県が日本で生産されるサツマイモの約40%を占めている。)主に食用として利用されるが、アルコール飲料(焼酎や泡盛など)の原料としたり、家畜の飼料にも使用されている。

春に種芋を植え、収穫は秋となるが、貯蔵できるものであるため、現在は季節を問わずに食することが出来るようになっている。しかし、焼き芋は寒い季節に、できたてのほかほかのものを食べるものであって、現在でも冬の風物詩である。(夏に作って食べても全く問題はありませんが...)そのため「焼き芋」「石焼き芋」などは全て冬の季語である。しかし、その材料となる「サツマイモ」は収穫時期が秋ということから、秋の季語である。

英語では「Roast Sweet Potato」、ドイツ語では「gebackene Kartoffel」、フランス語では「Pomme de Terre Cuite au Four」、イタリア語では「Arrosto Patata Dolce」、スペイン語では「Patata Cocida」、ポルトガル語では「Batata Assada」、中国語では「烤白薯」という。

買い占め」:独占的に、特定のものを買い集めること、その店で販売しているものを一人で全部買ってしまうことを言う。

よくあるのは、値上がりを期待して、値が上がった後にそれを転売することで大きな利益を得るために行われたり、会社を買収するために発行株を買い占めるということはよくあることである。ただ、前者については、時代劇に於いては、役人と問屋とが手を組んで領民を苦しめる悪事として代表的な設定になっていますね。

それ以外では、この物語のちゃんのように、個人の嗜好を満たすために行われることがある。但し、この物語のちゃんのように、飲食物を買い占めようとすると、食べきれないということになるだけだと思いますが...

英語では「Corner」、ドイツ語では「Ecke」、フランス語では「Coin」、イタリア語では「Angolo」、スペイン語では「Esquina」、ポルトガル語では「Canto」、中国語では「全部買下」と言う。

 

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