ゴーカイジャー #49 [特撮]
クライマックスに向けて、まずは「宇宙最大のお宝」との対面、そして「但し」ということで、最後のドラマへの種まきを、そしてレギュラー敵幹部(インサーン)の退場物語ということで、あとは結末を迎えるだけという用意が全て調いました。(が、皇帝は名前だけで、存在感が全く無いところが遺体ですけど...)
懐かしい顔ぶれがたっぷりと登場しているが、やはりワンカットに近い形での登場でしたね。昔の面影が残っている人もいれば、完全な別人だと思える人、いい年の取り方をしている人というように、五人五様ですね。しかし、星川レミとシュバリエがいる、鶴姫の父とくノ一組・サクラがいるというようにも取れるだけに、なかなか面白い人選でした。
バスコから手に入れた5つの戦隊に関して、「このまま使っても良いのか?」という疑問を持つ所が、単なる海賊では無くなって、成長した証として描かれていて、更に「戦隊消滅」という事実を突きつけたことで、最後にもう一つドラマを見せるようにしたのは上手いところでした。
今回、インサーンがロボを操縦して戦いに望んできたが、敵幹部がロボを操縦して、ということで、バイオマンを思い出すのだが、パチモン・バイオマンも登場して欲しかったところでした。
巨大戦に敗れたインサーンは脱出して等身大で戦うということになったが、銀以外の5人もロボから飛び出して等身大で戦うという所は、王道とはいうものの、ロボのまま、インサーンを踏みつぶしてしまう、という発想が無かったが、初期の海賊赤や黄だったら、「面倒臭い」と言って、ロボで踏みつぶそうとしたでしょうね...
今回のパチモン戦隊は、オリキャスで登場したバルイーグル、チェンジグリフォン、ブルーマスク、ファイブイエロー、グリーンフラッシュ、そしてマジレンジャーだったが、特に魁ちゃんももう一度顔を出していたら良かったのに... それにしても、細いグリーンフラッシュは「シャットゴーグル」が違和感を払拭しようとするためのお詫びに感じられました。(ピンクフラッシュだったらなぁ~)
後は最終決戦へということになるが、とりあえずはザンギャック優勢に進み、「このままでは...」という所まで追いつめられ、そして最終回へ、何でしょうね。ここまできたら、お祭りの最後の締めとして、全戦隊消滅&ゴーカイジャーは相打ちで、というバッドエンド的な結びを期待したいのですが...(で、過去を断ち切って、新作へ→VSシリーズなどのこともあるだけに、そう言う訳にはいかないでしょうが、そういう未練たらしく残すからマンネリは続くのですが...)
次回もオリキャスが登場するようだが、アオレンジャー・ビッグワン・三浦参謀長が登場していないのはどうしてなんですかね~?
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