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「BREAKING POINT」 [映画(洋画)]

表題の作品は1976年のアメリカとカナダの合作映画「ブレーキング・ポイント」である。日本での劇場公開は1977年6月であった。ギャング組織による殺人現場を目撃し、それを法廷で証言したことから組織に狙われることになった男を描いたアクション作品である。

作品データを記しておくと、時間は93分、原作はロジャー・E・スウェイビル、監督はボブ・クラーク、脚本はロジャー・E・スウェイビルとスタンリー・マンの2人、撮影はマーク・チャンピオン、音楽はデヴィッド・マクリーである。そして出演は、ボー・スヴェンソン、ロバート・カルプ、ジョン・コリコス、ベリンダ・J・モンゴメリー、スティーヴン・ヤング、リンダ・ソレンソン、ジェフリー・ライナス、ジェリー・サルスバーグ、リチャード・M・デヴィッドソン、たちである。

フィラデルフィア。元海兵隊で、現在は柔道の道場を開いているマイケルは、ある日、男がギャングの一味に殺される所を目撃した。殺された男は、金貸しのビンセントに借金をしていて、返済が遅れたために殺されたのだった。事件を捜査するシリアン警部は、これを契機としてギャング一味を撲滅する計画を立て、マイケルには証人として法廷に立つように求めた。マイケルの妻・ヘレンは、組織の報復を恐れて反対したが、マイケルは正義のために法廷に立ち、証言した。そして犯人には長期の懲役刑が言い渡された。しかし、ビンセントはそれからマイケルに復讐をするため、執拗に命をに狙い始めた。シリアン警部はマイケル一家に、名前を変えてカナダへ移住することを薦め、マイケル一家はそれに従い、数日後、一家はトロントに移った。しかし、連れ子のアンディがフィラデルフィアの実父にかけた電話をビンセント一味が盗聴していたため、マイケル一家の動きは筒抜けになった。そしてまもなく、マイケルの妹・ダイアナの婚約者が殺された。マイケルの怒りは爆発し、フィラデルフィアに戻った。そしてビンセントを倒すために戦いを挑み、死闘の末に倒したのだった。

巻き込まれる形で事件に関わり、家族を守るために立ち上がるという展開の作品はアメリカ映画ではよくあるパターンである。特に、'70'sにはよく見られたパターンである。また、これというポイントもなく、平凡なアクション作品である。が、逆に'70'sらしい作品と言うことも出来る。が、現在ではソフトの点で恵まれていないこともあって、見ようとすると苦労することになる。かつてはLDでリリースされていた作品であることを思うと、LD化された作品というのは凄い所まで進んでいたと言うことを感じさせてくれますね...

 

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