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ケータイ刑事銭形海19話(2nd.6話)[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

今回からの「銭形海・裏ネタ編」の増補作業は、通算では19話となる2nd.6話の「出た! 骨董マニアの亡霊!? ~ノロイのヨロイ殺人事件」に突入です。初回となる今回はサブタイトルにある言葉から、「骨董」について、「マニア」について、「亡霊」について、「ノロイ」について、「ヨロイ」について記します。尚、「マニア」は「・22話(2nd.9話)[裏ネタ編]PART 7」で、「亡霊」は「・9話[裏ネタ編]PART 7」で、「ノロイ」は「・8話[裏ネタ編]PART 6」で「呪い」として記したものを、「ヨロイ」は「・22話(2nd.9話)[裏ネタ編]PART 5」で「鎧」として記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/8/10付です。

骨董」:種々雑多な古道具のことである。が、それらの中でも特に価値(希少価値、美術的価値、工芸的価値)のあるもののことを言う。(価値のあるものであるため、取引される場合はそれなりの価格に成る。)

しかし、「古道具」という意味から派生した意味として、「古いばかりで全く役に立たないもの」という意味もある。(正に、全く逆の意味であるが、「馬鹿と天才は紙一重」という言葉があるが、それを思わせる言葉でもある。)→尚、「あの人は骨董的存在だ」と言う場合は、その人は年をとっているが一目置かれている貴重な存在、という意味と、年寄りで全く役に立たない人という真逆の意味がある。

これには、この物語でも語られているが、「偽物(贋作)」ということがついて回るもの事実である。骨董的な物品を購入する場合には、その分野について色々と学び、知識を得ておく必要があるが、そういうことをしても偽物を掴まされる可能性は多々ある。それよりも、贋作と分かっていて割り切って満足している方が幸せかも知れませんね...

英語では「Curio」、ドイツ語では「Kuriosität」、フランス語では「Curiosité」、イタリア語では「Curiosità」、スペイン語では「Curiosidad」、ポルトガル語では「Curiosidade」、中国語では「古董」と言う。

マニア」:特定の1つのことに対して異常に熱中する人のことをいう。広義では、専門家と言われる人たちや学者も、その分野のマニアということになるが、狭義の「マニア」には専門家や学者は含まずに、主に趣味の世界において熱中する人のことを言う。つまり「ファン」の中でも熱狂的な人のことを指して言うことになる。

語源は「狂気」を意味する「Madness」であることから、以前は「○○狂」という言い方や、「釣キチ」などのように「○○キチ」と言う言い方されていたが、現在では「○○マニア」という言い方が一般的になっている。(「○○キチ」の「キチ」というのは「気狂い」の略であって、現在では差別用語に分類されている言葉である。そのためマスコミでは「○○キチ」という言い方は避けるようになっていることも、「○○マニア」と言う言い方が広がる一因となっている。)

熱中する事柄に関しては、特に制限がある訳ではないので、大抵の人は「○○マニア」に該当する。(早い話、その人の趣味の分野に於いて、マニアである、ということになる。)物を集めるという「コレクションマニア」というのが多いが、スポーツなどで体を動かす「運動マニア」などもいる。

いずれにしても、常軌を逸しない範囲であれば、「マニア」ということでよろしいかと...

英語では「Maniac」と言うが、発音は「マニアック」ではなくて「メイニアック」である。よって、日本語での「マニア(マニアック)」という発音では英語通じない。また「Enthusiast」という言い方もある。ドイツ語では「Enthusiast」、フランス語では「enthousiaste」、イタリア語では「Entusiasta」、スペイン語、ポルトガル語では「Entusiasta」、中国語では「躁狂者」と言う。

亡霊」:「この世に現れた死者の魂のこと」「その場にはいない者の霊のこと」「死者の霊のこと」「現在は滅びて無くなったもの」「それが復活することを恐れられる過去のもの」という複数の意味がある。が、一般的に認識されている意味としては「幽霊」とほぼ同じ意味である。但し、「幽霊」の中でも特に強い恨みを持っている存在の場合や、人間に対して何か悪いことをする、若しくは人間を引き込もうとしたり、道連れにしようとするような悪しき霊のことを特に指す。(「悪魔」とはまた別である。)

4つ目と5つ目の意味として使われる場合は、「霊」とは関係ないものであるが、かつて隆盛したものの、現在では既に無くなっているもの、廃れたもの、崩壊したものなどのことを特に指す。(ここには崩壊した思想や国家、滅亡した王国や団体などが含まれる。)

英語では「Ghost」または「Soul」と言い、ドイツ語では「Gespenst」、フランス語では「Fantôme」、イタリア語では「Fantasma」、スペイン語では「Fantasma」、ポルトガル語では「Alma Passada」、中国語では「鬼」「亡魂」「亡靈」「幽靈」「幽魂」などの言い方がある。

呪い」:「詛い」と表記することもある。相手に対して禍害を及ぼすことを意図して、思念して行われる呪術的な行為のことである。一般的には霊的な手段にすがり、祈祷を行ったり、呪文を唱えることで行われる。そのため、呪術や魔術などに繋がり、邪道とされる宗教(密教)のように発展したものもある。(俗に「黒魔術」と呼ばれているものがこれに該当する。)そういうものの中には神霊を召還して(悪意を持った)願いを祈祷するというものもある。

これは古くからあるものであり、また何処の国にもあるものである。(宗教、文化的な違いから、スタイルは異なっているが、悪意を持って相手が不幸になることを祈祷する、という所は世界で共通しているものである。)

神霊が行う似たものとして「祟り」があるが、「祟り」は神霊が人間に対して禍を与えること、またはその災いのことでるが、これは人が祈祷を行ったり、呪文を唱えて行うものではなく、神霊の方から一方的に与えられるものであり、この点が「呪い」とは異なっている。「呪い」はあくまでも人間の方から何らかの思念によって願う、という行為が最初にある。

また、「呪術」は一般的には悪意は関係なく、良いことが起こるように祈祷するもの(例えば「雨乞い」や「おまじない」と呼ばれるものには悪意は全くなく、良いことが起こるように祈るものである。)も含まれるが、「呪い」には「悪意」があることが前提であるため、「呪術」の中でも悪い意味に限られるものである。

西洋の悪魔崇拝などもこの一つであり、悪魔の力にすがり、その強大な力を借りて(悪意に満ちた)思念が成就するように祈祷するものである。一方、日本では「呪いの藁人形」や「丑の刻詣り」は「呪い」の代表的な行為として知られている。

尚、英語では「Curse」または「Malediction」という言葉で呼ばれる。(「Malediction」には「呪いの呪文」という意味もある。)また、ドイツ語では「Zauberspruch」、フランス語では「Charme」、イタリア語では「Incantesimo」、スペイン語では「Hechizo」、ポルトガル語では「Feitiço」、中国語では「詛咒」と言う。

ところで、「呪」という漢字と「祝」と言う漢字には共通点がある。字形を見ると「つくり」が「兄」というのが同じであるが、元々はこの2つの言葉は「人が神前で祈りの言葉を唱えること」という意味である。(「のりとを告げる」という意味である。)(→単語家族とよばれているものであって、「呪」と「祝」は兄弟文字である。)が、「祝」は「幸い」を祈る場合にのみ使われるようになり、「呪」は「不幸」を祈る場合にのみ使われるようになって、異なる意味を持つようになった。

また、神話、童話、物語などの世界にも「呪い」は色々な形で登場している。ギリシャ神話などに登場する異形の怪物は、神の怒りに触れて異形の怪物にさせられた(呪いを掛けられた)というものが多く存在している。また、童話の世界では魔法使いによって姿を変えられたり、眠らされたりするというものが多数ある。(物語の世界では、やはり洋の東西を問わず、多くの例がある。有名なのは「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「白雪姫」などが知られている。)

」:「よろい」と読む。「甲」という表記もある。戦闘の際に、戦士が自分の身体を敵の攻撃から保護するために着用する衣類、武具のことである。多少、形の違いがあるものの、洋の東西を問わず、古くからあるものである。共通しているのは、身体の中でも大事な胸(要するに心臓ですね)の部分を守ることを主な目的として作られ、更に、それ以外の部分も保護するように発展していったものである。また、人間用だけでなく、戦闘に参加する馬用の鎧も存在している。

また、戦闘時でもない平時の時でも用心のために着用したり、儀礼の場に出席する時にも着用されることがある。

素材は様々なものが使われていて、青銅や鉄という金属のものから、布、革も使われている。また、金属も、鉄板などの板状のものだけでなく、鎖状や繊維状に加工したものも使われている。(加工することで、板単体のものよりも強度を上げるため、及び、動きを確保するために軽量化するための工夫である。)

また、一般的には、頭部を守るものを特に「兜」、身体を守るものを「鎧」といって、それらの総称として「甲冑」と呼ぶ。

古くは、背と腹に青銅の板を付けてその下に板金の着いた布を纏っていたヨロイと、ヘルメット状の頭部を守る兜が時代と共に発展していった。その中でも、兜には威厳を持たせたり、より強く相手に見せるために様々な装飾が付けられるようになる。特に日本の戦国時代の武将たちが使用した兜はその典型的な例である。

英語では「Armor」、ドイツ語では「Panzer」、フランス語では「Armure」、イタリア語では「Armatura」、スペイン語、ポルトガル語では「Armadura」、中国語では「鎧甲」と言う。

 

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