BOOTSY'S RUBBER BAND『BOOTSY? PLAYER OF THE YEAR』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1978年に発表された彼らの3rd.アルバムである。Pファンクに於いては欠かすことの出来ないベーシストとして知られているBOOTSY COLLINSが1976年に結成したバンドがBOOTSY'S RUBBER BANDである。それだけにPファンクのバンドかと思われがちであるがPファンクを発展させたバンドであって、ファンキーなサウンドをディスコ・ブームの時期に放つことになったのが本アルバムである。また、本アルバムからは、彼らの最大のヒット・シングルが生まれることになり、その曲も収録されたのが本アルバムである。また、アルバムの方もBillboardで最高位16位を記録していて、R&Bチャートでは1位を記録した。
収録曲は以下の全7曲である。『Bootsy What's The Name Of This Town』『May The Force Be With You』『Very Yes』『Bootzilla』『Hollywood Squares』『Roto-Rooter』『As In 'I Love You'』。
この中からシングル・カットされたのは2曲である。いずれもがBillboardのHOT 100にはランクインしなかったものの、1st.シングルの『Bootzilla』はR&Bチャートで1位を獲得し、2nd.シングルの『Hollywood Squares』は同チャートで17位を記録している。
お薦め曲は、シングル・ヒットを記録している『Bootzilla』と『Hollywood Squares』、更に『Bootsy What's The Name Of This Town』と8分半に近い大作の『Very Yes』をピックアップしておく。
曲数は7曲と少なめであるが、1曲の時間が長いため、7曲でも時間は45分を超えていて、たっぷりとファンキーなサウンドを聴かせてくれるアルバムとなっている。
全編を通して、ファンキーなサウンドを聴かせているが、彼らも本気で楽しみながら気合いが入った内容のあるサウンドを聴かせているだけに、気合いを入れて聴きましょう。が、気合いかは言っていなくても、聴いている内にこちらも気合いが自然と入ってしまうほどで、それだけ熱く聴くことが出来るアルバムである。(身体も自然と動き出してしまいます。)正に「音楽」とは「音を楽しむ」ものということを改めて教えてくれるアルバムでもあるだけに、しっかりと聴いておきたい所である。
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