ケータイ刑事銭形海16話(2nd.3話)[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]
「銭形海」の第16話(2nd.3話)「キミは超能力を信じるか? ~テレポーテーション殺人事件」の裏ネタ編・増補の4回目となる今回は、小槻が語った言葉から「別名」について、「バスター」について、「本物」について、「手品」について、「没収」について記します。尚、「別名」は「結・5話[裏ネタ編]PART 6」で、「手品」は「結・6話[裏ネタ編]PART 7」で、「没収」は「舞・1話[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/7/20付です。
「別名」:「べつめい」と読むのが一般的であるが「べつみょう」と読むこともある。人の場合は本名以外の名前のこと(通称やニックネーム、あだ名、ペンネーム、芸名などが該当する。)を指し、物の場合は別の言い方、異なる名称のことである。また、組織などの団体の場合は、正式名称が長い場合などの略称も該当することになる。
また、これらは「異名」、「俗称」などと呼ばれることもある。尚、物の名称や団体名称の場合は、少なくとも世間一般において通用しているものであることが前提となる。
英語では「Another Name」、ドイツ語では「Weiterer Name」、フランス語では「Autre Nom」、イタリア語では「Altro Nome」、スペイン語では「Otro Nombre」、ポルトガル語では「Outro Nome」、中国語では「別名」と言う。
「バスター」:退治する人、逮捕する人、破壊的な力を持つ人のことを言う。この言葉の前に付けた言葉を退治する人というで使われる。
尚、この言葉を有名にしたのは1984年のアメリカ映画「ゴーストバスターズ」であって、幽霊退治を行う主人公たちの活躍を描いた作品として大ヒットを記録した。
この物語では「インチキ超能力者バスター」という言い方をしていたが、「インチキ超能力者を退治する人」という意味になる。
英語では「Buster」、ドイツ語では「Pleite」、フランス語では「Plus Cassé」、イタリア語では「Buster」、スペイン語では「Buster」、ポルトガル語では「Buster」、中国語では「破坏者」と言う。
「本物」:にせものではないもの、実物のことである。または、その名に値する本当に価値のあるもの、技芸が素人離れしていることを言う。更に、金融の世界では、元金のことを指して言う場合がある。
この物語では、偽者ではないという意味で使われているが、最も多く使われる意味ですね。
英語では「Genuine Article」、ドイツ語では「Echter Artikel」、フランス語では「Article Authentique」、イタリア語では「Articolo Genuino」、スペイン語では「Artículo Genuino」、ポルトガル語では「Artigo Genuíno」、中国語では「真貨」と言う。
「手品」:雑芸の一つであり、予め用意しておいた仕掛けを用いて、観客の錯覚や思い込みなどを利用し、時には注意を別の場所に集めさせることで、(観客の)目の前で実際には実現不可能な不思議な現象がその場で起こっているかのように見せる芸能のことである。「奇術」「魔法」「魔術」「魔力」「呪術」「マジック」などと呼ばれることもある。(また、上位概念となる言葉としては「奇術」が使われ、「奇術」で括られることもある。)
現在では、より大がかりな仕掛けを用いたエンタテイメントになっているものを特に「イリュージョン」と呼ぶようになっている。また、日本では江戸時代には「手妻(てづま)」または「品玉(しなだま)」と呼ばれていたこともあったが、現在ではこの言い方はされない。(「手妻」は「手品」の語源とされている。)
誰もが知っている手品の例としては、何もない(タネは別途用意されているのは言うまでもないですが...)箱やシルクハットの中から花や鳩を出す、ステッキが布に早変わりする、ステッキから花が出てくる、などがあって、これらは手品師(マジシャン)にとっては基本中の基本の手品とされている。→基本であるだけに、これらの手品はタネについても広く知られている。しかし、これらが披露された場合、観客はタネを口にせず、目の前で起こったことに驚くというのが半お約束になっている。
歴史は古く、紀元前20世紀よりも前の時代の古代エジプトで行われていたものが起源とされている。それが世界各地に広がり、それぞれの地域の文化と融合し、独自の発展をしていった。(その地域独特のものが現在に受け継がれている。)日本には、中国を経て奈良時代に伝来した「散楽」が起源とされている。それが曲芸などと融合し、日本独自のものに発展していった。(当時は「幻戯」または「目くらまし」と呼ばれていた。)
江戸時代になると、「手妻」または「手品」と呼ばれるようになり、現在のものに大きく近づくことになる。また、これらは日本独自の奇術として、世界に知られていくことになる。(→例えば、松旭斎一門の水芸など。)明治になって西洋の奇術が日本に入って来ると、より大がかりな仕掛けを使ったものも行われるようになり、今日に至っている。
また、「手品」には仕掛け(「タネ」と言う。)があることから、それが転じて、様々な考えを巡らせて罠を仕掛けて他人を誑かしたり陥れたりすることを比喩的に「手品」と言うようになっている。この場合は、「目くらまし」「インチキ」「悪事」というような蔑んでみられるというニュアンスを含んでいる。
英語では「Magic」、ドイツ語では「Zaubern von Tricks」、フランス語では「Conjurant ruses」、イタリア語では「Trucchi che scongiurano」、スペイン語では「Trucos conjurando」、ポルトガル語では「Magia」、中国語では「奇技」または「戲法」などと言う。
「没収」:物を取り上げることを言う。また、法律用語でもあるが、刑法と行政法で定義が異なっている。刑法の場合は、犯罪に関係のある物の所有権を国に移し、国庫に帰属させる刑罰のことをいい、行政法の場合は、ある物件の所持が行政の目的を害する場合に、その物件を無償で取り上げる処置のことであって、「没取」と言うこともある。(「没取」ということで、刑法の「没収」と区別されることになる。)
また、古語では「もっしゅ」と読み、領地、官職、財産などを取り上げる刑罰のことを言った。
類義語として「押収」という言葉があるが、これは刑事手続における物の占有を取得する処分の総称である。(「没収」は処置であり、「押収」した物が没収になる場合と、元々の所有者に返還される場合とがある。尚、返還されることになっても所有者が所有権を放棄すると国庫に帰属することになって、有価物は売却、無価物は廃棄処分される。)
英語、フランス語では「Confiscation」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Beschlagnahmung」、イタリア語では「Sequestro」、スペイン語では「Confiscación」、ポルトガル語では「Confisco」、中国語では「沒收」と言う。
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