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BROWNSVILLE STATION『YEAH!』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1973年に発表された彼らの3枚目のアルバムであり、最大のヒットを記録したアルバムである。(Billboardで最高位98位を記録している。)'60年代末に結成されて、'70年にデビューして、'70'sに活躍('79年に解散している。)したアメリカン・ハードロック・バンドである彼らの最大のヒット曲(『Smokin' In The Boys Room』)が収録されているアルバムでもある。

収録曲は以下の全10曲である。『Question Of Temperature』『Lightnin' Bar Blues』『Take It Or Leave It』『All Night Long』『Let Your Yeah Be Yeah』『Sweet Jane』『Love, Love, Love』『Go Out And Get Her』『Barefootin'』『Smokin' In The Boys Room』。

この中からシングル・カットされたのは『Smokin' In The Boys Room』であって、Billboardでは最高位3位、イギリスでは27位を記録していて、1974年のBillboard年間シングル・チャートでは44位にランクインしている。また、この曲は1985年にMÖTLEY CRÜEがカヴァーしてヒット(全米16位を記録している。)したことでも知られている曲でもある。

お薦め曲は、彼らの代表曲であるヒット・シングルの『Smokin' In The Boys Room』、それ以外からは『Lightnin' Bar Blues』『All Night Long』『Barefootin'』という所をピックアップしておく。

'70'sのUSハードロックは、当時は広く受け入れられることは少なかったが、本アルバムにはビッグ・ヒットを記録し、後にカヴァーされるような初期HRの名曲が生まれている数少ないアルバムの一つである。そういうこともあって、であるだけに、HRファンであれば聴いておくべきアルバムの一つである。ただ、収録時間が30分を超えたところということで、時間的に不満が生じるのも事実である。(所謂「不景気レコード」の一つである。)

結果的に彼らは一発屋として扱われているが、その1曲がHRの世界では伝説の領域に達しているだけに、HRファンであれば聴いておくべきですね。ただ、'80's中盤以降のHR/HMのものとはサウンドが全く違っていて(当たり前と言えば当たり前であるが、)'70'sらしさに満ちていますが...

 

Yeah

Yeah

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Wounded Bird Records
  • 発売日: 2005/04/19
  • メディア: CD


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