CASCADES『THE VERY BEST OF THE CASCADES』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1999年にリリースされた彼らのベスト盤である。1963年のヒット曲『Rhythm Of The Rain』(邦題:悲しき雨音)のヒットで知られる彼らはその一発屋というように認識されているが、その一曲のお陰で'60'sを代表するコーラス・グループの一つとして知られている。(1960年の結成、1975年の解散、1995年の再結成、2004年に解散しているが、ヒット曲が生まれたのは'60's前半であった。)実際、綺麗なコーラスを聴かせていて、コーラスの良さを教えてくれるグループの一つである。日本でも『Rhythm Of The Rain』は人気の高い一曲である。本アルバムは、そんな彼らの数少ないベスト盤であって、リリース当時、歓迎されることになったベスト盤である。
収録曲は以下の全19曲である。『There's A Reason』『Second Chance』『Rhythm Of The Rain』『Let Me Be』『Shy Girl』『The Last Leaf』『Cinderella』『A Little Like Lovin'』『Awake』『Jeannie』『Vicki (My Love)』『Just Now Much Do I Love You』『Is There A Chance』『Those Were The Good Old Days』『Smewhere A Bird Is Singing』『Little Betty Falling Star』『First Love Never Dies』『For Your Sweet Love』『I Dare You To Try』。
お薦め曲は、彼らの代表曲である『Rhythm Of The Rain』と、シングル曲でそれなりのヒットを記録している『Shy Girl』『The Last Leaf』『For Your Sweet Love』、更に『There's A Reason』『A Little Like Lovin'』『Those Were The Good Old Days』をピックアップしておく。
彼らの代表曲のヒットからまもなく50年という歳月が経過しようとしているが、爽やかな雰囲気を与えてくれるところは現在でも変わらず、サウンドの方も色褪せていない'60'sの雰囲気たっぷりのものである。そして、どこかにのんびりとしている所があるのもまた'60'sらしい所である。
ということで、'60'sサウンドではあるが、美しいコーラスを堪能するということでは、たっぷりと楽しむことの出来るベスト盤である。尚、'60'sを代表する名曲として知られている『Rhythm Of The Rain』は現在でも耳にすることの多い曲であるが、この曲だけでもじっくりと聴いておきましょう!
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