ケータイ刑事銭形海16話(2nd.3話)[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]
「銭形海」の第16話(2nd.3話)「キミは超能力を信じるか? ~テレポーテーション殺人事件」の裏ネタ編・増補の3回目となる今回は、実演会が始まり、海老沢ほたるが登場してからのところで、ほたるがこれを手にして起こったこととして、「マイク」について、「ハウリング」について、彼女の熱烈なファンが飛ばしていた「声援」について、五代さんはほたるのことをこれがあると言っていたことから「昭和」について、「風情」について記します。
また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/7/20付です。
「マイク」:「マイクロフォン」の略した言い方であるが、名詞としては定着した言い方となっている。空気の振動である音波を拾い、それを電気信号に変換する装置である。
いくつかの方式のものがあるが、基本は、磁束の中を音を拾った振動版の動きに連動してコイルを動かし、電磁誘導によってコイルに発生する電気信号を音声信号として取り出す。尚、この動作原理は、電気信号を音の振動に変換するスピーカーの働きと逆のものである。→感度や音の大きさに差があるが、マイクをスピーカーとして、またはスピーカーをマイクとして利用することは原理的には可能である。
また、振動を電気信号に変換するものとしては、アナログ・レコードのカートリッジ(ピックアップ)と同じであって、振動を電気信号に変換する原理は同じである。そのため、カートリッドと同様にいくつかの方式が存在している。(圧電方式やレーザー光利用という方式も両者に存在しているが、これは同じ原理の物理現象を利用しているものであるため、技術的には応用可能と言うことである。)
尚、電気信号に変換した後は、それをケーブルで送る場合、無線で変調した電波を用いて送る場合など、複数の方式があるため、コードが必要なワイヤード・マイクと必要ないワイヤレス・マイクとがある。
英語、フランス語では「Microphone」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Mikrophon」、イタリア語では「Microfono」、スペイン語では「Micrófono」、ポルトガル語では「Microfone」、中国語では「麥克風」と言う。
「ハウリング」:音に関する現象の一つであって、スピーカーから出た音をマイクやピックアップが拾い、その拾った新興が増幅されてスピーカーから出力され、発振する現象のことをいう。
元々、「ハウリング」とは「泣きわめくこと」「犬の遠吠え」のことであるが、この現象が起こると発振現象となり、その雑音がより大きくなるため、言葉としては遠吠えのように感じられることもある。また、「音が廻る」と言うこともある。(これは発生のメカニズムを上手く捕らえている言い方と言うことになる。)
発振現象であるため、「ピー」というような不快な音になり、そのままではドンドン大きくなっていく。防ぐには、マイクやピックアップがスピーカーからの音を拾わないようにすることであって、マイクでは向きを変える、ピックアップでは音を遮るものを設置するなどで対処することになる。(マイクの場合は手に持っていれば簡単に向きを変えることができるので、対応も直ぐに行える。)
尚、この現象は音に関してで起こる発振現象であるが、これと同じ理屈で、映像信号でも発振現象が発生することがある。但し、ハウリングのような不快な音は発生しない。→ビデオカメラをテレビに繋ぎ、その映像をテレビに映し、ビデオカメラがその写しているテレビを撮影すると、映像信号にループが生じることになり、発振現象が起こることになる。
英語では「Howling」、ドイツ語では「Geheul」、フランス語では「Hurler」、イタリア語では「Ululando」、スペイン語では「Aullando」、ポルトガル語では「Uivando」、中国語では「嘯叫」と言う。
「声援」:声を掛けて励ましたり応援したりして、相手に対して勢いを出させること、または応援することをいう。特に、アイドルに対しては熱烈なファンが団結して応援することが行われている。('70年代のアイドル歌手の登場から、その姿が一般的なものとなり、'80年代のアイドル全盛期に定着した。以後はそれがスタイルになっている。)
英語、フランス語では「Encouragement」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Ermutigung」、イタリア語では「Incoraggiamento」、スペイン語では「Estímulo」、ポルトガル語では「Encorajamento」、中国語では「聲援」と言う。
「昭和」:20世紀の日本の元号の一つであって、昭和天皇が在位していた期間のことである。(1926/12/25~1989/1/7の間で、「昭和元年」から「昭和64年」まで。尚、昭和元年と昭和64年は共に1週間(7日)であったため、62年と2週間(62年と14日)という期間である。)また、1つの元号としては最長期間となっている。(日本だけでなく、中国の元号を含めて最長である。)
尚、1945年を境にして、それ以前を「近代」、以降を「現代」と分けることもあるが、近年では1945年以降を「近現代」という言い方をするようになっている。(世界史では、近現代に全て昭和が入ることになるが、日本史では1945年(昭和20年)を区切りにしている。)
昭和は、期間が長いこと、及び、時代の変化が大きかったことで、「激動の時代」として語られることが多い。そのため、昭和期をぬつにして語るのではなく、昭和20年を境にした戦前と戦後に分けてかたったり、更に昭和30年代の高度経済成長期によって社会が大きく変わったこともあって、昭和40年(1965年)ごろを境にして戦後を2つに分けて考えることも多い。(これによってて昭和という時代がほぼ同じ期間に三等分されることになる。)
特に「昭和の風情」「昭和の雰囲気」として語られるのは、戦前、または昭和30年代までの様子が語られることが多い。(昭和40年代であれば、昭和の風景として語られることはある。)
英語をはじめ、殆どの言語では日本語をローマ字表記とした「Showa」と言い、中国湖では日本語の漢字がそのまま使われるため「昭和」という。
「風情」:「ふぜい」と読む。(難読漢字の一つとなっているが、この漢字は中学入試の難読漢字での出題問題の定番になっている。)
おもむき、あじわい、情趣のことであって、日本独特の風流な趣きのことである。日本で古来から育み育てられてきた感性によるものであるため、人によって感じ方が違う、定量化できないものであるが、日本文化をを語る上では欠かすことの出来ないものである。
様々なものがあるが、傾向としては長い時間を経て大自然によってもたらされた物事の変化していく様、本来持っている姿、季節の変化によって変わっていくものなどがあって、質素なもの、空虚なものが該当することが多い。
英語では「Taste」、ドイツ語では「Geschmack」、フランス語では「Goût」、イタリア語では「Gusto」、スペイン語では「Sabor」、ポルトガル語では「Gosto」、中国語では「風趣」と言う。
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