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ケータイ刑事銭形海21話(2nd.8話)[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

銭形海」の第21話(2nd.8話)「私を水族館に連れてって! ~シーパラ尾行大作戦」の裏ネタ編・増補の4回目となる今回は、ちゃんたちが尾行した人物に関する事柄から、名前の「ボンゴレ」について、これだったことから「麻薬」について、「密売人」について、取引相手がこれだったことから「バスガイド」について、ちゃんをこうしたことから「拉致」について、ちゃんの携帯をこうしたことから「没収」について記します。尚、「没収」は「・16話(2nd.3話)[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/8/24付です。

ボンゴレ」:あさりなどの二枚貝を使ったイタリア料理のことである。イタリア料理というとパスタというイメージが強いため、スパゲッティ・ボンゴレが広く知られているが、二枚貝を使った米料理(リゾットなど)もボンゴレに含まれる。

イタリア料理であるため、元々はイタリア語であって「Vongole」というが、この料理は世界に浸透していることもあって、殆どの言語で「Vongole」と言う。

麻薬」:麻酔作用を持ち、常用すると習慣性となって中毒症状を起こす物質の総称である。歴史的には、アヘンのことを指していたが、現在では法律によって麻薬に該当する薬物が指定されており、アヘン以外にもたくさんの麻薬が指定されている。(コカイン、ヘロイン、大麻、モルヒネ、覚醒剤など、多数ある。)ただ、それらも一部は医療用薬物として利用されているものもある。但し、医療用のものは厳しく管理されていて、それを横流しするようなことは犯罪行為となるのは言うまでもない。

麻薬に指定されると、製造、販売だけではなく、所持することも違法となる。また、その規制も大変厳しいものになる。(国によっては、麻薬所持だけで死刑が適用される所もある。(アジアの国々に多い。例えば中国、韓国、シンガポール、マレーシア、タイなど)ちなみに、日本では麻薬関係の最高刑は無期懲役、アメリカでは終身刑である。→運び屋が逮捕されて死刑判決ということも珍しくない。)

英語では「Drug」、ドイツ語では「Droge」、フランス語では「Drogue」、イタリア語では「Medicina」、スペイン語では「Droga」、ポルトガル語では「Droga」、中国語では「毒品」と言う。

密売人」:「密売」とは、法を犯して密かに物品を販売することである。則ち、禁制のものを販売することである。(単に、影でこっそりと売るという行為は「密売」にはならない。)例えば、取り扱うことを禁止されている麻薬はその代表的なものである。また、禁酒法時代では、酒の販売も違法行為であったため、酒の販売も密売ということになった。

「密売人」とは、禁制の物品を販売している人のこと、密売を行っている人のことである。「密売」という行為が違法行為であるため、密売人は法を犯していることになるため、取引現場を押さえれば、現行犯逮捕することが出来る。尚、「密売」という行為は基本的に売る方の行為を指すため、「密売人」も売る方の人を指す。

この物語では、ちゃんは、現行犯逮捕と言うことで密売人だけでなく、買った方も含めて大量逮捕を行っていましたね。→麻薬は所有することも違法行為であるため、買った時点で違法物を所有することになるため、逮捕されることになる。

英語では「Trafficker」、ドイツ語では「Händler」、フランス語では「Trafiquant」、イタリア語では「Trafficante」、スペイン語では「Traficante」、ポルトガル語では「Traficante」、中国語では「秘密出售人」と言う。

バスガイド」:観光バスに添乗して、名所の案内をしたり、乗客の世話をしたりする乗務員のことである。尚、車掌の行うような業務も行うが、車掌とは区別される。尚、「バスガイド」と言う言葉は和製英語であって、英語では通じない。

歴史は、1925年に東京乗合自動車が遊覧自動車での乗客に対する観光案内をさせるために採用したのが最初である。但し、当時は男性であった。現在ではバスガイドと言うと女性となっているが、女性のバスガイドは1928年に大分県別府市の亀の井遊覧自動車が地獄巡り遊覧バスを運行する際に採用したのが最初である。以後、各地で女性のバスガイドを採用していったため、バスガイドと言うと女性ということが定着することになったが、外国人相手の観光バスの一部などでは男性バスガイドを採用していた所もある。(が、絶対数は少なかった。)そういうことで、バスガイドというと女性の職業ということになった。(一時期は人気の高い職業であった。)現在では、男女雇用機会均等法が施行されたことで、男性バスガイドも採用するようになっているものの、やはりその数は少ない。

英語では「Bus Tour Guide」または「Bus Conductress」、ドイツ語では「Busführer」、フランス語では「Guide d'autobus」、イタリア語では「Guida di Autobus」、スペイン語では「Guía del Autobús」、ポルトガル語では「Guia de Ônibus」、中国語では「遊覽車的嚮導」と言う。

拉致」:他人を連れ去る行為の一つであって、無理矢理連れて行くことを言う。尚、暴力行為によって連れ去ることは「略取」と言い、騙して連れ去る場合は「誘拐」と言う。(「連れ去る行為」であっても、その手口によって「拉致」「誘拐」「略取」が使い分けられることになる。→子供に対して、「家族が事故にあった」と嘘を言って連れ去る場合は「誘拐」となり、嘘をつかずに力づくで子供を捕らえて連れ去ると「拉致」になり、暴力を使って子どもを傷つけてから連れ去ると「略取」となる。但し、手口が異なっていても、「連れ去る」という行為は同じであるため、日本の法律(刑法)ではこの犯罪を「未成年者略取及び誘拐」ということになる。(連れ去られた時点では、「誘拐」「拉致」「略取」のいずれかは分からず、捜査を進めていく内に、どれに該当するかが分かる。)

英語では「Abduction」、ドイツ語では「Entführung」、フランス語では「Enlèvement」、イタリア語では「Abduzione」、スペイン語では「Rapto」、ポルトガル語では「Seqüestro」、中国語では「綁架」と言う。

没収」:一般的には「物を取り上げること」を言う。また、法律用語では、刑法と行政法とで定義が異なっている。刑法の場合は、犯罪に関係のある物の所有権を国に移し、国庫に帰属させる刑罰のことをいい、行政法の場合は、ある物件の所持が行政の目的を害する場合に、その物件を無償で取り上げる処置のことであって、「没取」と言うこともある。(「没取」と言う言い方をすることで、刑法の「没収」と区別されることになる。)

また、古語では「もっしゅ」と読み、領地、官職、財産などを取り上げる刑罰のことを言った。→元々の意味が、刑罰として「取り上げること」という意味であった。

尚、類義語として「押収」という言葉があるが、これは刑事手続における物の占有を取得する処分の総称である。(「没収」は処置であり、「押収」した物が没収になる場合と、元々の所有者に返還される場合とがある。尚、返還されることになっても所有者が所有権を放棄すると国庫に帰属することになって、有価物は売却、無価物は廃棄処分される。)

英語、フランス語では「Confiscation」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Beschlagnahmung」、イタリア語では「Sequestro」、スペイン語では「Confiscación」、ポルトガル語では「Confisco」、中国語では「沒收」と言う。

 

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