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GARO~MAKAISENKI~#14 [特撮]

前回の邪美に続いて、今回は翼という既知のキャラクターが登場した物語。が、ホラーは登場せずに、魔戒騎士の内輪話になっちゃって、今後への伏線ということでは色々と仕掛けてあるのが分かるが、この手の展開の物語というのは近年では氾濫しすぎていて、はっきり言ってつまらない物語でした。(本作に期待する方向とは完全に違う方向に向かっている。)

主題歌の変更、内容の急激な低下ということで、もはや「続編は転ける」というジンクスの通りの駄作に向かって本作はギアを入れちゃいましたね...

元老院付きの魔戒騎士・四十万ワタルが、翼の弟子・日向と戦っていた。元老院は鋼牙を呼び出し、四万十を捕獲するように命じられ、本当に闇に落ちていた場合には抹殺するようにも言われていた。

一方、翼は弟子が襲われたということで、破滅の刻印のために苦しんでいたものの黙っておれず、四万十に向かって行く。しかし日向は、四万十はまだ完全に闇に堕ちしていないと告げ、鋼牙は誰一人も死なせないと言い、四万十、翼、そして鋼牙のバトルが繰り広げられることになる。

更に、ピンチの鋼牙たちを見ると、レオも術で加勢する。結局、最後は四万十を押さえ込んだ翼が、自分ごと鋼牙に貫かせることにして、鋼牙は翼の急所を外し四万十を刺し、それで四万十は正気に戻り、翼も無事だった。

四万十は先輩として鋼牙に教えを授けていたという間柄であり、鋼牙は、魔戒騎士は可能性があれば助けるという教えに従っただけだった。

同族同士のバトルというものは、最近の特撮作品では氾濫していることもあって、こういう内容は完全に食傷しているもので、新鮮みが無かったですね。一応、3人の魔戒騎士のアクションが見せ場とはいうものの、PG-15ぐらいに指定されそうなバイオレンス描写ということで深夜作品らしいとは言っても、深夜枠ならではのお楽しみも無いし、カオルのちらっとだけの登場も殆ど意味なしだし、今回は見せ場はそれなりとはいうものの、ストーリーとしては酷すぎましたね。

また、前回と今回の低レベル、そして次回予告から感じた印象では、この3本セットの劇場先行公開は完全に「金返せ映画」(「詐欺」と言ってもいいですね。何せ、ホラーは全く出ないのだし...)になるのは、小学生に「1+1は?」と尋ねて間違える確率よりも低いのも明かである。

前作(TVシリーズ)では、後半になると益々面白くなって言ったのに、本作は益々酷くなっているだけに、やっぱり「続編は転ける」という言葉は昔も今も通用していますね。ということで、次がつまらなければ離脱しようと思います。

 

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↓最初はともかく、3話収録って、資源の無駄遣いですね。(6話ぐらい収録すべき...→今回の物語が収録される5巻はゴミでしかないぞ...)

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