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ケータイ刑事銭形海21話(2nd.7話)[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形海」の第21話(2nd.8話)「私を水族館に連れてって! ~シーパラ尾行大作戦」の裏ネタ編・増補の5回目となる今回は、尾行中に五代さんが口にした言葉から「臨機応変」について、「雑踏」について、「UFO」について、ボンゴレ兄弟に捕まりそうになった所でちゃんが口にした「パパ」について、「」について記します。尚、「UFO」は「・17話(2nd.4話)[裏ネタ編]PART 9」で「未確認飛行物体」として記したものを、「パパ」は「・19話(2nd.6話)[裏ネタ編]PART 6」で「父」として記したものを、「塾」は「・1話[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/8/24付です。

臨機応変」:文字通りに解釈すると「機に臨み、変に応じて適宜な手段を施すこと」ということである。もう少しかみ砕いて言うと、「時と場合に応じて、その時の最適な方法で対処すること」である。

役所の対応は、型にはまったもので、原則論に基づいているため、臨機応変な対応が出来ていないことが多いが、民間企業だと、大企業の場合はともかく、中小だと(基本的に)臨機応変で対応してくれますね...

尚、この言葉の出展は南史である。また、漢文風に読むと「機(き)に臨(のぞ)み変(へん)に応(おう)ず」と読むことになる。

英語では「Adaptation to Circumstances」、ドイツ語では「Adaptation an Umstände」、フランス語では「Adaptation Aux Circonstances」、イタリア語では「L'adattamento a Circostanze」、スペイン語では「Adaptación a Las Circunstancias」、ポルトガル語では「Adaptação Para Circunstâncias」、中国語では「隨機應變」と言う。

雑踏」:「雑沓」と表記することもある。多人数で混み合うこと、または人混みのことをいう。また、多人数が移動しつつ混み合っている場所が移動していくことも指す。

バーゲンセールなどが行われる時や年末などの商店街、繁華街などでは当たり前のように見られる光景である。但し、人混みが出来るのは、季節に関係ないため、これ単独では春夏秋冬どの季節の季語でもない。(「歳末」などの季節を表す言葉が付いた場合は、その言葉が季語となって、「雑踏」は季語にはならない。)

英語では「Crush」または「Crowd」、ドイツ語では「Menge」、フランス語では「Foule」、イタリア語では「Folla」、スペイン語では「Muchedumbre」、ポルトガル語では「Multidão」、中国語では「人山人海」と言う。

UFO」:「ユー・エフ・オー」または「ユーフォー」と読む。英語の「Unidentified Flying Object」から取った言葉であって、「未確認飛行物体」のことである。日本語が示すその通りのものであって、正体が不明である飛行物体のことである。また、日本語では「空飛ぶ円盤」という言い方をすることもある。但し厳密に言うと、「UFO」と「未確認飛行物体」、および「空飛ぶ円盤」とは別物である。

「UFO(未確認飛行物体)」と言う言い方は、アメリカ空軍で用いられた用語である。ここで言う「未確認」というのは「国籍不明」という意味である。そのため、これに該当する飛行物体と言うと、進路を見失った飛行機、他国のスパイ機、ミサイル、軍の管制流域を飛ぶ鳥など、それが何であるのか、軍が発見した正体不明の飛行体であれば全て該当することになる。(具が発見しなかったものは該当しない。)そして、その飛行体が何であるのかが判明した時点で「確認済飛行物体」となるため、「未確認飛行物体(UFO)」では無くなる。→正体が確認されたものは「確認済飛行物体」(「Identified Flying Object」、略して「IFO」と言う)となる。

しかし、日本語で言う「未確認飛行物体」にはそれ以外のものも含んでいて、正体不明の全ての飛行物体を含んでいる。(極端な話、ラジコン飛行機、凧、竹とんぼ、などの玩具であっても、正体が分からなければ「未確認飛行物体」となる。(但し、この場合は「UFO」とは言わない。)→「未確認飛行物体」と「UFO」は別物とされているためである。)

が、1947年に起こったアメリカワシントン州でK・アーノルドによる空飛ぶ円盤の目撃事件から、その状況が大きく変わることになる。この時に目撃された物体は「Flying Saucer」(空飛ぶ円盤)と名付けられたのだが、以前からいくつかの目撃報告で報告された飛行物体と共に、これは正体の確認が出来なかったことから空軍で呼ばれている「UFO」という言い方が一般的になり、「空飛ぶ円盤=UFO」という認識で世間に広がることになった。

尚、飛行物体の正体を確認する作業は長い年月が掛かるものもあるが、後にそれらの大部分は流星など、蜃気楼、気球や航空機ロケット、鳥の誤認とされて説明が行われて、形の上では確認されて、「UFO」では無くなった。但し、1948年から1969年の間の12618件の未確認飛行物体の調査を行ったアメリカ空軍でも、この内の約4%の501件は「正体不明」という判断を行っている。(501件の中には「データ不足のために検証できず」というものも含まれている。)

現在、「UFO」=「空飛ぶ円盤」=「宇宙人の乗物」という認識が定着しているが、言葉上の矛盾を突くと、「UFO」と呼ばれている空飛ぶ円盤が宇宙人の乗物である、と確認された場合である。この場合、例えば「(空飛ぶ)円盤」というように「UFO」以外の名称で呼ばれることになったら、全く問題は無いが、それでも「UFO」と言い続けた場合は言葉上に矛盾が生じることになる。というのは「UFO」はあくまでも「未確認飛行物体」のことであって、その正体が不明のもののことである。「宇宙人の乗物」と確認されたら、その時点でそれは「未確認」ではなくなり、「確認済飛行物体(IFO)」になるためである。と言っても、現状では宇宙人の存在も否定的な意見が占めるようになっているだけに、そういう日がやってくるのかは分かりませんが...

そういえば、「・1st.2話」のクライマックスに登場した飛行物体は、その後も何だったのか分かっていないため、「UFO」と言って良いが、この物語での五代さんの言い方は、子供が良くやる手の一つであって、「UFO」=「空飛ぶ円盤」と認識しての言い方ですね。

英語では「Unidentified Flying Object」、ドイツ語では「Unidentifizierter Fliegender Gegenstand」、フランス語では「Objet Volant Non Identifié」、イタリア語では「Oggetto Volatore e Non Identificato」、スペイン語では「Objeto Volante No Identificado」、ポルトガル語では「Objeto Voador Não Identificado」、中国語では「不明飛行物」と言うが、現在では殆どの言語で、英語の略した言い方である「UFO」と言っても通じるようになっている。

パパ」:男親、父親のことである。尚、血縁関係のある親子だけで無く、血縁関係はなくても養子縁組をした関係の男親、更には養父、義理の父なども全て含まれる。小説では「父」または「父親」「養父」などと表記していても、それを「パパ」と読ませることも時々見られますね。
ただ、「父」と言った場合は、比喩的な言い方としてであるが、その分野の先駆者であって、その人が男性の場合に「○○の父」という言い方をすることがあるが、「パパ」と言った場合はこの比喩的な言い方はされない。

本家四姉妹は、他人に対して五代さんのことを「パパ」と言うことが何度かあったが、分家のちゃんが五代さんに対して「パパ」と言ったことで、やっぱり従姉妹だと言うことを強く感じさせてくれました。ただ、「パパ」と呼ばれるのはやっぱり高村さんではなくて五代さんだという所もありますけど...

英語では「Father」と言うが「Papa」という言い方もある。また、ドイツ語では「Vater」、フランス語では「Père」、イタリア語では「Padre」、スペイン語では「Padre」、ポルトガル語では「Pai」、中国語では「父親」と言う。

」:現在では学校以外で学習をさせる私設の学舎、すなわち「学習塾」のことを指す。(特に、高校受験や大学受験を目指す生徒に勉強を教える「進学塾」「学習塾」がこれに該当する。)

元々は、学者や知識人が、自宅に生徒を集めて教えたもののことを指していて、そこでは専門的なことを教えていた。江戸時代には特に「私塾」と呼ばれていた。これはあくまでも民間の教育施設であって、学校(江戸時代では寺子屋が現在の学校に相当する。)とは別物であった。江戸時代の学者や医者たちは積極的に私塾を開いて後進の指導に力を入れていた。尚、江戸時代には、儒学、医学、蘭学を教える私塾が多く、歴史に名前を残す人たちの多くが私塾を持っていた。(中には、福澤諭吉の福澤塾のように、大学(慶應義塾)に発展したものもある。)

歴史は古く、平安時代に於いて、当時の知識人が自宅に生徒を集めて教えていた所まで起源は遡る。その後には、門の側にある学舎のことや、修学子弟の寄宿舎のことも「塾」と言うようになった。

現在の「塾」は、江戸時代に学舎や知識人が行っていた私塾から発展したものであって、基本的な勉強(江戸時代では、読み書きそろばん、現代では学校の勉強)以外を学習するものである。(現代の「塾」は進学塾という形になっていて、内容的には学校の学習と大きく離れるものではないが、「受験技術」を教えていると解釈出来るため、学校の勉強以外を教えていると言うことが出来る。)また、人材育成のための指導を行う塾として、松下政経塾、一新塾などがあるが、これらもやはり学校の勉強とは異なる専門的なことを教えている。

「塾」はあくまでも民間の教育機関であるため、そこでの学習を修了しても、学位や公的資格などを得ることはない。この点が学校とは根本的に異なっている。(学校では「卒業証書」が授与され、大学を卒業すると「学士」、大学院だと「修士」が得られる。)

英語では「Cram School」と言うが、日本の受験技術を教えているような詰め込み式の塾のことは「Juku School」と言うように区別されている。(日本語の「塾」がそのまま横文字になっている所が面白いところであり、シニカルなところでもありますね。)また、「Private Supplementary School」という言い方もある。ドイツ語では「Private Zusätzliche Schule」、フランス語では「École Supplémentaire Privée」、イタリア語では「Scuola Supplementare e Privata」、スペイン語では「Escuela Suplementaria Privada」、ポルトガル語では「Escola Adicional Privada」、中国語では「私塾」と言う。

 

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