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「CAPER OF THE GOLDEN BULLS」 [映画(洋画)]

表題の作品は1967年のアメリカ映画「宝石を狙え! ゴールデンブル作戦」である日本での劇場公開は1967年12月であった。W・マッギヴァーンのベストセラー小説の映画化作品である。

作品データを記しておくと、時間は105分、原作はウィリアム・マッギヴァーン、監督はラッセル・ラウズ、脚本はエドワード・ウォーターズとポール・デヴィッド・メシンガーの2人、撮影はハル・スタイン、音楽はビク・ミッチーである。そして出演は、スティーヴン・ボイド、イヴェット・ミミュー、ジョヴァンナ・ラッリ、ヴィトー・スコッティ、J・G・デヴリン、アーノルド・モス、ウォルター・スレザック、クリフトン・ジェームズ、ロマックス・スタディ、たちである。

ピーターは、かつて国際的銀行泥棒として名を知られた男であったが、現在では足を洗い、南スペインの海辺の町・サンタ・マリアでレストランを経営し、美しい恋人・グレイスと共に暮らしていた。そんな彼の元に、ある日、昔の仲間のアンジェラが現れて、銀行襲撃の計画を語った。そして、仲間に加わらなければ、勝手の悪事をばらす、と脅した。更にアンジェラは、昔の仲間・フランソワを呼び寄せていたこともあった、ピーターはその計画に加わらざるを得なかった。その計画とは、近くの町・パンプローナの祭の当日に、スペイン銀行に保管される高価な宝石で飾られている聖処女マリアの像を奪ういうものだった。で、動き出したピーターだったが、数日後、銀行周辺の地理を調べていると、ブリサール大佐と名乗る男に連れ去られてしまう。大佐は、かつてアルジェでスパイ活動をしていた頃、フランソワもその仲間だったが、彼の裏切りによってフランスの将軍が殺されてしまったことがあり、その一件以来、フランソワを探し続けていたのだった。そして、ようやくフランソワの足取りと銀行襲撃計画を知ったということだった。で、大佐は、将軍の遺族に奪った金を渡したいので協力して欲しいと頼んだ。そして、祭の日がやってきた。一味は計画通りに行動して、宝石袋を奪い、持ち出そうとして用意しておいた仕掛けを使った。が、その宝石袋は消えてしまった。というのは、グレイスが、この計画を知って、ピーターを昔のような悪事を働く世界に戻さないように手を打ったためだった。宝石は結局、元に戻り、大佐の計画もふいになってしまったが、ピーターは昔の世界に戻ることは無かった...

アクションということでは今一つ乗り切れない所もあるが、犯罪サスペンス/アクションということではそれなりに見せてくれる作品である。ただ、緊張感がもう少し欲しい所である。まあ、南スペインの観光気分といったところもある作品と言ったらいいですかね...

で、LDではリリースされていたが、DVD化されていない作品の一つであるが、DVD化されないのはやっぱり、という作品でもある。それだけに見ようとすると苦労する作品である。まあ、絶対的に見なくても、という作品ですけど...

 

↓本作のソフトがないので、S・ボイド、I・ミミューの出演作品を拾っておきます。

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  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
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ダイアモンド・ヘッド [DVD]

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タイム・マシン 特別版 [DVD]

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