ケータイ刑事銭形海17話(2nd.4話)[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]
今回からの「銭形海・裏ネタ編」の増補作業は、通算では17話となる2nd.4話の「明日のスターを目指せ! ~芸能プロダクション社長殺人事件」に突入です。初回となる今回はサブタイトルにある言葉から、「明日」について、「スター」について、「芸能プロダクション」について、「社長」について記します。尚、「スター」は「零・10話[裏ネタ編]PART 2」で、「社長」は「海・3話[裏ネタ編]PART 6」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/7/27付です。
「明日」:「あした」「あす」「みょうにち」という異なる読み方があるが、基本的に意味は同じである。本日を基準として、その次の日のことである。現在は午前0時を基準に日にちが変わるため、現在の時刻から次に午前0時を迎えた時からの24時間のことということになる。
しかし、古語では少し違っていた。というのは、1日は夜が明けたときから始まるとされていたので、文字通り「(夜が)明けた日」のことを指した。(未明から数時間後に夜明けを迎える時は、夜明けを迎えたら「明日」になった。また「朝」(「夜の時間の終わり」でもある。)という漢字にも「あした」と言う読みがあるが、これは朝になると日にちが変わったためでもある。)そのため、1日の基準となる時刻が午前0時に変わった現在でも、「明日」という漢字を使っている。
英語では「Tomorrow」、ドイツ語では「Morgen」、フランス語では「Demain」、イタリア語では「Domani」、スペイン語では「Mañana」、ポルトガル語では「Amanhã」、中国語では「明天」と言う。
「スター」:人気のある役者や歌手(芸能人)、スポーツ選手のことを言う。「花形」「人気者」という言い方もあるが、現在は「スター」と呼ぶのが一般的である。また、大人気、大物であれば「大スター」「ビッグスター」などと、より強い形容詞が付いた言い方がされることがあるが、言葉のインフレ状態を誘うだけでありますし...
天空に輝く星と同様に華やかで光を放っていると言うことから、「星」と同じ意味である「Star」という言葉で言われるようになった。
英語では「Star」、ドイツ語では「Stern」、フランス語では「Étoile」、イタリア語では「Stella」、スペイン語では「Estrella」、ポルトガル語では「Estrela」、中国語では「明星」という。尚、英語には「Stir」という単語もあって、これも日本語(カタカナ)表記すると「スター」となって「Star」と同じである。(英語の発音は少し違うが、日本人には同じに聞こえるかも...???)この単語には「興奮させる」「大騒ぎ」という意味があるだけに、人気者がいたらファンは興奮し、大騒ぎになることを考えると、この意味でも間違いではないと感じられるところである。しかし、「人を煽動する」「かき回す」という意味があり、更に俗語では「刑務所」と言う意味もあるだけに、悪いイメージもあるのも事実である。(が、「地に堕ちたスター」と呼ばれて違法行為に走るスターもいるだけに、この意味でもあながち間違ってはいない...)→「スター」と呼ばれる全員が悪いイメージがあるものではないのだが、持っている意味を考えるとシニカルところもあって面白いところでもある。
「芸能プロダクション」:芸能人が芸能活動を進める上で、その事務的な業務を行う会社のことである。芸能人は所属契約を行い、会社の方はその芸能人の宣伝をはじめ、スケジュール管理、マネージメントなどを行う。
芸能人と言っても、活動範囲がタレント、俳優、歌手、芸人では異なるが、そういう全てのジャンルの芸能人を扱う大きな会社(所謂「大手プロダクション」)から、所属する芸能人は特定のジャンルの芸能人に限っている会社(所謂「専業プロダクション」)まで、規模の方は様々である。また、ビッグ・スターが独立して個人で芸能プロダクションを設立する場合もある。
英語では「Theatrical Agency」または「Entertainment Production」と言い、ドイツ語では「Unterhaltungsproduktion」、フランス語では「Production du Divertissement」、イタリア語では「Produzione di Divertimento」、スペイン語では「Producción de la Función」、ポルトガル語では「Produção de Entretenimento」、中国語では「經紀公司」と言う。
「社長」:会社や社団などの組織の長のことであって、その会社(社団)の最高責任者である。または、他人を親しみを持って、若しくはからかって呼ぶときに使う呼称である。(特に、夜の街に行くと、客引きは必ず客のことを「社長」と呼びますね...)
尚、社長の権限に対する法的根拠を確保するために、一般的に株式会社では会社を代表する取締役ということで「代表取締役社長」と呼ぶことがある。また、世の中には大企業から中小の会社まであるが、会社の規模に関係なく、「社長」はその会社の長である。(副社長以下については、複数人いるような大企業から、そういうポストを設けていない中小企業まで様々であるが、トップは必ずいることになるので、社長は存在することになる。)尚、一般的なイメージとしては「社長」と言うと、ある程度の人数の従業員がいるそれなりの規模の会社を率いているというイメージがあるが、世の中には従業員が数名しかいないという小さな会社の方が多い。また、日本には200万人以上の社長がいるが、それだけ会社の数は多いということでもある。(複数の会社の社長を務めているという人もいるが、従業員が1人という会社もたくさんある。(→その場合はその人が社長でもある。))
尚、社団の場合は、公社であると「社長」と言う言い方をしないことも多く、「理事長」または「総裁」と呼ぶことが多い。しかし、これも組織内での役割は「社長」と同じである。その一方で、個人事業主の場合、会社組織としていない場合でも「社長」と呼ぶこともある。(会社組織にしている個人事業主の場合は、たいてい「社長」の肩書きを持っていますが...→家族の名前を使って、本人は取締役に留まって社長になっていないという人もいますが...)
英語では「The President」、ドイツ語では「Der Präsident」、フランス語では「Le Président」、イタリア語では「Il Presidente」、スペイン語では「El Presidente」、ポルトガル語では「O Presidente」、中国語では「社長」と言う。
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