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「BLUE STEEL」 [映画(洋画)]

表題の作品は1990年のアメリカ映画「ブルースチール」である。日本では1990年4月に劇場公開されている。後に、女流監督として初めてアカデミー監督賞を受賞することになるK・ビグロー監督の初期のアクション・バイオレンス作品である。

作品データを記しておくと、時間は102分、監督はキャスリン・ビグロー、脚本はキャスリン・ビグローとエリック・レッドの2人、撮影はアミール・モクリ、音楽はブラッド・フィーデルである。そして出演は、ジェイミー・リー・カーティス、ロン・シルヴァー、クランシー・ブラウン、ルイーズ・フレッチャー、エリザベス・ペーニャ、フィリップ・ボスコ、ケヴィン・ダン、トム・サイズモア、リチャード・ジェンキンス、たちである。

ポリス・アカデミーを卒業して、念願のニューヨーク市警の警官になったメーガン・ターナー。彼女は希望を持って職に就いた。そんな彼女は、初めて行ったパトロールの夜に、スーパーマーケッに強盗が押し入っているのを目撃し、犯人を射殺した。が、現場からは犯人の銃が発見されず、はっきりとした証言も得られなかったため、メーガンは停職処分を受けることになった。実は、犯人の銃は、現場に居合わせたユージン・ハントが盗んでいたのだった。彼は銃を放つメーガンの姿に魅せられてしまい、その銃の薬莢にメーガンの名前を彫り、深夜に無差別殺人を行った。で、メーガンは殺人容疑が掛かり、殺人課のニック刑事に監視される日々を過ごすことになる。そんな中、ある雨の日に、メーガンはユージンと出会い、彼の正体を知らないメーガンはユージンと恋に落ちる。監視されている中でも幸せを感じるメーガンだったが、ある日、ユージンから、無差別殺人の犯人は自分であることを告げられる。で、警官としての職務から、彼を逮捕することを決意する。しかし、ユージンが犯人という確実な証拠は得られず、敏腕弁護士がユージンに付いたことで、メーガンは窮地に追い込まれる。そして彼女の親友のトレーシーがユージンに射殺されたことで、メーガンはユージンに立ち向かうことを決めた。で、ユージンを追跡するメーガン。激しい逃走劇が展開され、ユージンを追いつめたメーガンは、何とかユージンを射殺した。

バイオレンス作品であるが、女性監督らしい繊細な一面が垣間見られることもあって、普通のバイオレンス・アクション作品とは違っていて、人間味ある所も感じられる作品に仕上がっている。また、ヒロインが新人警官ということで経験不足、腕が未熟というところが出ているのは心憎い所でもある。(ただ、じれったさからテンポの悪さも感じてしまいますが...)

娯楽作品と言うことでは今一つであるが、こういう作品もあっても悪くはないですが...

 

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