SSブログ

ケータイ刑事銭形舞13話[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]

銭形舞」の第13話「しりとり連続殺人事件」の「裏ネタ編」の再増補の4回目となる今回は、五代さんのボヤキの言葉から「世も末」について、「遠慮」について、ちゃんが来週はこれの奢りをと言った「焼き肉」について、柴田さんがちゃんにプロポーズした時の言葉から「養子」について、ちゃんが犯人に捕まった時、これを入れて逃げたことから「ひじ鉄」について記します。

また、この物語について過去に記した記事(MBSでの再放送時に記した改訂版)は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2008/6/28、2009/10/19,21,24付です。)

世も末」:世の中が、救いようもないような状況になったことを嘆く言葉である。これは仏教思想の末法思想から来ているものである。尚、良くある誤解としては、終末論と同一のものと思われている所があるが、全くの別物である。

英語では「The life is an end, too.」、ドイツ語では「Das Leben ist auch ein Ende.」、フランス語では「La vie est une fin, aussi.」、イタリア語では「La vita è una fine, anche.」、スペイン語では「La vida es un fin, también.」、ポルトガル語では「A vida é um fim, também.」、中国語では「世界也末了」と言う。

遠慮」:いくつかの意味があるが、現在では「人に対して言動や行動を控え目にすること」という意味が一般的に使用されている。また、これに類する意味として「公の秩序を考えて、出金、謁見権、祝い事などを差し控えること」「それとなく辞退すること、断ること」という意味で使用される。

それ以外の意味としては、「遠い先々のことまで考えること」「深い考えのこと」という意味と、江戸時代では刑罰の一つであって、微罪の者に対して門を閉じて籠居させる刑罰のことである。(但し、夜間のくぐり門からの密かな外出に関しては黙認された。)

この物語では、言うまでもなく「行動を控え目にする」という意味である。

英語では「Hesitation」、ドイツ語では「Zögern」、フランス語では「Hésitation」、イタリア語では「Esitazione」、スペイン語では「Vacilación」、ポルトガル語では「Hesitação」、中国語では「遠慮」と言う。

焼き肉」:料理の一つであって、肉を焼網で直接焼いたり炙ったりしたもの、または鉄板(各種鉄鍋を含む)で焼いた肉料理のことをいう。

使用される肉は、牛や豚が中心であるが、それ以外の動物の肉も使用される。(馬、羊など。)また、七面鳥などの鳥類も使用されるが、鶏の場合は特に「焼き鳥」と呼ぶことが一般的である。(「焼き鳥」も「焼き肉」の仲間であるが、区別されることが多い。)また、海の幸であるエビの仲間(ロブスターなどを含む)やカニの仲間、烏賊、魚なども同様に使用されることもある。また、「ホルモン」と呼ばれる動物の内臓肉が使用されることもある。(「ホルモン焼き」と呼んで区別することもあるが、これも「焼き肉」の仲間である。)

尚、牛や豚の肉でも、例えばステーキヤスキヤキなどのように、別の料理として確立していて、「焼き肉」とは区別される料理もある。(ステーキはある意味では完全に「焼き肉」であるのだが、別とされている。)

焼いた肉に対しては、塩や胡椒、レモン汁などで軽く味付けをする場合と、醤油をベースにしたタレ(醤油に砂糖、ニンニク、ゴマ、酒などを調合したもの)と呼ばれるものを付けて食べる場合とがある。(下味を付ける時の塩胡椒、タレは除く。)

英語では「Roasted meat」、ドイツ語では「Gebratenes Fleisch」、フランス語では「Viande rôtie」、イタリア語では「Carne arrostita」、スペイン語では「Carne asada」、ポルトガル語では「Carne assada」というが、最近では「Yakiniku」という言い方で通じるようになっている。また、中国語では「烤肉」と言う。

養子」:養子縁組によって子供になった人のことを言う。これは血縁関係とは無関係な親子関係を作ることになる。尚、血縁関係のある子供のことは「実子」という。また、親の方は「養親(ようしん)」と言う。また、女子を養子にした場合は「養女」という言い方をすることもある。

尚、養子となると、法定の嫡出子と同じ権利を受けることになるため、法的な権利としては実子と同じになる。

江戸時代まででは、平安時代などでは公家の間で、鎌倉時代以降は武士の間でも、家督を相続するために養子になるということが数多く行われていた。(婿に入るだけでなく、養子縁組まで行われていたが、養子となることがポイントである。)また、江戸時代には商人の間では家業のための養子ということも行われていた。明治以降になると「家制度」のために養子が盛んに行われていた。(戦後になって、養子縁組の制度が変わり、現在に至っている。)

英語では「Adopted Child」、ドイツ語では「Adoptiertes Kind」、フランス語では「Enfant Adopté」、イタリア語では「Bambino Adottato」、スペイン語では「Niño Adoptivo」、ポルトガル語では「Criança Adotada」、中国語では「繼子」と言う。

ひじ鉄」:「ひじ鉄砲」の省略した言い方である。肘を使って相手を押しのけること、及び、ひじを使った打撃攻撃のことを言う。この意味では「エルボー・バット」「肘打ち」「肘鉄砲」「エルボー」などと呼ばれることもある。

また、この意味から転じて、誘った相手から手ひどく断られることを指す。これは、ひじ打ちが強くはね除けるということから、誘いを強く断るという意味に転じて使われるようになった。

ということで、この物語でのちゃんは、柴田さんからプロポーズされて、即座に断るということで、まずは柴田さんにひじ鉄を食らわし、そして犯人の野上に対して攻撃技のひじ打ちを行っているので、両方の意味の「ひじ鉄を食らわせている」ことになるので、国語の勉強にもなりますね...

英語では「Elbow Beats」、ドイツ語では「Ellbogen Schlägt」、フランス語では「Coude Bat」、イタリア語では「Gomito Colpisce」、スペイン語では「Codo Pega」、ポルトガル語では「Cotovelo Bate」、中国語では「肘跳動」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD

コミュニティのちから―“遠慮がちな”ソーシャル・キャピタルの発見

コミュニティのちから―“遠慮がちな”ソーシャル・キャピタルの発見

  • 作者: 今村 晴彦
  • 出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会
  • 発売日: 2010/06/20
  • メディア: 単行本

焼肉手帳

焼肉手帳

  • 作者: 東京書籍出版編集部
  • 出版社/メーカー: 東京書籍
  • 発売日: 2009/06/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

賢い芸人が焼き肉屋を始める理由 投資嫌いのための「和風」資産形成入門 (講談社プラスアルファ新書)

賢い芸人が焼き肉屋を始める理由 投資嫌いのための「和風」資産形成入門 (講談社プラスアルファ新書)

  • 作者: 岡本 和久
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/01/21
  • メディア: 新書

焼き肉メニューBook―もっと売れて儲かる商品開発ができる! (旭屋出版MOOK)

焼き肉メニューBook―もっと売れて儲かる商品開発ができる! (旭屋出版MOOK)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 旭屋出版
  • 発売日: 2008/01
  • メディア: ムック

焼肉本 (エイムック 2229)

焼肉本 (エイムック 2229)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: エイ出版社
  • 発売日: 2011/07/28
  • メディア: 大型本

養子でわくわく家族 (小学館101新書)

養子でわくわく家族 (小学館101新書)

  • 作者: 中村 芳子
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2012/02/01
  • メディア: 単行本

養子・特別養子・国際養子 (暮らしの法律110番)

養子・特別養子・国際養子 (暮らしの法律110番)

  • 作者: 竹之下 義弘
  • 出版社/メーカー: 中央経済社
  • 発売日: 1997/07
  • メディア: ペーパーバック


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

「BREAKING POINT」BOZ SCAGGS『HITS!』 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。