アグネス・チャン『アグネス・チャン ベストアルバム』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のアルバムは2006年にリリースされたベスト盤である。香港出身で、日本でデビューし、'70'sを代表するアイドルとして活躍した彼女であるが、本ベスト盤は、そんな彼女のアイドル時代のシングル曲を中心にした構成のベスト盤である。(シングル曲が18曲、2曲はB面曲である。)完全な年代順の収録になっていないため、資料性ということではマイナス点もあるのだが、デビューからカナダに留学するまでの間のシングルは一応網羅されており、更に価格も「1800円」というシリーズであることから、合格点を付けられる内容となっている。
収録曲は以下の全20曲である。『ひなげしの花』『草原の輝き』『妖精の詩』『星に願いを』『小さな恋の物語』『ポケットいっぱいの秘密』『美しい朝がきます』『恋人たちの午後』『愛の迷い子』『白いくつ下は似合わない』『冬の日の帰り道』『はだしの冒険』『ハロー・グッドバイ』『恋のシーソー・ゲーム』『心に翼をください』『アゲイン』『愛がみつかりそう』『シャイン・オン・ミー』『帰ってきたつばめ』『手のひらの愛(チェルシーの歌)』。
内容的に定評のある「ゴールデン・ベスト」シリーズのベスト盤では無いが、彼女のベスト盤はそのシリーズに無いことを考えると、それに準ずるものと位置づけしても良いものである。(価格の点では完全に準じていると言って良い。)
ということなので、'70'sを代表するアイドルの一人である彼女のベスト盤で、ライブラリーに加えるのであれば、1枚ものの手軽さも加味すると、本ベスト盤をお薦めしておく。(本格的に彼女の歌声をという場合は6枚組のBOXをどうぞ。)
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