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ケータイ刑事銭形海18話(2nd.5話)[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形海」の第18話(2nd.5話)「おしどり夫婦の悲劇!? ~立てこもり殺人事件」の裏ネタ編・増補の3回目となる今回は、警官がこれを行い、後に五代さんも行った「説得」について、その際に使用した「ハンドマイク」について、ちゃんが五代さんに注意した言葉から「人質」について、「安否」について、「刺激」について記します。尚、「説得」は「・10話[裏ネタ編]PART 6」で、「人質」は「・8話[裏ネタ編]PART 7」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/8/3付です。

説得」:よく話して相手を納得させることをいう。これは言葉によって物事を解決する手法であって、力によって物事を解決するという前時代的な手法よりも近代的な方法である。(但し、説得することに失敗して、力で解決するという事態に発展する可能性は否定できないですが...)

これを行うには、相手を納得させるだけの十分な説明が必要であって、論理的に矛盾しない理屈が必要である、また、自分の意見を一方的に話すだけでなく、相手の言い分に対してもしっかりと耳傾ける必要があるのは言うまでもない。(但し、逆に相手に説得されてしまうと言う事態もあり得ますが...)

この物語のように、犯人が立てこもった場合には、事を荒立てずに解決するために、犯人に対して投降するように説得するというのはよくあることである。(人質を伴った場合、銀行強盗、ハイジャックなどの場合も同様である。)が、欧米では、説得を試みずに実力行使(=犯人は射殺)ということも珍しくない。

英語では「Persuasion」、ドイツ語では「Überredung」、フランス語では「Persuasion」、イタリア語では「Persuasione」、スペイン語では「Persuasión」、ポルトガル語では「Persuasão」、中国語では「勸導」と言う。

ハンドマイク」:「メガホン」「拡声器」という言い方もある。マイクロホン部、増幅回路、ホーンを持ったスピーカー部が一体になった装置であって、マイクロホン部に話した声を拡大して、遠くにまでその声を届かせるために用いる装置である。

増幅器を有していることが特徴であって、これによって単にラッパ型のホーン部しか有していないメガホンよりも大きな声を出すことが出来る。
人が集まっている場所で指示を出す場合などに使用されることが多く、行列が出来ている場合、人だかりが出来ている場合にはよく利用されている。(イベント開催時、最寄りの鉄道駅が混雑している場合などにも使われている。)

英語では「Hand microphone」、ドイツ語では「Gib Mikrophon」、フランス語では「Donne le microphone」、イタリア語では「Da' microfono」、スペイン語では「Da el micrófono」、ポルトガル語では「Dê microfone」、中国語では「手麥克」と言う。

人質」:交渉を有利に進めるために、身柄を不法に拘束された人のことをいう。交渉の際、その人質になった人の命を担保にして、交渉が進められていくことが一般的である。(要求を突きつけて、それが通らないのであれば人質を殺害する、というように利用されることになる。)

歴史的にもこは古くからあるものであって、古代王国では国の安全のために相手国に、王族の子弟たちを人質として差し出していた。これによって、相手国に対して侵略の意思がないことを示していた。但し、古代王国では、人質として相手国に差し出された人物は、将来的には王位を継ぐ者であったり、将来の重臣たちの候補者たちであって、将来のための勉学/相手国を探るというような意味もあった。日本でも戦国時代には、隣国の大名家に対しては当たり前のように子弟たちを人質に出していた。

世界的には近世になってから、日本では江戸時代になってから、国同士の争いが落ち着いたこともあって、人質に対する様子が変わることになる。特に盛んになったのは、借金の際の担保として人身を質入れすることが行われるようになった。その際に相手の元に行くことになる人のことを「人質」と呼ぶようになった。古代王国での「人質」は将来のことを考えて大事にされていたが、借金のかたとしての「人質」は、物扱いのようになって、待遇は劣悪なものとなるという変化が起きた。そして、借金が返せなかったりした場合には、簡単に売り飛ばされるという人身売買の道具とされるようになった。

その後、人権が尊重されるようになって人身売買が禁止されると、それを逆手にとって、人質の命を担保として要求を突きつけて、相手にその要求を呑ませようとする際に利用される(現在の意味である)「人質」が出てくることになる。特に、身代金目的の誘拐事件や、政治犯の釈放を要求する人質事件やハイジャックなどが起きている。(要求が通らなければ人質を殺す、と突きつけることで脅すというパターンである。)

人質事件の対処方法としては、人質の人命を第一に考えて、相手の要求を丸呑みにするか、人質に多少の犠牲が出ても相手を取り押さえるかという2つの道がある。日本では前者の解決方法が採られたものがいくつかある。(その場合、「超法規的措置」と言って、法を無視した要求を受け入れることになる。)が、これを繰り返していると、味を占めて更に第二、第三の人質を使った更なる要求を突きつけてくるということになり、近年では後者の対処法を取る場合が多くなっている。(欧米では、以前から後者の姿勢であって、犯人に対しては射殺も辞さないという強硬な態度で対応される。その際、時には人質が犠牲になることもある。)

英語では「Hostage」、ドイツ語では「Geisel」、フランス語では「Otage」、イタリア語では「Ostaggio」、スペイン語では「Rehén」、ポルトガル語では「Refém」、中国語では「人質」と言う。

安否」:無事または安全であるかどうかということである。事故、事件、災害が発生した場合、それに巻き込まれて、どうなっているか分からない場合、その人の安否を心配するのは当たり前のことである。

特に自然災害の場合は、近年ではテレビやラジオで安否情報を伝える放送が行われるようになっている。(1995年の阪神大震災で行われ、その時にこれが大いに役立ったことから、現在は制度として行われるようになっている。→NHKはテレビ、ラジオを使って行われる。但し、安否情報の放送が行われなかった地震(被害規模が小さかったものなど。)もいくつかあるのも事実である。)

英語では「Safety」、ドイツ語では「Sicherheit」、フランス語では「Sécurité」、イタリア語では「Sicurezza」、スペイン語では「Seguridad」、ポルトガル語では「Segurança」、中国語では「平安與否」と言う。

刺激」:「刺戟」という表記がされることもある。主に2つの意味があって、1つは「生物体に作用して、その状態を変化させ、何らかの反応を引き起こすこと」、もう1つは「気持ちを興奮させること」を言う。

前者の簡単な例としては、身体を叩くこと、目の前でライトを点滅させること、(熱い)お湯をかけること、激辛のものを食べることなど、色々と身近なところにある。一方、後者の例は(他人を)挑発することが該当することになる。この物語では、後者の意味ということになって、その相手とは人質を取って立てこもっている犯人である。(が、実際は、そういう人物は居なかったということでしたが...)

英語では「Stimulation」、ドイツ語では「Anregung」、フランス語では「Stimulation」、イタリア語では「Stimolazione」、スペイン語では「Estímulo」、ポルトガル語では「Excitação」、中国語では「刺激」と言う。

 

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