ケータイ刑事銭形海20話(2nd.7話)[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]
「銭形海」の第20話(2nd.7話)「暗闇の殺人者! ~銭形海VS完全犯罪の男」の裏ネタ編・増補の2回目となる今回は、冒頭で五代さんがれを読んでいたことから「新聞」について、海ちゃんが口にした「ご機嫌斜め」について、そこでのやりとりで出た言葉から「ひったくり」について、「夜道」について、「怠慢」について記します。
また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/8/17付です。
「新聞」:メディアの一つであって、新しく聞いた話、新しい知らせ、ニュースなどを報じる(活字媒体の)印刷メディアである。記事の見出し、本文だけでなく、写真や図(絵)などを用いて、記事を構成している。また、ニュース(時事報道)だけで無く、社説(意見伝達)などを述べたり、小説、漫画などの娯楽記事も掲載されている。更に、広告媒体という機能も有していて、各種広告も掲載されている。
基本的に、定期刊行物であって、日刊というのが基本である。(業界新聞などでは週刊、旬刊、月刊というものもある。)また、日刊でも、朝刊と夕刊の2つを発行して、1日に2回発行しているものが多いが、朝刊のみ発行しているもの、夕刊のみ発行しているものもある。(日曜・祝日は夕刊は休刊というのが多い。)
歴史は古く、紀元前のローマ帝国のカエサルの創始した官報がその起源とされている。(当時は印刷技術はまだ無かったので、当然手書きのものである。)その後も手書き新聞という形で受け継がれ、印刷技術が発明されると、印刷を利用したものとして発行されるようになる。そして、現在の新聞の形となったものとして、ドイツの「レラツィオン」、イギリスの「ウィークリー・ニュース」、フランスの「ガゼット」、ロシアの「ベドモスティ」などが週刊という形で17世紀に生まれた。(「ベドモスティ」のも18世紀初頭である。)また、17世紀後半にはドイツの「ライプチガー・ツァイトゥング」どが日刊として誕生した。
日本では、江戸時代に「瓦版」というものが印刷されたものとして登場している。「新聞」という名前のものは1862年の「官板バタビヤ新聞」が逐次刊行物として発行されたのが最初であった。(攘夷論を沈めるために発行されたものである。)日刊の新聞としては、1871年の「横浜毎日新聞」であり、明治初期に次々と新聞が創刊されている。
特に、明治期には「朝日新聞」と「毎日新聞」が、大正時代にはこれに「読売新聞」が加わり、この3つが全国紙として成長した。
近年では、インターネットの普及によって、ホームページを使った新聞社のニュースサイトや「インターネット新聞」が登場し、紙媒体の新聞の市場は縮小するようになっている。が、それでも紙媒体の新聞に対する信頼は高い。(電子媒体だと、改編も容易であるが、印刷されたものでは改編が出来ないことが信頼度を高めている。但し、ニュースの速報性と言うことではインターネットに敵わないのは言うまでも無い。)
英語では「Newspaper」、ドイツ語では「Zeitung」、フランス語では「Journal」、イタリア語では「Giornale」、スペイン語では「Periódico」、ポルトガル語では「Jornal」、中国語では「報紙」と言う。
「ひったくり」:漢字では「引っ手繰り」と記す。(難読漢字の一つとして、中学入試では(読みの)出題頻度の高いもののひとつである。)
窃盗の一つであって、不意を襲って他人の物(特にバッグなど)を奪い、そのまま逃走する行為のことを言う。特に、バイクや自転車に乗っていて、歩行者が手に持っているバッグ、または自転車の前籠に置かれたバッグを、その人の背後から近づき、すれ違った瞬間に奪い、そのまま逃げてしまうという手口が多い。(歩行者の場合は、その時に突き飛ばすということをする者もいる。)
自転車の場合は、これを防ぐために、前籠にはネットを被せることが推奨されている。(これはバイクなどでも同様であって、直接、バッグなどに触れられないようにするのが有効とされている。)
他人の物を奪っていく行為であるため、犯罪としては窃盗罪が成立することになるが、奪った時に被害者が怪我をした場合(突き飛ばすなどをした場合)には傷害罪にも問われることになる。
英語では「Snatching」、ドイツ語では「Greifen」、フランス語では「Saisir」、イタリア語では「Afferrando」、スペイン語では「Cogiendo」、ポルトガル語では「Arrebatando」、中国語では「搶奪」と言う。
「夜道」:夜の道のことを指すが、それ以外には、「夜、道を行くこと」という意味もある。
現在では、都市化で整備されていることもあって、夜でも外灯が設けられていることから、完全に真っ暗ということも無いが、それでも人通りが少ないこともあって、昼間の同じ道よりは危険があるのは言うまでも無い。
それを防ぐための知恵として、自宅までタクシーを利用するなどがある。但し、運転手に自宅を覚えられるのが嫌という理由で、自宅から少し離れた場所で降りるという人がいるが、これの方が危険であるのは言うまでも無い。
尚、夜道で危険な目に遭った場合は、悲鳴を上げるのではなく、「火事だ!」と叫んだ方が有効である。(悲鳴では、関わりになるのを嫌って無視されることがあるが、「火事だ」と言う声だと、野次馬的な興味で、及び、自分の家が火事では無いのか?と言うことを確かめようとするため、人の目が集まるためである。)近年では防犯ブザーなどを持ち歩いている人もいるが、いざという場合は「火事だ!」と叫んだ方が有効である。
英語では「Road at Night」、ドイツ語では「Straße bei Nacht」、フランス語では「Route le Soir」、イタリア語では「Segui la Traccia di di Notte」、スペイン語では「Camino por la Noche」、ポルトガル語では「Estrada à Noite」、中国語では「夜路」と言う。
「怠慢」:怠け怠ること、疎かにすること、なおざりにすることを言う。特に、仕事や義務である事柄に対して怠ける場合を言う。(「職務怠慢」という言葉がありますね。)→単にサボっているということでは「怠慢」とまでは言わない。
ある意味では「手抜き」の一つということになるが、「手抜き」は行わなければならない手続きや行程を省くこと(省いて次の段階に進み、最後まで進める。)を言うが、「怠慢」はなまけ怠って先に進まないことを言う。
英語では「Negligence」、ドイツ語では「Nachlässigkeit」、フランス語では「Négligence」、イタリア語では「Negligenza」、スペイン語では「Negligencia」、ポルトガル語では「Negligência」、中国語では「懈怠」と言う。
「ご機嫌斜め」:機嫌が悪いこと、不機嫌なことを言う。元々は「ご機嫌なのめならず」という言い方であったが、そこから転じて現在の言い方になった。
英語では「Bad Mood」、ドイツ語では「Schlechte Stimmung」、フランス語では「Mauvaise Humeur」、イタリア語では「Cattivo Umore」、スペイン語では「Humor Malo」、ポルトガル語では「Mau Humor」、中国語では「心情斜」と言う。
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