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ケータイ刑事銭形海16話(2nd.3話)[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形海」の第16話(2nd.3話)「キミは超能力を信じるか? ~テレポーテーション殺人事件」の裏ネタ編・増補の5回目となる今回は、ほたるが何度か口にした「事故」について、小槻の言葉からこれが起こったと言うことで「ブーイング」について、小槻はこうなったことから「墜落」について、ちゃんが呪いで人を殺したという事例の説明で口にした「丑の刻詣り」について、そして五代さんが突然口にした「前言撤回」について記します。尚、「丑の刻詣り」は「・17話(2nd.4話)[裏ネタ編]PART 8」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/7/20付です。

事故」:思いがけず起こった悪い出来事のこと、不注意で起こった悪い出来事のことをいう。基本的に、予期していないで起こることであり、身体的に負傷(重度の場合は死亡することもある。)したり、物が損傷したり、財産的な損害が発生する出来事である。

尚、故意に損害を生じる出来事を起こした場合は、「事故」とは呼ばずに「事件」と呼ぶ。被害者にすれば、事故と事件では、どちらも損害を生じるが、その出来事が起こった原因が偶然によるもの、故意によるものかによって、事故になったり、事件になったりする。

英語、フランス語では「Accident」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Unfall」、イタリア語では「Incidente」、スペイン語では「Accidente」、ポルトガル語では「Acidente」、中国語では「事故」と言う。

ブーイング」:観客、観衆が不満や不服、怒りの意を表すために行われる行為のこと、またはその時に発せられる声のことをいう。(「ブー(Boo)」と唸るような声を出すことから「BOOING」と呼ばれるようになった。)

尚、これを出す方(=観客)は「ブーイングをする」と言うが、これを受ける方は「ブーイングを浴びる」という。

スポーツでは、審判の判定が微妙な場合、応援するチームが大敗したり、期待の対決が見られない様な場合(野球で敬遠した時など)、お粗末なプレーが行われた場合などには観客がブーイングをすることがよく見られる。また、プロレスなどでは悪役レスラーが登場した場合にもブーイングが起こることがある。

英語では「Booing」、ドイツ語では「Buhrufe」、フランス語では「Huées」、イタリア語では「Boos」、スペイン語では「Abucheos」、ポルトガル語では「Vaias」、中国語では「嘘聲」と言う。

墜落」:人や人が乗った乗り物などが高いところから落ちること、落下すること、をいう。類義語として「転落」という言葉がある。(物の場合は「落下」と言うが、人が関係した場合は特に「墜落」という。)

これは地球の重力によって起こる物理現象であって、(高さ方向で)支えが無ければ、どんなものでも重力が働いて落下するという現象の一つである。尚、飛行中の航空機が意図したように操縦できなくなって地面に落ちる事故も「墜落」と言うが、意図したように操縦することが出来て、地面に降りて着陸した場合は「墜落」とは呼ばずに「着陸」と言うので、重力によって引き起こされた現象の場合にこの言葉が使われることになる。

この物語では、人が建物の屋上から落ちているが、「人」であること、及び高さもある程度の高さのある場所から落ちているので、「落下」ではなくて「墜落」と言う言葉の定義に合致している。

英語では「Crash」または「Fall」、ドイツ語では「Krach」、フランス語では「Accident」、イタリア語では「Incidente」、スペイン語では「Caída」、ポルトガル語では「Estrondo」、中国語では「墜落」と言う。

丑の刻詣り」:「丑の刻参り」という表記もある。「丑の刻」とは深夜の時間帯であって、午前2時を中心とした2時間ほどの時刻のことである。(「ほど」というのは、季節によって時間的な長さが変わるためである。昔は昼と夜の時間をそれぞれ等分していたため、「丑の刻」は冬の間は時間的に長くなり、夏の間は短くなった。)

「丑の刻詣り」とは、丑の刻の時間帯に、神社の御神木に憎い相手に見立てた藁人形を五寸釘で打ち込むという、日本古来から伝わる呪術の一つのことを言う。いつ頃から存在しているのかは定かではないが、古い所では鎌倉時代の文献に登場している。(但し、藁人形と五寸釘を用いていない。)室町時代に現在に伝えられている形(藁人形と五寸釘を用いた形)が整った文献が発見されている。

「丑時参(うしのときまいり)」「丑三ツ参り」「丑三ツ詣」「丑詣り」という言い方もあるが、これの内容は基本的に同じ(他人を呪い殺そうとする儀式)である。(但し、地方によっては細かい所に違いがあるので、名称の違いだけとは言い難いですが...)

これを行う人は、白装束として、顔には白粉を塗り、頭に五徳を乗せて蝋燭を灯し、手には釘と金槌を持ち、胸には鏡を吊し、履き物は一本歯の下駄とする。呪いを行うのは、連日行い、7日目が満願の日であって、7日間続けることで呪った相手が死ぬと信じられている。また、呪いの最中は他人に口を聞いてはならないなど、いくつかの約束ごとがある。

尚、日本古来からの伝承であるため、地方によっては細かい所で違いがあるが、藁人形、五寸釘、白装束、五徳に蝋燭、というところはほぼ共通である。

英語では「Nightly Imprecation Before a Shrine」、ドイツ語では「Jede Nacht Verwünschung vor Einem Schrein」、フランス語では「Toutes les Nuits Imprécation Avant un Temple」、イタリア語では「Imprecazione Notturna di Fronte ad un Sacrario」、スペイン語では「Imprecación Nocturna Antes de una Urna」、ポルトガル語では「Maldição Noturna Antes de um Santuário」というように、それを説明するような言い方がされていたが、現在では英語をはじめ、殆どの言語で日本語をローマ字表記とした言い方である「Ushinokoku-Mairi」と呼ばれるようになりつつある。尚、中国語では「丑時參拜神社」と言う。

前言撤回」:「前言」とは、以前に述べた言葉、または直前に言った言葉のことという意味と、昔の人が言った言葉という2つの意味があるが、一般的には前者の意味で使用されることが多い。(この物語でも(五代さんが)前に言った言葉という意味である。)一方、「撤回」とは一旦提出したもの、口に出したことを取り下げることを言う。

よって、「前言撤回」とは、以前にその人が口に出して言った言葉を知り消すことをいう。尚、「撤回」という言葉に「前言を取り下げる」という意味があるため、「前言撤回」という言葉は意味が重複した言い方(「馬から落馬した」に近い重複した言い方の一つということになる。)になっているが、慣用的に使われる言葉である。

最近では、政治家がこれを行うことが実に多いですね。まあ、それだけ大物政治家がいなくなって、小物ばっかりになったのと、順送り人事で専門家ではない政治家が大臣なんかになるから何でしょうけど...

英語では「Retraction」、ドイツ語では「Zurück Fährte」、フランス語では「En Arrière Piste」、イタリア語では「Indietro la Pista」、スペイン語では「Atrás la Huella」、ポルトガル語では「Atrás Rasto」、中国語では「前言撤銷」と言う。

 

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